KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

星たちの色

2006-09-05 | KOFUKU日記
みなさんは何色が好きですか?
私は時にこころがモノクロの世界に
行ってしまう事があるけれど、
それでも「色」のあるこの世界が大好きなのです。

シュタイナー学校にいるとき、学校には優しい色が
いっぱいにあふれていました。
一年生の教室はまるでお母さんの胎内に居るように、
薄い薄いピンクのやわらかい布地で教室中が包まれています。
二年生はオレンジ、三年生は…というように、
それぞれの心の成長に合わせた色のカーテンがかけられていました。
そして、先生たちがまた不思議と毎日同じような色調の服を着てくるのです。
先生たちの服は派手ではないけれど、
上質のウールや絹や綿やホームスパンなど
手作りのものをお召しになっている事が多かったような気がします。
ある日、それをふしぎに思い、
「どうして今日は皆さんこの色なんですか?」
って聞きました。
そうしたら一枚の表を下さったのです。
それは宇宙の星達とこの世の物が連動しているのを表した相関図の様なものでした。
例えば、

日曜日 つかさどるのは太陽 太陽の音はラ 
それを彩るのは白 太陽のちからを受けた鉱物は金

月曜日 つかさどるのは月 月の音はシ
それを彩るのはラベンダーにピンクに紫 
つきのちからを受けた鉱物は銀

火曜日 つかさどるのは火の星(火星) 
火の星の音はド それを彩るのは赤 
火の星の力を授かる鉱物は鉄

水曜日 つかさどる星は水星 水星の音はレ
それを彩るのは黄 水の星の力を授かるのは水銀

木曜日 つかさどるのは木星 木星の音はミ
それを彩るのは橙色 木星の力を受けるのは錫

金曜日 つかさどるのは金星 金星の音はファ
それを彩るのは緑色 
金の星のちからを授かるのは銅

土曜日 つかさどるのは土星 
土星から聞こえるのはソの音
それを彩るのは青 土星の力をもらうのは鉛

宇宙の星たちのちからを私たちは受けて生きているのだといいます。
私はシュタイナーを深く学んでいませんが、このあり方は好きでした。
だってきれいじゃありませんか(^^)
その日、その星の力を得ているものと仲良くすると
宇宙と調和が取れて、お互いの間に
うまくハーモニーが生まれるのだそう。
それを知ってから、微妙にこれらの事を
心の片隅に置くようになりました。
以来、下着やお洋服や持ち物など、
その日のテーマカラーの物を持つようにしています。
なんとなく、宇宙の星と一緒になれるような気がするからです

みなさんも今日は火の星の色、
紅いものを身に着けてみませんか?

マイ・フェイバリット・シングス

2006-09-04 | KOFUKU日記
 好きな ことば

    ”愛”
    ”友情”
    ”人間”
    ”心”
    やさしい
     ゆき
     ゆめ
    ゆりかご
    かあさん
     ひと
    まごころ
    さびしい
     にれ
     そら


          一織


これは仲良しの険心さんの天使になられた奥さまの詩です。
とても可愛い詩だったのでこちらでもご紹介させてもらいました。
これは、大好きな言葉を並べてあるようです。
まあるい、まあるいことばが並んでて嬉しくなります。
サウンド・オブ・ミュージックと言うミュージカルの中に
「マイ・フェイバリット・シングス~私のお気に入り」と言う歌があります。
これは主人公のマリア先生が大好きなものを子ども達と歌います。
JRのCMでもおなじみですよね。(京都に行こうってやつです^^)
原曲の歌詞はこうなっています。


My favorite things~私のお気に入り

Raindrops on roses and whiskers on kittens
薔薇の花びらの雫 子猫のひげ
Bright copper kettles and warm woolen mittens
銅製の光るケトル 暖かいウールのミトン
Brown paper packages tied un with strings
紐で結ばれた茶色い紙の包み
These are a few of my favorite things
それが私のお気に入り

Cream colored ponies and crisp apple strudles
クリーム色の子馬 パリパリのリンゴのストラドル
Doorbells and sleighbells and schnitzel with noodls
ドアベル そりのベル カツレツにヌードル
Wild geese that fly with the moon on their wings
月夜を飛ぶ雁の群れ
These are a few of my favorite things
それが私のお気に入り

Girls in white dresses with blue satin sashes
白いドレスに青い飾り帯の女の子
Snowflakes that stay on my nose and eyelaches
私の鼻とまつげにつもる雪
Silver white winters that melt into springs
白銀の冬が春に変わる頃
These are a few of my favorite things
それが私のお気に入り

When the dog bites, when the bee stings
犬が噛んだり蜂が刺したり
When I'm feeling sad
悲しい気持ちになるときは
I simply remenber my favorite things
私はただ 自分のお気に入りを思い出す
And then I don't feel so bad
そうすれば そんなにつらい気分じゃなくなる


わたしはこの歌詞が大好きです。
みなさんはどんなものがお気に入りですか?
わたしのお気に入りは

ちわわのぴーちゃん
おにいちゃん
ともだち
かみさま
天使
劇場
森と山
海と雲と湖
朝焼けの空
夕暮れ
月の輪に彩られた月
こっくりとした秋
透明な冬
雪の結晶
薄氷
風を受けて銀色に翻る草の葉
風と歌う大きな木
薔薇の花びら
真っ青にちょっぴり朱を落とした紫陽花の花
野原のちいさな花
クローバー畑
段々畑
黄金色の稲穂
れんげそう
ひかる小石
流木
貝殻
歌・詩・唄
まりあ様
教会の窓

物語
童話
古い家
木の椅子とすぷーん
すうぷ
温かいもの
小さいもの
まあるいもの

それから、あなた

うーん、永遠に出てきそうで書ききれません。
こうやって書いてみるとどれもいとおしいです。
大好きっていいな



こころ

2006-09-03 | KOFUKU日記
私の生活環境の中には音楽が流れている。
私自身、毎日、人様の前で歌も歌う。
けれど実は個人的にはまだ一人で音楽は聞けないでいる。
そうなって3年半が経った。
それまでの私は活字と音楽がなかったら
生きていけない人だった。
厳密に言えば、聞ける曲と聞けない曲があり、
でもそれも一人では聴けないと言うか、
一人では聴きたくないというか。
思い出のある曲はなおさらに。
だから音楽が流れているのは仕事場か、
一緒に居る人が音楽を聴いているとき。
その流れてくる曲の中に「テルーの唄」がある。
そう、この夏公開されたジブリの映画
「ゲド戦記」の挿入歌。
私はこの唄がとても気に入っている。
声も歌詞も曲も何もかもお気に入り。
何度も流れてくるからすっかり覚えてしまった。
私は詩が大好きで、いろんな人の詩を読む。
中でも萩原朔太郎のこの詩は
お気に入りのひとつだった。


こころ     萩原朔太郎

 こころをばなににたとへん
 こころはあぢさゐの花
 ももいろに咲く日はあれど
 うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。

 こころはまた夕闇の園生のふきあげ
 音なき音のあゆむひびきに
 こころはひとつによりて悲しめども
 かなしめどもあるかひなしや
 ああこのこころをばなににたとへん。

 こころは二人の旅びと
 されど道づれのたえて物言ふことなければ
 わがこころはいつもかくさびしきなり。


この「こころ」と言う詩をテーマに
「テルーの唄」は書かれたそうだ。
この詩はわたしのこころに呼応している。
この秋、夕暮れにひとり、この詩を想い、
わたしは何度もこの唄を口ずさむに違いない。


テルーの唄

夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 空をつかんだその翼
休めることはできなくて
心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて
心を何にたとえよう 花のようなこの心
心を何にたとえよう 雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を 私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原を ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく
心を何にたとえよう 一人道行くこの心
心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを 


秋空

2006-09-02 | KOFUKU日記
今日は晴れ。
セミが鳴いてる。
でも風は秋の風。
夕べはタオルケットにくるまって眠りました。
ちわわのぴーちゃんも一緒に丸くなって眠りました。
それでもひんやり冷たい秋の夜でした。
そらには虹の輪が輝くお月様。
秋の夜はきれいです。

九月

2006-09-01 | KOFUKU日記
今日から九月です。
この前、夏が始まったようだったのに、もう秋です。
夕べは空にきれいな月が光っていて、その様子がもう秋でした。
今朝から雨が降っていて、その中にある涼やかさが秋を感じさせてくれています。
今日は素足からソックスに変わり、薄い薄い透けるような長袖のセーターを着ています。
それでも空気はひんやりとして、秋が来たんだなって思います。
これからすみれ色の夕暮れが始まります。