三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

旬の毛ガニ

2008年05月12日 05時32分00秒 | おとこの料理&食

友人に北海道オホーツクの雄武町出身者がいまして、
かれから、おいしい毛ガニのことを情報で仕入れております。
毛ガニが一番おいしいのは、流氷海明けから、今の時期なんだとか。
風味・味わい・身の締まり具合など格別。
ということで、友人たちとこの時期、
「かにを食う会」というのを企画して、連年続けております。
きのうはその上、50を半ば超えて再婚した友人のお祝いも兼ねておりました。
ということで、20人ものパーティになりまして、
にぎやかに楽しみました。

で、かにであります。
大きからず、小さからず、500gというほどあいのが
一番おいしいと言うことなのだそうです。
食べるその日の朝に、送ってもらう浜ゆでのもの。
冷凍などはしていないのですね。
氷などで自然に保存させながらなので、風味が損なわれない。
雄武町の畠山水産というところから送ってもらうものです。
毛ガニを食べ始めると、みんな無口になります。
ひたすら、身を取り出すことに集中するから、没頭するのですね。
おいしいものに無心になれるというのも、いいのでしょうか(笑)。
雄武出身の友人は小さいときから、
おやつが毛ガニだったというヤツでして、
食べ方はまさにプロ級(?)。
色々教えてもらった割り方で、たのしく味噌から足先まで、みっちり楽しめました。

やっぱり旬の味わいは格別です。
オホーツクの海のうまみがぎっしりと詰め込まれていて、
飽きが来ない味わい。
500gというのも、腹ごたえの面でもちょうどほどよい。
おいしい酒が、より一層うまさを引き立ててくれます。
都合、1時間ちょっとくらいの至福の時間を楽しめました。
毛ガニ、旬の時期はもうすこし、ということ。
おいしいことは太鼓判を押せますね。
ということで、本日は食の話題でした。ではでは。

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稲庭うどん・佐藤養助本店

2008年04月06日 07時27分45秒 | おとこの料理&食

先日の取材出張では、秋田県湯沢市の山側の方で、
稲庭うどん発祥の地に近く、有名な「佐藤養助」本店がありましたので、
ものは試しと、ちょうど昼食時、行って参りました。
七代、という触れ込みですから、創業は江戸時代くらいになるのでしょう。
周辺地域を走るとわかるのですが、
近くには漆塗りの技術伝承の産業が見られます。
とくに仏壇屋さんが多いのにはびっくりいたしました。
日本で一番多いのではないと思うくらい、地場産業になっているようです。
漆塗りって、冬場の寒さが厳しくて、湿度が高いという条件の土地がいいそうです。
ということで、日本海側の積雪地域はそういう条件に当てはまる。
南は能登半島の一帯、輪島塗が有名ですね。
秋田、さらには津軽地方など、独特の文化圏を形成しています。

この佐藤養助本店がある地域も、そうした気候風土の中にあり、
その工場も見学いたしましたが、
ほとんど手作りのようにして、稲庭うどんを製造しているのですね。
粉を練ってこねて、という作業を繰り返すのだそうですが、
そういう空気感も関係しているのだろうと思われます。
しかし、いまの稲庭うどんの隆盛を築いたのは、やはりマーケティングでしょう。
そもそもが乾麺なので、観光みやげなどに最適。
それもうどんという、ベーシックな商品で物語性を持たせる地域ブランド。
そういう自己演出を心がけてきたやり方の確かさを感じます。
きっと、企業としては安定経営しているようで
本社工場周辺には、社有施設のゴルフ練習場もありました(笑)。

まぁ、そういうのは別にして
食べ物なので、楽しく食べたい。
今回は「食べ比べ」というメニューで、温麺とざるうどんの両方をセットしたものを。
それぞれの食感があって、まずまず。
細麺なので、食べやすくて、
それでいて、そこそこの麺の粘性が感じられて
腹ごたえも感じられる。お腹にやさしい食感とでも言えましょうか。
その粘性の中に、この地域の空気が練り込まれていて風土感も感じる。
というような感じでしょうね。
ごらんのように写真を撮らせてもらったのですが、
「写真撮ってもいいですか?」
と、お店のいかにも秋田美人のお姉さんに聞いたら
はにかまれてしまいました(笑)。
「あ、そうじゃなくて、うどんの写真だけれど・・・」
他愛のないやり取りにも、この土地らしさが伝わってきました。
たいへんおいしかったです、ごちそうさまでした。

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米沢ラーメン・沢田食堂

2008年03月29日 08時29分18秒 | おとこの料理&食

一時期のラーメンブームというか、
テレビ番組などの影響なのか、いまや、日本中で
地ラーメンがさかんにもてはやされていると思います。
とは言っても、わたしが巡りあうことができるのは大体が東北北海道地域。
ですから、その取材行脚の合間にいける範囲で食べに行くなかで
「お、なかなか、いいじゃん、これ」っていうのに巡りあう楽しみですね。

そういう食べ歩きの中でうれしいのは地元の人から紹介される
ごくさりげない普通っぽいお店での食事。
この米沢の「沢田食堂」さんはまさにそういう一店。
地元ビルダーさんから取材時に「あそこいいよ」と
いわれたお店なんですね。
取材先からもほんの歩いて2分ほどだったのですが、
まったくの住宅街っぽい場所なので、こんなところに食堂があるとは気付かない。
看板もそういう条件をよくわきまえて
地上5mくらいまで高く上げているけれど、
なにせ住宅街で店と看板とがなかなか一致しませんでした(笑)。
でもまぁ、なんとか、出前のご主人の車の出入りを発見したので、
「あ、あの建物が、そうじゃないか」と見つけられました。
ということで、入ってみると、厨房の方が大きな造りで、
お客さんの席は、丸椅子が5脚あるだけ。
どっちかというと、出前が中心の営業スタイルなのではないかと推測されます。
メニューもカツ丼などもある、いかにも大衆食堂。
気前のよさげなお母さんが、ごく家庭的な雰囲気の中でふるまってくれます。
こういうのが、きっと長く愛される大衆食堂の魅力でしょうね。
こんなくつろぎ、いまどき、残っているんだとうれしくなります。
そのうえ、メニューにはごく大衆的な値段しか記載されていない。
すっかり安心感が広がる、のどかな日本の風景。

っていうようなことで、出てきたのはごくあっさりした
しょうゆラーメンの神髄のようなヤツ。
スープの滋味あふれる味わいが体に優しく染みこんでくる感じがいたします。
出汁はまぁ、さっぱりした和風のもの。
麺も、ややほっそりとしたタイプ。
若い年代の方には、やっぱり「カツ丼セット」みたいなのもあり、
かもしれませんね。
そういうことで、「食堂」というコンセプトなのかも知れませんね。
でもまぁ、こちらも、最近はようやく
「○○セット」のメタボリックコースからはすこし離脱しつつあるところ。
ごくあっさりとしたラーメンだけで、満足いたしました。
ちょっと昼前に店に入ったのですが、
昼になったら、店の外に何人もの常連客のみなさん・・・。
みんな和やかな表情で席を待ってくれておりました。
こういう雰囲気というのも、この店の大きな魅力なのではないかと推測しました。
味も、その時間も、両方楽しめたお店でした。
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弘前ラーメン・味助

2008年03月22日 07時48分17秒 | おとこの料理&食

最近、弘前はたいへんなラーメンブームということ。
有名店というのは、昼時間には大体が駐車場満杯。
駅前とかではなくて、市内至る所にお店が散在しているのですね。
先週土曜日、昼過ぎに仕事が終わったので、
まだ、やっている店を探して、
青森県在住のカメラマンと、奥さんの実家が弘前で
わが家同然のスタッフふたりして、
「いや、いまならあそこがやっていますよ」「でもこっちがいいんじゃないか」
とか、かしましいやり取りを聴きながら、
期待に胸を膨らませておりました。
が、しかし、市内の有名店はどこもシャットアウトしておりまして、
がっかり、ためいきしきり、という情けない状態に。
でも、なんとか気を取り直して、
青森に向かう途中の、(なのかどうか、不明です。
って、ようするにこっちは寝てしまっていました。(笑))
やっと開いていたお店がこちら、味助さん。
肝っ玉系のお母さんが元気な声で迎えていただきました。
「いやぁ、よかった、母さんのところがやっていてくれて・・・」
というスタッフ。なんか盛り上がりすぎてしまっていましたね。

遅れた昼食だったので、
とりあえずこんにゃく串を口に運びながら、待つこと数分。
やっとご対面できたのが、ひだりの弘前ラーメンです。
ひとくちすすって、味のコンセプトが明快。
魚系の和風だしを徹底的に煮込んだ味なんですね。
10種類程度の魚の乾物を出汁に使って、濃いコクを出していました。
味付けはでも、さっぱり系でしょうか。
濃くて苦手、という人もいるんだそうですが、
わたし的には全然、ノープロブレム。
麺は地元の職人さん、まだ会社になっていないようなんですが、
その方が手作りしているものだそうで、
やや平ぺったい外観で、食感はあっさりしておりました。

食べ終わってから、お母さんとラーメン談義。
日本各地から、弘前ラーメンを食べに来る人が増えているそうですね。
味の開発には、色々な試行錯誤があったようですが、
弘前のお店各店が、それぞれ嗜好をこらし、切磋琢磨して、
このような味わいにたどりついたようです。
スープを飲み終わったあとに、丼の底から
ちょっと甘い香りが立ち上ってくる、というのがポイントとか。
濃厚な魚のうまみが、エッセンスになって残るのでしょう。

というような弘前ラーメン漫遊記でございました。
値段はうれしい、一杯500円。
ただし、遅れての昼食だったので、
晩ご飯がなんとも中途半端になってしまったことをご報告しておきます(笑)。
そうなんですよ、ちょうど3時半くらいになってしまったので、
晩ごはん、どうしようか、難しい選択になり、
結局、おかしな時間になってしまったのです。
その点はやや失敗だったといえましょうか(笑)。
でも、味は大変おいしかったです、ありがとうございました。

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市場寿司・弘前

2008年03月15日 06時23分13秒 | おとこの料理&食

きのうは青森市内の撮影が終わってから
弘前に移動。ちょうど昼時になりまして、話題のラーメン戦争ブーム
「弘前ラーメン」なわけですが、
有名店を走って探しましたが、どこも満杯。
出足ダッシュが遅れると、食べるのは難しいようです。
どこも大きな店ではなく、こぢんまりしているのですね。
味は煎り子出汁が特徴だそうで、
わたしにぴったりそうなんですが、
ブームというのは恐ろしいですね。ふ~む。
翌日も弘前なんで、再チャレンジということで、
で、やむなく店を探していたときに「市場寿司」の看板。
けっして都会的ではなく、むしろローカル、潮の息吹が感じられるデザイン。
まぁ、キッチュな満艦飾風の店舗の飾り立てに
つい、胃袋が惹かれて試してみることにいたしました。

店の人に聞いたら、回転鮨だけれど、
この「上寿司定食」がオススメということなので、それを注文。
5分ほど待って、出てきたのが写真の品です。
回転鮨だと、2カンずつで目移りする間に食べ過ぎてしまうけれど、
これは1カンずつなので、いろいろなお魚がまんべんなく食べられる。
お魚の個別判定は写真とメニューを比較してください。
これにうれしい、ホタテ入り味噌汁がセットになっています。
お寿司はそれぞれが大ぶりで、シャリネタともたっぷり大きめ。
わたしは、最後に玉子焼きにたどりついた頃には
ほぼ満腹、シアワセの絶頂でございました。
やや苦手の白身魚脂たっぷり系のトロカジキ炙りも、思いの外うまかった。
他ももちろん、歯ごたえ、うまみとも合格点以上。
玉子焼きも手作り感が感じられて、久しぶりにおいしく食べられました。

ということで、お値段は924円なり。
まぁ、ちょうどいい値段と言えるのではないでしょうか。
東京で、この内容なら3000円くらい払わされそうな感じがいたしますね。
っていうか、こういう店はないでしょうね、きっと。
わたしは充分満腹でしたが、
スタッフには、回転寿司らしく、これに追加して
地元の牛、旬のイカなどを。
こういうのもいいと思いましたね。
ということで、青森県では多店舗展開しているお店だそうです。
「市場寿司」まずまず、オススメのお店でした。ではでは。
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高速PA新メニューコンテスト?

2008年03月12日 06時17分16秒 | おとこの料理&食

やっぱりわたしと同じような人は多いようで、
って、まぁ、誰が考えても似たようなことは考えるもので、
やっていました、高速PAのメニュー選手権。
いつ見たのか、思い出せないけれどテレビを眺めていたら
ストーリー展開風にして、コンテスト風景をやっておりました。
たぶん、NEXCO東日本と広告代理店からの仕掛けで
どこかのテレビ局が広告取引の結果、
こういうパブリシティ企画を案出したのに違いありません。
まぁ、そのあたりは当然の展開でしょうから、
別段目くじらを立てることではない。
ようは、こうした企画がどのように意味があるか、どうかです。
今年のグランプリは、宮城県長者原の上りPAのメニューが受賞。
「伊達のとらふぐ膳」1460円也。
なんですが、さすがに1日限定20食ということで、
午後2時頃には完売という残念な事態に遭遇です(笑)。
まぁ、わざわざ、食べられる時間にそのPAに行くというのも
ありえない話なので、きっと食べられることはないのではないかと思いますね。
ただ、そうした選手権の狙いはなんなのか、
単なる話題づくりではなく、
もっと積極的な意味合いを込めたいというのなら、
もっと、多くの人が食べることができるメニューが選ばれるべきだと思います。
限定20食と言うことは、食材の仕入と、
提供価格のことなどを考えたとき、メニューとしては背伸びしたものと
言わざるを得ないのではないでしょうか?
とらふぐが仙台で獲れるとは聞いたことがないのですが、
この食材の魅力だけでなく、
価格とより多くのみなさんに提供できる安定的なメニューとして
ぜひ、競いあっていただきたいと思いました。
名物を育てるという意味では、やはり地元で豊富に獲れる食材で
そのうまみを十分に活かした高速PAらしいメニュー
そういう基準で選んでいただきたいものだと思います。

これが選ばれるのなら、来年はフランスあたりから
フォアグラでも仕入れて、縁もゆかりもない北海道の江別あたりのPAが
なにか考えても、選ばれちゃいそうな気がするのは
さて、食べられなかったひがみでしょうか(笑)。

っていうことでしたが、
空腹もありやむなく、このPAでは比較的においしい、
広東麺風のラーメンをいただきましたです、って、
こっちはまぁ、結構おいしいのですよ。
ぜひ、普段から食べられるヤツでの勝負を期待したいですね。
でもまぁ、食べ物ですから、新メニューで大衆価格で
なおかつおいしくて、っていうようなものは難しいでしょうね。
こっちが欲張りすぎだと思いますけど・・・。
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仙台泰陽楼もやしラーメン

2008年02月14日 06時36分14秒 | おとこの料理&食

B級ですね(笑)。
まぁ、庶民的な味わいを求めるグルメ求道記、久しぶりに行きます。
どうもわたし、もやしラーメンに深い愛着がある。
なぜといえば簡単で、
生まれ育った実家が「もやし」製造業で、
そして、子どもの頃からさっぽろラーメン産みの親の
三平ラーメンの大宮さんが生家にもやしを購入に来ていたのですね。
って、そういうのは自分の味の好みとは関係ないエピソードではありますが、
その後、実家の仕事をアルバイトで手伝ったりしていまして、
それはラーメン店などへの業務用もやしの配送なんです。
免許を取ったらすぐに休み期間中、やっていまして、
勢い、さっぽろラーメンの食べ歩きをやっておりました。

そんな経緯や、体験が微妙に味の好みに影響していくものなのか、
いまや、すっかりもやしラーメン党になっております。
しかし、もやしラーメンという名前自体も、そのように名乗っているかどうか、
店によってはわからないのですね。
控えめに「野菜ラーメン」とか、もやしが主体だけれど、
他の野菜炒めも混ぜているケースも多い。
そこへいきますと、仙台で結構好きな大衆中華の「泰陽楼」の
こいつは、そのまんま、「もやしラーメン」なんですね。
中華らしく、やや軽く「あん」がかかっている。
そのスープを引き連れつつ、シャキシャキ感のある歯ごたえのもやしが
「小気味よく」口の中でハーモニーを奏でてくれる。
で、スープで出汁の風合いをかみしめながら、
ややほっそりとした、やややわらかめの麺にたどりつく。
あつあつ、といいながら、はじめは少ない本数の麺をすすり、やがて、
もやし、麺、もやし、麺、という交互の食感を楽しむ。
まぁ、ときどきレンゲでスープも楽しむ。
っていうような繰り返しが、腹の中で豊かな時間を感じさせてくれる次第なんです(笑)。

値段は、覚えていない(笑)。
500~600円ではないでしょうか?
まぁ、大衆中華の値段ですね。
さっぽろラーメンとはまったく違うラーメンなんですが、
どうも最近は、こういう系統にすっかり嵌っておりまして、
家で作るラーメンも、麺が細めになってきております。
わが家の坊主も、鍋料理の締めの麺など、すっかり細麺好みに変化。
さてさて、みなさんはお好み、いかがでしょうね。ではでは。

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帯広豚丼ぱんちょう

2008年01月28日 06時19分05秒 | おとこの料理&食

きのうはリフォームセミナーで講師。
短時間のお話しとはいえ、Powerpointデータの作成など作業は時間が掛かる。
豪雪の面倒を見ながらで、時間が取れず、
結局、朝早く3時頃から起きて準備したので、
さすがに疲れて爆睡、なんですが、
やはり連日の雪かきで、体のあちこちから疲労感が吹き出してきましたね。
やや遅れて来るようになるのは、加齢の特徴だそうで、
やれやれではありますが、熟睡できたので、やや持ち直してきています。
それと、やはり運動を続けているので(って、大雪のおかげですが)
だいぶん、体が軽やかには感じられてきております。
カミさんからも「あれ、なんか、スッキリしてない?」とか言われています(笑)。
疲れはしていますが、体を使っているのは気持ちが良いですね。

で、しばらく食べ物ネタがなかったことに気付きまして、
本日は、帯広豚丼ぱんちょうです。
わたしはどうも、これまで、帯広郊外の「白樺」のジンギスカンは好物で、
取材の度ごとに行っていたりしたのですが、
「ぱんちょう」の豚丼ははじめてであります。
帯広といえば、この2店というのが決まり相場なんですが、
不思議とご縁がなかったのです。
どうも、初めて帯広出張に来たときに、よくわからない店で食べた豚丼が
どうも、わたし的にはイマイチな感じがして。
それ以来、豚丼を避けてきていたようなのです。
で、今回は団体での会食になったので、自然の流れで食べられた次第。
列車で帯広に着いたのが12時前、
そうなると、おあつらえ向きに、というかこれしかない、という展開で、
駅前の「ぱんちょう」となったワケなんですね(笑)。

肉の盛りつけ具合で、松・竹・梅という順番にメニューになっています。
ところが、この店では松が一番少なめ、大衆向けで、
梅が一番、高級大盛りということだそうです。
なんでも、店の女将さんが「ウメ」というお名前で、そうなっているとか。
という次第ですが、全員、メタボリック心配症候群のおじさんたち、
控えめに「竹」を注文いたしました。
メニューは豚丼しかないのですが、あと、味噌汁の具材でいくらか種類。
ということで、運ばれてきたのが写真のもの。
竹でも、豚肉が丼からはみ出しています。むむむ。
梅だと、肉が下にくっつくほどに垂れ下がっているのだそうです。
この豚肉にご飯という取り合わせなワケですから、
メタボリック撲滅に立ち上がっている食糧庁に公然とした反乱を仕掛けていますね(笑)。
野菜とおぼしきものは、添えられたたくあんのみ、という潔さ。
ということで、ひたすら、メシ・肉・メシ・肉・・・
という快適循環、一気通貫です、すごい。

で、食後、わたし万札しか持ち合わせがなく、
ワリカンまとめの支払い役になったのですが、従業員の方がご高齢の方が多く、
なかなかの順調ぶり(笑)。
さすが、名店と感じ入った次第であります。
うまかった! けど、もうちょっと安く、早くして欲しい「ぱんちょう」でした。
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そば打ち忘年会

2007年12月19日 05時56分16秒 | おとこの料理&食


きのうは、仕事関係の仲間内の忘年会。
毎年、そばを打って舌鼓を打ちながらやっている会。
いつも誘いは受けていたのですが、仕事の日程が
なかなか折り合わず、ことし初めて参加できた次第。
そういう趣旨の会なので、
会場は会長さんの近隣の「そば屋」さんの店舗を借りてやっています。
なので、住宅街の真ん中にあって、忘年会なのに
クルマでなければ行けないような場所。酒が入るのに、困ったものなんですが、
まぁ、なんとか迎えに来ていただいて、参加できました。

で、わたしはそばは初めての体験でして、
興味津々とはじめのうちは見学させていただきました。
二八そば、ということで、ブレンドしていますが、
粉は石臼で挽いて貰ったものなんだとか。
会員の方が製粉屋さんから直接購入してきたものだそうです。
「スーパーとかで打ってるやつはダメですよ」ということ。
ということで、もうやりたくなってしまいまして・・・、
粉をこねていくのですが、なかなか楽しい。
500gの粉に対して、水の分量はおおむね半分ほど。
それを何回かに分けて、注いでいきます。
そうこうしながら、こねているとだんだん手応えが出てくる。
次第に団子状になっていくのです。
このころには、けっこう力を入れるので、汗ばむほどの運動量。
それをこんどは丸く伸ばしていきます。
それから、棒を使って広げて伸ばしていく。
適度に伸ばしたら、3つ折りにたたんで、切っていく作業。
ちょうど、写真のようなところですね。
これも、そば屋さんの器具を使わせてもらうので、
なんとか切ることができました。
加減がなかなか難しい。とくに左手側の押さえの力加減がコツのよう。
ほっそりと、食べやすそうに切るのには慣れが必要と思いました。

ゆでるのも、ほんの一瞬くらいなんですね。
これは本職のご主人にお願いしました。
自分が打って、切った、やや太めの(笑)ヤツが出てくると冷や汗とともに
なんともいえない「愛着」も感じられるものです。
まぁ、味はそばですから粉のほうで決定している部分でしょうが、
まずまず、おいしく、そしてなにより楽しく(笑)、いただけました。
で、おいしい地酒の「限定品」も飲んでみましたが、
酒を飲んでから、そばを食すと、これがまた、いい。
よく通の人が、そばをさかなに日本酒を飲む、と聞きますが、
それが理解できた感じがいたしました。
なんというか、そばの味が舌に鮮烈にわき上がってくるようなんです。
う~む、奥が深そうで、やばそうです(笑)。
こういうのに、めっちゃ弱いんですよね、ハマりそうな予感プンプンの
そば打ち体験でした。
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みそ煮込みうどん

2007年11月19日 06時39分27秒 | おとこの料理&食

きのうは秋田にて取材、その後仙台でオープンハウスを見学後
札幌便最終でようやく還って参りました。
10日からですから丸8日間の旅程がようやく終了。
さすがに疲れがどっと襲ってくる最終便。
体に中にはため息ばかりしかない、状態でのフライト。
還ってみると札幌はうっすらと白い世界。
短時間で、日本列島半分を駆けめぐったワケですが、
さすがに日本は多様な気候風土ですね、ホント。

ただ、昨日の秋田で感じましたが、
日射の量では日本海側と、太平洋側で大きな違いがあって
どんよりと冷たいみぞれの秋田から、
曇天で寒いけれど、やや日射しが感じられる太平洋側へ出ると
やはりほっとできます。
札幌って、そういう感じ方でいえば日本海側の感じなんですが、
寒さがむしろ爽快な透明感で、湿気が雪になってしまえば、
空気感自体はからっとしてしまう、乾燥感があります。
冬場にコンクリート工事をすると、乾燥度が高い、
という地域性がありますが、北海道ではこの冬の乾燥感が特徴なのか?
どっちかというと、四季を問わずドライな空気感が高いかも知れませんね。
あくまでも感覚的なことですが・・・。

写真は岐阜県恵那市で食べたみそ煮込みうどんです。
味が濃いめなので、ごはんもいっしょというケースが多いそうですが、
北海道から来ると、塩味加減はまぁ、こんなものかなぁ、でした。
なので、ごはんはほんの少量で。
うどんのもちもち感はさすがで、ボリューム感はなかなかでした。
写真整理していたら、やはりこんな写真に目が止まって、
とりあえず、こういう雰囲気が恋しくなっているのでしょうか(笑)。
やれやれと、ひとごこちを取り戻しつつある今朝であります、ふ~。
中身のあるブログは、申し訳ありませんが、明日以降に。
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