KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

追記あり*おいしいシアワセ♪その2 《分子栄養学の基本とスカベンジャー》 

2012-05-15 | KOFUKU日記


《お庭のカモミールが次々に咲いてきれいです》

新しい週の始まり、南国は昨夜から雨です。
もう梅雨に入るかな?


さて、昨日は母の日でしたね。
我が家でも甥っ子ちび君が綺麗なシュシュとチョコレートと
アムさんの大好きなティラミスケーキをごちそうしておりましたわ。




母ぎみに勝る ともや世にある
生命の春にも 老の秋にも
優しく労り いとしみたもう
母ぎみに勝る ともや世にある

讃美歌437番より

世の中にはいろんなお母さんがいると思いますが、
お母様は天地にただ一人の方であることは確かですね。
母失くしてこの世にある命はありませんからね。
母と言う全ての偉大な存在に感謝します。
お母さん、ありがとう♪

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最近、お友達のお医者さんに教えて頂いている栄養学。
非常に面白いです(^^)

どういうわけか、医学と言いますか、健康的な事と言いますか
わたくし本人は確かに幼い頃、医者にはなりたかったけど
医療系にはかなり疎く、日ごろあまり気にしない性格でありますのに、
周りにはそういう意識や知識を持った方に囲まれるんであります。

ちなみに、母方の祖父は薬草に詳しく、自分で採取してお茶など作っていました。
また、父方のおじいちゃんに当たる人がおりまして
その方の家は漢方も扱う薬局でしたし、同い年のいとこも医者です。

兄貴と慕う遠縁の同業のお兄ちゃんはこれまた健康オタク。
アメリカのサプリメントを語らせたら、どこまでもって感じです。
俳優だからかもしれないけど。。。ひじょ~に若い。
もうアラフィーなのに20代にしか見えませんのです(ほんと)

まあ、そういう「いくつですか?」って仲間はかなりいっぱいいますが(笑)
俳優の若さは30代後半になると見えてくるんですよ。
もうその頃になると若い時と違って、若さを保つことに執着もなくなり、
逆に開き直ってきれいに年を取っていく人が多いからかもなぁ(笑)
30代、40代、50代の俳優の若さには仲間でも驚くことがあります。
みんな「俺らは若いんじゃなくて、馬鹿いからね~」つって笑うけど
芸能界、本当の馬鹿は消えていくからねぇ(・。・;
第一、馬鹿じゃ芸能界で生きていけないし。
勉強は出来なくても、基本的なところが頭回らない人は無理だもの。

それに俳優って意外にストイックな生活するし、健康に気を使います。
ロングランの芝居なんかになると何年も毎日舞台に立つわけで。
うちの相方さんはライオンキングで600回以上の出演記録持ってますが
それって本当に健康管理できてないとできないし、
結構、すごい事だったりするんですよ。

なんせ、身体が売り物ですからねぇ。意外といろいろ知ってますね。
特に舞台俳優は毎日毎日生もので人様の前に立ちますからね。
映像の様に風邪ひいたからお休みと言うわけにはいきませんしね。

ですから日ごろから、「風邪っぽい!」
ではニンニクとショウガの入った料理を取りましょう、
「吹き出物が出来た!」
じゃあニンジンを多めに取りましょう、と言う感じです。

夏の時期はエアコンのきいたレストランや部屋から出る時は
暑いお茶を飲んで、体内の体温調節をします。
冬は反対に少しお水などを飲んで調節したりするのです。
冬場はウイルスが繁殖しないように清潔を心がけるので
男性でも清浄用の除菌スプレーやジェルなど持っているし、
マスクも必須だし、加湿器も手持ちで持っています。
こうして考えると、意外とマメだね、俳優って(笑)

その割には、そういうのがなきゃできないなんてプロじゃねぇよ!
とか言っちゃって無茶もしちゃうのが俳優かもしれませんケド(^_^;)
まあ、そんな強さもないと確かにプロじゃ出来んわね。

更に帰天した相方さんのお父さんも健康オタクで御座います。
こちらは漢方など、大変お詳しいのです。
なんつったって、実践に次ぐ実践とデータ収集を重ね、
(得た情報はまず3か月試してデータを出して効果のあるものを続ける)
その経験をご自身で出版してるくらいなんでアリマス(^_^;)

周りにいる人も健康志向で、いろいろと研究してらして
実体験の結果からノニジュースもらったりとか
ロハス系の人も薬草やハーブとか自分で育てたりとかもしています。

皆さんいずれも、自分で根気よく実践されて
その効能を実感しているのが素晴らしいと思っています。
知識のみはだれでも得られますが、実践しての結果は本人がやってこそなので。
なので、そういう方々の真摯なあり方から善い影響は受けているかもしれません。

もちろん、栄養学やいろいろな健康実践の前に今は放射能対策が大事ですから
まずは産地の確認された野菜を除染したものを使うことが大事ですね。
それを備長炭などで除染するといいですね。

除染や被ばく対策をした上に医学的にも正しい栄養学を取り入れれば
既に研究結果や臨床例がデータとして出ているので、
安心で健康で免疫力を絵げることが出来ますね(^^)
しかも、これは実践がとても簡単なところが良いです。
だって、身体によいものを選んで食べるだけですからね。

先日は基本の基本をお伝えしましたが、
その中で出てきたスカベンジャー(掃除屋さんという意味)
これについて、またわかりやすく教えて頂きました。

注*ここで重要な事を書きもれしていました(・。・;
追記しますので、ぜひご参考ください!

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《追記分です*分子栄養学の基本的な説明》

前回はタンパクの事を教えて頂きました。

この分子栄養学で肝心なのは、メンタルも含めた身体の活動の全ての材料はタンパクで、
それが上手く回っていく為には、助酵素つまり大量のビタミンや、
微量のミネラル、金属類が必須という事だそうです。

更にスカベンジャーが必要です。
スカベンジャーとは、掃除屋という意味です。
生命活動では、必然的に活性酸素が発生してしまうのですが、
バイ菌も殺すけれども、あらゆる病気やストレス、老化の最大の犯人が活性酸素です。
その活性酸素をやっつけるのがスカベンジャー。

まとめると、分子栄養療法の要は、
良質タンパク質、大量のビタミン類、スカベンジャー、
がとても大切だということです。

それで、もっとも大切なことは、それぞれの一日に摂る量が重要なのです。

タンパクは、一日に体重の千分の一が必要となります。
例えば70キロの方は70グラムが必須となります。
食事からいくら頑張っても、半分くらいしかとれないですから、
残り半分くらいを配合タンパクで補うと完璧だそうです。

ビタミンは、肉や野菜にも含まれていますが、
一定の必要量を毎日摂るのは難しいので、やはりサプリで補うのがベターです。

厚労省の提示している量は低すぎて役にたたないそうです。
先生曰く、ビタミンの価値、概念は、お上も医者も栄養士も、
全く知らないと思ってください、とのこと。
実は物凄く重要なんだそうです。

助酵素って言われているものがありますが、
いくら良質タンパクを沢山とっても、助酵素がないと代謝が回らないそうです。
ビタミン類は、スカベンジャーの働きも併せ持つものが大半なので、更に重要になるそうです。

量は、ABCEDなどそれぞれで違い、また個人でも必用量が違いますが、
アメリカなどの総合ビタミン・ミネラルのサプリは、必要充分量含まれているとか。
ただ、今はアメリカも汚染がありますから、
南半球のが見つかれば迷わず購入するといいそうです。

少々値は張りますが(一月5000円くらい)、将
来の治療費や今の元気度UPを考えたら、安いものではないかとのご意見。
ミネラルも同時に摂れるという善い部分もありますね。


ビタミンは個々にもあらゆる場で凄い働きをしてくれますが、
全てがあって総合的に働く場面も多いので、満遍なく摂る必要があります。

量も、人により、症状により設定しなければなりませんが、
商品の服用法に従って服用して過剰症が問題になることは、まずないとか。
(国内のは全然少なすぎる)
だから、普通に飲んでいれば足りるそうです。

ただ、Cは特別で、その日の体調、疲れ、ストレス(←これが最大の活性酸素発生源のひとつ)、
などにより、必要量もかなり変動します。

大人で最低2グラム必要です。
風邪の時など、計10グラム以上をこまめに摂る場合もあります。
先生は平均6~9くらいを摂取されているそうです。

10以上を長く続けるのは、逆効果な面が大きいので、おすすめできないとか。
調子が悪いときは、一時的には大胆にいって大丈夫で結果が期待できるそうです。

AとEは脂溶性で、出来れば天然ものを、B、Cは合成で構いません。

総合サプリでは、だいたい足りてますが、
Cだけは2グラムくらいしか入ってないので、別に摂ると良いです。

薬局に必ず粉末や粒のが割りと安く売ってますので、それで充分だそうです。
一日合計2~10未満、です。
知的障害やADHDの児などに大量にあげて著しく効果が出た例が多いそうですよ。

スカベンジャーは単独でも製品化されていますが、
活性酸素とスカベンジャーの攻防は多岐にわたり種類も多いので、
また値段も高いので、様々な食品やビタミンなどで良しとして、省略してもいいと思います。

食品では、植物に多く含まれます。
ポリフェノールやフラボノイド、茶カテキンなど有名なものも、スカベンジャーでもあります。

基本はこの様な感じですが、個々の事情によりアレンジは可能だと思います。
基本を全部押さえたら、それぞれの持病や、病気のなりやすさなど、
全てに結果はかなり期待できますが、出来る範囲で、
食品でこまめに取り入れる事だけでもとても意味がある事です。



《スカベンジャーについて》


スカベンジャーは、掃除屋という意味ですが、活性酸素をやっつける抗酸化物質と、
ほぼ同義ですから、被曝対策に善い、明日葉やゴマ、生姜などはもちろん含まれます。

スカベンジャーには数千の種類があり、その多くは植物に含まれているそうです。

植物は、常に紫外線にさらされているために、動物より活性酸素の発生量が多いのですが、
それは光合成などでデンプンを作るときなどに、大量の酸素が発生するためです。
それに対抗するために、スカベンジャーも自家生産して用意しているのです。

ただし、全てが人間に有効な訳ではありません。
例えば、フラボノイドは、分子が大きすぎて、
そのまま食べても、 吸収されず排泄されてしまいます。

人間が接種できるスカベンジャーで優秀なものとなると、
まずはベーターカロチンやキサントフィルといったカロチノイドが挙げられるそう。
これらはニンジン、カボチャ、トマトなどの緑黄色野菜のほか、
柑橘類、海藻、鶏や魚の卵などに含まれています。

ゴマ、緑茶、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの仲間もかなり力強い味方です。
ゴマに含まれるスカベンジャーは、炒ると二つに割れ、
それぞれが新しいスカベンジャーになります。

また、緑茶が持っているカテキンは、熱湯だと分子がくっついて腸壁を通過出来ないので
冷ました湯でいれた方が美味しい、というのは理にかなっている訳です。

活性酸素(代表的な4大活性酸素はじめ色々ある)は、
ただでさえ、あらゆる病気や老化の原因になるもので、
放射能に被爆していれば、更に激増しているのは間違いない訳で、
スカベンジャー摂取は、誰にとっても健康管理の大きな柱の1つだと言えます。

もちろん、全ての生命活動の材料であるタンパク質の必要充分量と、
それが代謝をはじめ体内で常に有効な働きをするために必須な、
一定量以上のビタミン・ミネラル類の摂取があるのが大前提になります。


スカベンジャーを含んだ主要な食品の一覧です。


ビタミンC(水溶性。助酵素でもあり強力なスカベンジャーでもある)‥
レモン、イチゴ、みかん、柿、パセリ、トマト、ブロッコリー、ピーマン、さつまいも、番茶


ビタミンE(脂溶性)‥アーモンド、小麦胚芽、大豆、落花生、ウナギ、シジミ、カツオ、アユ


カロチノイド(脂溶性)‥緑黄色野菜、柑橘類、抹茶、赤身の魚、
            海藻、卵黄、魚卵(タラコ、スジコ、ウニなど)


ポリフェノール(脂溶性)‥ゴマ、緑茶、赤ワイン、コーヒー、生姜、
              香辛料(グローブ、ナツメグなど)、ハーブ


因みに、脂溶性の物質は、脂質と一緒に接種した方が、腸管で吸収されやすいそうです。


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如何でしたか?日々のお食事のご参考にご利用くださいね!

ところで、先日干したドクダミとカモミール、完成しましたよ~♪

  

《左が乾燥どくだみ、右がカモミールです》


どくだみ効能その1 毛細血管を強化する

どくだみは毛細血管を強化する働きがあります。
これはどくだみに含まれるフラボノイド類による働きです。
動脈硬化などで血液の弾力性がなくなると、高血圧を引き起こします。
フラボノイド類は、毛細血管の内壁を柔らかくし、強化します。

どくだみ効能その2 利尿作用

どくだみにはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは過剰なナトリウムを排出させ、
体内のミネラルバランスを保つので、高血圧予防ににもなります。
またむくみにもよいです。

どくだみ効能その3 強い抗菌作用

生のどくだみには強い抗菌作用があるので、皮膚疾患を早く治してくれます。
生のどくだみの葉をもむか、すりつぶして、青汁をつくって使います。
にきび、湿疹、はれもの、おでき、化膿症、かぶれなどにいいとされています。

どくだみ効能その4 傷口の回復を早める

どくだみには葉緑素(クロロフィル)が豊富にふくまれています。
葉緑素(クロロフィル)は皮膚組織の再生を促すので、
傷口などをきれいに治すといわれています。
昔から化膿したおできなどに、どくだみの生の葉を
もんでつけるというやり方がありましたが、
葉緑素(クロロフィル)が膿を吸出し、
肉芽組織の再生を促すので、回復が早くなるのです。

どくだみ効能その5 食物繊維で、便秘解消

どくだみには天然の食物繊維があり、便秘の解消にいいと言われています。
水溶性の食物繊維は、お腹に入って水分を含み、
胃酸で固まり、腸管を通るときに絨毛をキレイに掃除します。
そのため便秘が解消されるのです。




カモミール には
リラックス作用、利尿作用、月経・更年期の抗うつ作用、
消炎作用、保湿作用、発汗作用 等があり、
鎮静作用が一番の効能であるので、花粉症や扁桃痛にも役立つようです。
また、体を温める効果もありますから、風邪の引きはじめにも最適です。

ちなみに、私の相方さんはカモミールを「マンサニージャ」と呼んでいました。
スペイン語でカモミールの事ですが、スペイン留学中に飲んで以来とりこになり
相方さんは長い間、マンサニージャとカモミールが同一のものだと知らず
マンサニージャのお茶を探していました。
私もマンサニージャのお茶かぁ、どこにあるんだろうなぁ、
と思ってたんですが、ある日、行きつけの輸入品ショップで、
スペイン語表記もあるものを観たらカモミールに「マンサニージャ」と書いてあり、
なんだ~、これならずっと家にあるじゃん!と思ったのを覚えています(笑)




《カモミールティが大好きだった、在りし日の相方さんとピーちゃん》


私も相方さんの様に濃いめに入れて蜂蜜で飲むのがお勧めで御座います。
残ったお茶は煮だしてお風呂に入れるのもお勧めです。
カモミールのお風呂は冷えがかなり温まりますし、
なんと言っても香りが良いのですよ(^^)

ハーブティーは生花や生葉で作るのが美味しく飲めます。
ちなみにこちらや沖縄ではハイビスカスの花を摘んでお湯をかけてお茶にします。
でも今は汚染の心配があるので、除染して乾燥しての方が安心ですね。
今回のどくだみは細かく切って、ジップロックの大きな袋に詰めて3袋ほどありました(^^)
これも少し炒ってお茶にしたり、お風呂などで使ってみようと思っています。

また色々と教わりましたら、皆さんにシェア出来たらいいなと思います。
今日は教えてもらった一覧表を元にお料理を考えてみたいと思います(^^)