伝統工芸と身近な物を材料科学するヨシムラ・サイエンス・ラボです。
本日は、これからブログで紹介しようと思っていることをちょっと紹介します。
それは、「銀と鉛」についてです。
銀と鉛は、特性が全く異なり、またそれぞれの金属価格も大きく異なるなど、一見、関係なさそうな2つの金属ですが、
実は関係深いのです。
その一例のお話をすると、「銀の価値を低下させた鉛」という内容です。
古代では、銀の価値が金より高かったことが知られており、例えば、当時の金製品に銀めっきを施したものもあったようです。
これは、当時、製錬技術を有していない古代人にとっての唯一の金属の入手手段である自然金と自然銀の量に関係していたようです。
しかし、その価値も16世紀に大きく変化し、金の価値の方が銀より高くなりました。
その背景には、実は鉛が関係していたようです。。。
このような、一見、なんら関係なさそうな銀と鉛について、歴史や特性、加工方法、用途などさまざまな視点で比較しながら、何回かに分けてご紹介したいと思っています。
お楽しみに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『原材料から金属製品ができるまで 図解よくわかる金属加工』(日刊工業新聞社)※2021年9月下旬発刊予定
『トコトンやさしい金属材料の本』(日刊工業新聞社)
『銅のはなし』(技報堂出版)
『身近なモノに隠された金属のヒミツ パパは金属博士!』(技報堂出版)
『ツールエンジニア 生活を支える金属 いろはにほへと』 (大河出版)
『ツールエンジニア モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと』 (大河出版)新規
本日は、これからブログで紹介しようと思っていることをちょっと紹介します。
それは、「銀と鉛」についてです。
銀と鉛は、特性が全く異なり、またそれぞれの金属価格も大きく異なるなど、一見、関係なさそうな2つの金属ですが、
実は関係深いのです。
その一例のお話をすると、「銀の価値を低下させた鉛」という内容です。
古代では、銀の価値が金より高かったことが知られており、例えば、当時の金製品に銀めっきを施したものもあったようです。
これは、当時、製錬技術を有していない古代人にとっての唯一の金属の入手手段である自然金と自然銀の量に関係していたようです。
しかし、その価値も16世紀に大きく変化し、金の価値の方が銀より高くなりました。
その背景には、実は鉛が関係していたようです。。。
このような、一見、なんら関係なさそうな銀と鉛について、歴史や特性、加工方法、用途などさまざまな視点で比較しながら、何回かに分けてご紹介したいと思っています。
お楽しみに。
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