伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
先日、ぶらりと近所の100円ショップに行ってきました。
その時に目に留まったのが、ステンレススプーン!
その材質は、磁石を近づけるとくっつくので、高級ステンレスのオーステナイト系ではなさそうですが、驚きはその鮮やかな色合いです!
ステンレスと言えば、一般的に銀白色のものが多いですが、赤銅色、黄金色、レインボーカラーと、多種多様です。
ステンレス鋼の加飾は、薬液を使用する湿式やドライコーティングの乾式など様々な方法がありますが、一般的にドライコーティングは減圧下のチャンバー内で処理されるため、コスト高の処理方法として知られています。
今回のスプーンの仕様説明に「チタン」と書かれていましたので、仮に、この表面処理がチタン系化合物のドライコーティングとすれば、100円ショップの商品に展開できるドライコーティングのコスト競争力が素晴らしいですな。
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『トコトンやさしい金属腐食の本』(日刊工業新聞社)※好評発売中!
『原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
『ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)
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