ヨシムラ・サイエンス・ラボ

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ピザ生地のパフォーマンスと金属加工

2015年05月17日 | 金属
伝統工芸と身近なものを材料科学でサイエンスするヨシムラ・サイエンス・ラボです。

今回は、金属の塑性加工方法の1つである回転加工について。

回転加工を大きく分けると、被加工材の形状により2種類に分類でき、具体的には、棒・線を回転加工する転造加工(てんぞうかこう)と、板を回転加工するスピニング(すぴにんぐ)です。

後者のスピニング加工を分かりやすく例に例えると、ピザ生地のパフォーマンスがあります。
皆さんは、ピザ生地をクルクルと回転させながら空中に浮かして、徐々に伸ばしていくパフォーマンスを見たことがあると思います。
被加工材である円板状のピザ生地を回転させながら伸ばしていくパフォーマンスはまさに回転加工であり、被加工材の形態からスピニングと言えます。

詳しくは、雑誌「ツールエンジニア」2015年2月号を見てね。

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