今年収穫したヒョウタンの最終段階。
時間と手間がかかる作業、出来栄えにも不安が先行する。
そんな中1ヶ月前に始めた作業がほぼ終了。
今年の絵付けのテーマは『菊』
こちら絵付の手法は『研ぎ出し』
何色もの塗料を塗り重ねた後耐水ペーパーで研いで行く。
今回は研ぎ過ぎてヒョウタン地肌が出てしまった部分がある。
全体的に見て違和感はないのだが艶がチョッとない。
なので透明に近いネオクリア(カシュー塗料)を全体に塗って
仕上げた。
透明ではあるが少し飴色がかってしまった。
人に見せられる様な絵など描く技量は無いので
パソコンとインクジェットプリンターを使って絵付。
タトゥーシールを使う。極薄いのでヒョウタン表面に貼っても
段差は目立たない。だが綺麗に貼るためには工夫がいる。
シールの貼付け完了後にネオクリア(カシュー塗料)を塗った。
カシュー塗料の粘度は温度依存性が高いので気温が低い
冬場は流動性が低く塗り難いし刷毛の腰の強さがいる。
三年ぶりの作業とは言え満足のいく仕上がりにはならなかった。
今もう一つ仕上げてましてね、それは良い出来に
なりそうです。