三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ヨコハマ年末散歩

2014年12月31日 05時13分26秒 | Weblog


さて年末を利用した家族旅行。
あれこれ騒動も巻き起こりながらの道中ですが(笑)
どんなできごともそれなりに楽しい。
きのうは鎌倉から横浜と、神奈川県を散策であります。
というか、カミさんと娘の買い物を中心にした旅程。
あちこちと振り回され、アッシーにさせられるのですが、
そういう忍耐も、家族関係には不可欠なもの(笑)。

なんですが、横浜の新スポット、
赤レンガ館ゾーンでは、店内の様子にやや男衆は閉口。
入れものとしての装置、建築はいいと思うのですが、
ひとびとを呼び寄せるソフトウェアとしての部分では
どうなんだろうかなと、ややガッカリ感が。
でもすごい人出で、みんな「どんなことがあるのだろうか」と
目を一杯に開いているのですが、
とくに興味を惹かれるものは感じられない。
横浜は明治の開港以降、発展してきた街なので
移植された洋風文化、というようなことに徹底的にこだわって
そういう方向でアピールするのが正解なんでしょうが、
そういうものだけでは、今日の社会状況の中では
ノスタルジックな文化情緒だけになっていく可能性が高い。
もう一歩、どのような都市文化進歩の可能性があり得るのか
模索が続いているのが現状なのでしょうね。
北海道から見ると目を奪われる人口の多さで
まことに贅沢な「停滞」でありますが、
そんな印象を受けた次第であります。

さて、家族旅行も本日まで。
わずかな時間ですが、楽しんでいきたいと思います。ではでは。

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明治神宮「期日前初詣」

2014年12月30日 07時54分19秒 | Weblog


さてきのうは、あいにくの雨模様でしたが、
クルマで移動しているので、まぁいいだろうと都内観光に。
一番最初に向かったのは、やはり年末年始のお休みなので
敬意を表して、明治神宮へのお参りであります。
というか、家族旅行で東京にはときどき来ているけれど、
明治神宮にはなぜか足が向いていなかったのです。
雨ですが、やっぱり明治神宮・原宿周辺はけっこうな人出で、
とくに海外観光客のみなさんの姿がいっぱい。
感覚的には、3割くらいはそうしたみなさんのように感じました。

ということなので、クルマの駐車場をどうするかと、思案。
そう考える間もなく、原宿警察署前の明治通り路上に
なんと公共の時間パーキングが空いていた。
灯台もと暗し、というか、イヌも歩けば棒に当たる、であります。
どうせ神宮にもっと近い場所の駐車場は高額で、
しかも待ち時間も長い可能性が高いと判断して、
即座に停めて、1時間以内に帰ってくる旨、家族に徹底の上
ダッシュ気味に神宮参詣に向かいました。
なんですが、想定以上に期日前初詣客(笑)が多く、
思うようにはスピードを上げられない。
その上、全国の酒造・ワイン製造メーカーの奉納酒飾りで
「あ、あそこもある、ここもある」とか歓声を上げて、
その後、参詣路を歩いていたら、写真のような「明治神宮」側の提灯飾り。
で、そこに何回かお会いした内田祥哉先生のお名前が。



時間がないので(前記理由)
詳しく情報を得ることは出来ませんでしたが、
どうやら間違いはなさそうだなぁと思われました。
そうか、先生はこういう関係でも、一番上にお名前が出る存在なんだなぁと
改めて知ることが出来ました。
で、期日前初詣は無事終了し、路上駐車ポイントまで急ぎ戻りましたが、
ほぼ定時ジャストに帰ってくることができました。
お参りで罰当たりすることなく、ほっとひと安心であります。


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福島県いわきで餅つき

2014年12月29日 05時07分50秒 | Weblog


27日から家族旅行で関東に来ています。
わが家は、娘が沖縄那覇、坊主は神奈川にいるので、
父母が札幌から関東に来て落ち合うのがいちばん合理的。
1日遅れた娘ともきのう合流できて、楽しい家族旅行中。
なんですが、知人のいわきの豊田設計さんから案内があって、
震災で取り壊される運命だった中之作地域に建つ古民家を
地域のみなさんのコミュニティの場としていっしょに再生利用させようと
がんばっているイベントとして
年末餅つき大会をやる、ということで、
足を伸ばして、福島県浜通りまで遠征したのであります。
そんなかれの生き様を、わが家の家族にも感じさせられたら、と
遠路はるばると訪問した次第です。
この古民家のことは,Replan誌面や東北の住まい再生情報誌などでも
取り上げてきているのですが、
住宅建築と言うことを超えて、
地域のひとびとの元気を呼び起こす行動だなぁとリスペクトしています。

まぁそれはそれとして(笑)
なんといっても、餅つきって無条件に楽しい。
日本人が寄り集まって祭りをするという機縁として
もっともふさわしいイベントだと思います。
しかも、この餅米自体、近在の勿来~なこそ~地区でみなさんが
自ら手植えして育ててきたお米なのだそうです。
それを刈り取って、しかもそれを自家製の「かまど」まで造作して
薪の燃料で炊きあげて、
集まったみんな、老若男女みんなで餅つきしようというのです。
まことにすばらしい。
わが家坊主も餅つきを体験させてもらいましたが、
腰つき、イマイチではありましたが(笑)、無事につきあげた。
熱い思いがこっちにも伝わってきて、
すがすがしい気分を共有させてもらいました。
でも豊田さんもかわいい1歳の息子さんも、奥さんも
実は風邪を引いてしまっていて、インフルも疑われるというので
ご家族には窓ガラス越しのご挨拶になってしまった。
準備とかなんとか、いろいろ大変だったのではないかなぁ・・・。
早く元気回復してもらって、
さらに地域の元気を盛り立てていって欲しいと
願わずにはいられません。
お土産に購入させていただいた「のし餅」、
こどもたちのお正月祝いに持たせてやりたいと思います(笑)。


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敗戦国体制はいつまで続くのか-2

2014年12月28日 06時16分46秒 | Weblog


3日前の続きであります。
戦後70年が経過する来年、いつまで日本人は「敗戦国」という立場に
主観的にも、客観的にも堪えていけるのかどうか
そういう大きな疑問がわき上がってきていると強く思うのです。

投票率が低くて、とか、他野党が選択に値しなかったというような、
タメにするとしか思われない選挙結果への論難があるけれど、
安倍晋三政権が2度にわたって絶対多数を議会で占めたのには
やはりそれなりの、いまの日本人の多数の「民意」が
そこにあると素直に見なければ
およそ、民主主義社会とは言えないのではないかと思います。
棄権が多い、というのは、いまの野党に投票するよりも
問題や違和感はあったとしても、安倍政権の継続の方がまだまともであると
そういうように日本人は判断しているということを証している。
その原因として、わたしとしては、
やはり朝日新聞の問題が気にかかる次第。
結局、朝日新聞をはじめとする「戦後民主派」の姿勢は、
戦後日本を規定しているアメリカ従属国という現実の固定化、
戦勝国からの敗戦国に対する「敗戦国史観」の強固な押しつけを
もっともお先棒として担ぎ回り、そのためには
多少のウソも(!)かまわない、というスタンスだったことに
多くの国民が気付きはじめてきたということだと思います。
そういう勢力が力を持ち続けていた戦後日本のありように、
大きな疑問符がつき始めている。
「戦後政治の総決算」というのは、まさに保守側からの揺り戻し、
敗戦国史観から抜け出したいという希望の表れであると。
このことのきっかけは、中韓両国との最近の関係に帰する。
多くの国民は、敗戦国としての態度を取り続けるのは
アメリカに対してなら仕方ないと思うけれど、なぜ中韓両国に対して
永遠に敗戦国としてのスタンスを取らされなければならないのか、
そのことに日本国民は素朴に疑問を持ち、
繰り返し、そのような強迫的なスタンスを取ってくる両国国家に対して
強い嫌悪感を持つに至ってきたということだと思う。
70年以上も前のことを執拗に言い続ける隣国への嫌悪感は
ある臨界点を超えてきていると思う次第です。
千年間恨みを持ち続けると言い放ってくる隣国に
ほとほと愛想が尽きてきている。じゃぁ、話し合う意味はほとんどない、と。
そして朝日新聞は、そういう両国に対して「敗戦国史観」の押し売りを
目的的に継続してきているのだということが明らかになってきた。
そうでありながら、まともに謝罪しようともしなかった。
で、本質論として、やはり70年も経っても
敗戦国家から免責されることは永遠にないのだろうか、
国家間の条約締結によってすら、そういう戦争関係を清算できないのだろうか、
そのことの論議が必要ではないのか。

こういう状況に対する明確な変化が出てこない限り
言い換えれば、敗戦国史観の刷り込みこそが
民主的でリベラルなのだと押しつける愚に野党側が気付き、
そこから転換して、違うスタンスに立って現政権側に対峙しない限り
何度選挙をやっても、多少のスキャンダルで政権側を攻撃したとしても
たぶん、日本国民は現野党側には政権を委ねようがないのではないか。
こういうことへの野党側の気付きを期待したいのだけれど、
いまのところ、そういう動きはまったく見えてこない。
国民から政権選択の機会を奪っている現状はたいへん残念です。
こういう国家戦略としての本質論議を期待したいと思います。


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宿題たっぷり(泣)年末年始休暇

2014年12月27日 04時08分02秒 | Weblog


みなさんお疲れさまです。
たぶん、きのうが大多数の会社で仕事納め。
ご多分に漏れず、わが社も最終日でありました。
なんですが、進行中の案件がトラブルになっていて、
その打開策を案出して再構築するのに、
朝1番から打合せがあれこれとありました。
なんとか、メドが立てられたけれど、今度は時間が全くない。
当たり前ですね、仕事納めの当日に打ち合わせしているのですから(笑)。
さらに年明けの案件でスケジュール調整絡みも発生して複式方程式的課題発生。
コナン君的な解決策案出も同時進行・・・。
ということで、休暇の予定は予定として、
結局、休暇で出かけた先でもたっぷりの宿題三昧になりそうです(泣)。
一方で、休暇の予定まではまったく考えが及ばない。
まぁ、家族が会えればそれでいいか、といったところであります。

きのうは、銀行に行ってもどこも長蛇の列。
道路もあちこちで大渋滞だらけ。
そんな大忙しの日なのに、札幌地方は時折の大雪。
まことに困ったもので、忙しさの中で雪かきまでもしなければならない。
そんな慌ただしい1日を過ごしておりましたが、
沖縄にいる娘とカミさんのLINEのやり取りを見ていたら、
娘の方も、忘年会にも出られないくらいの仕事パンパン状態のようです。
まぁ大変だけれど、まことにありがたいことでもあるので、
流れに身を任せて、淡々と状況に向かって
心を落ち着けて対応して行くしかありません。
っていうような日々を過ごしているワケでありますが、
ブログ更新は、ことしもここまで1日の欠けもなく
なんとか毎日書き続けてこられました。
内容はともかくとして(笑)、こうして続けてくると、
自分の考えの整理整頓には大変に役に立っていると実感しています。
また、facebookなどでの多くのみなさんとの交流にも
たいへん気付きが多く、勉強になったと思っています。
一応仕事納めは過ぎたわけですが、
そんなのまったく関係なく(笑)、残りわずかな年末も、また新年以降も
毎日更新を継続していきますので、よろしければ、
ご愛読願えれば幸いであります。ではでは・・・。


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なでしこ表彰・忘年会2014

2014年12月26日 05時27分00秒 | Weblog


きのうは弊社の年末の締めくくり会議~忘年会。
忘年会は毎年、若い年代のみなさんに幹事役をやってもらっていますが
ことしはなぜか、ピンポン大会付きの忘年会。
自慢じゃありませんが、わたしは卓球オンチハンパない。
恐怖の時間を過ごしておりましたが、
いざ始まってみると、意外とラケットにボールが当たる(笑)。
ダブルスでやっていたのですが、
戦績は1勝3敗と、なんとかひとつは勝ち星を挙げた。
手加減してくれて,大感謝であります(笑)。

で、無事忘年会も終わる直前になって、
協力していただいているカメラなどの外部スタッフのみなさんから
写真のようなサプライズケーキが!
以前にご案内しましたが、わが社は、女性が活躍する職場として
札幌商工会議所さんから表彰を受けたのであります。
「なでしこ表彰」というのですが、



24日には札幌商工会議所によるこんな新聞広告も
北海道新聞に掲載されまして
それを外部スタッフのみなさんから祝福していただいた次第です。
いや、本当にありがたく感謝感謝、であります。
この表彰については
年明けにもまた取材などが予定されていて、
いろいろな意味で、企業イメージ向上に役立たせていただいています。
なんといっても、スタッフの元気がぐっと盛り上がってきている、
会社の雰囲気が明るく前向きになって来ていることを
大きく実感させられています。
能力豊かな女性のみなさんが、
力を発揮できる職場環境になるよう今後とも
大いに考えていきたいと思っています。
善意を寄せていただいたみなさん、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。



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「敗戦国」体制はいつまで? -1

2014年12月25日 07時46分52秒 | Weblog


来年は「戦後70年」という区切りの年だそうです。
日本人としては、こういった「区切り」という感覚は社会全体にはない。
けれど、中韓両国ではこういう意識が強いようです。
最近は、アメリカの「進歩派」メディアが相次いで
「日本の右傾化」への警鐘とでもいうような記事を書いている。
日本にとって、もっとも主要に敗れた国・アメリカとの関係が
現代に連なってくる「戦後」の出発点だったことが、
もっとも核心的なポイントであることは言うまでもない。
たぶん、日本人の大多数は、アメリカに負けたとしか思っていない。
間違っても中国に「負けた」と思っている人はいない。
いわんや、日本の一部であった韓国に負けたと思う人はいない。
その「アメリカの対日戦略」がすべてにおいて優先するのでしょう。
これはやむをえない。
しかし、そのアメリカの戦略自体も、転々と変化せざるを得ない。
その時そのときの「アメリカの都合」が最優先されるのだから、
日本としての整合性ある国家戦略は見通せないのは無理がない。
こういう桎梏の中に、「戦後日本」は置かれてきた。

第2次大戦後、戦勝国アメリカは、徹底的に日本をコントロールした。
2度とふたたびアメリカに楯突くような国にしない、
という国家戦略を持って、それを日本に対して発動させてきた。
アメリカは当初、基本的にこのようなスタンスで臨んできたけれど
東西冷戦構造の中で、日本の地政学的な位置は
アメリカにとってもかけがえのないポジションにあることが明白になり、
経済発展というアメを与えたりもしてきた。
共産主義の脅威に対しての「不沈空母」として
実質的な属国としての価値は、
もっとも対共産主義危機の高まった朝鮮戦争後も
一貫して高く推移してきたのでしょう。
そういう体制が一番脅威にさらされたのが、60年、70年の
安保改定時期だったのだろうと思います。
アメリカとして一番怖れたのは、なによりも「反米化」だったのだろうと。
ケネディ次弟が、早稲田の学生相手に民主化は支持するとメッセージし
一方で敵役を岸首相一個に集約して、
親米政権と基本政策を守ったのは、「反米化させない」という
日本の左翼に対する注意深い戦略が成功した証だったのでしょう。
日本の左翼、リベラルという存在は
アメリカに対する態度において、まことに中途半端な存在だった。
それは、反米化しない範囲での単なる「反権威・反自民党」だった。
冷戦終結後、日本の政治で起こったのが、
ほぼ無価値になった社会党の解体だったことが象徴的です。
アメリカの立場から見れば、常に取引をするネゴシエーターは
国内的にはやや腐敗臭を感じる存在である自民党で、
一方の反対陣営には、まったく現実感のないきれいごとしか言わない、
国際政治的には無価値な存在だけを容認してきたと言える。
憲法9条によって国が守られるなどと言う
ユートピア思想を信奉する集団まである状況は、まことにのどか。
やっぱり、基本的にはアメリカが都合の良いように作ってきた政治状況が
今日の日本の政治状況であり、東アジアの情勢である、
というのが基本認識にならざるを得ない。けれど、
そういう国際的桎梏の中では、戦後日本という国家は
まことに絶妙に国家運営をしてきたと言えるのかも知れない。

長くなりました。昨日に続いて、住宅ネタとはまったく違って恐縮ですが、
また明日以降に書きたいと思います。


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サイバー空間での戦争危険性

2014年12月24日 06時28分50秒 | Weblog
北朝鮮によると見られるソニー子会社のパロディ映画への攻撃が
大きな波紋を呼んできている。
過去の戦争とは違う概念での「戦争」が、
サイバー空間を舞台にして仕掛けられている実態が見えてきている。
全米での映画公開を直前にして、テロ発生脅迫への危惧から
公開を見送ったソニー子会社の判断に対して
明確にオバマ政権は異議を唱え、「相応の対応」を取ると明言した。
仕掛けられたサイバー戦争行為に対して、報復を明言したに等しい。
現代の情報技術の基盤を形成しているサイバー空間・インターネットの
主導権・覇権を独占的に握っているアメリカが、
どんな手段を選んでくるのかと見ていたら、
さっそく、北朝鮮のインターネットが9時間以上、使えなくなったと言われる。
北朝鮮のインターネットへの接続方法の情報が明示されたり
イスラム国に北朝鮮製の武器が渡っているというような情報もさっそく出てきた。
断片的にこうして情報が出てきているけれど、
さて、どんな「作戦行動」がおこなわれたのか、まだ情報は明瞭ではない。
今後起こりうるサイバー戦争というものがどんな形になるのか
そのひとつの「機会」ではあるのだろうと思う。
少しずつしか情報は出てこないだろうが、
仔細の状況について注意深く見ていきたいと思っております。

現代での「戦争」は、まちがいなくサイバー空間は大きな「戦場」にはなる。
今回の事態では、その問題の起点が
日本企業・ソニー子会社作成の映画であるという状況を通じて
日本社会も現代戦争に関わることは避けられないことが明確になった。
オバマ政権によるソニー子会社の判断への批判とは
安全最優先・人命最優先という日本的・経営的価値観判断が、
それとしても危機を呼びうるという事例を示している。
そもそもこういう映画を制作したことについてのマネジメント、危機管理面で
日本関連企業・社会の体質に疑問が突きつけられたともいえる。
言論とか、文化というような事柄も
安全保障の枠組みから完全に無縁ではあり得ないことが理解出来る。
余談にはなるけれど、中韓両国による反日のアメリカ社会への「仕掛け」なども
広義の意味では、安全保障に属する部分があると思う。
いやそれでも言論の自由の原則に沿って、
覚悟を持って、国家間のあつれきに発展するような事態になることも仕方ない、
自分には責任も関係もないという「朝日新聞」のような姿勢も、
あって悪いとまではもちろん言えないけれど
しかし少なくとも、自らの行動・経営判断が
現代では戦争の起点にもなり得ると認識すべきだというのは
経営をしていく上では常識になってこざるを得ない。
とくにグローバル企業としては、避けられない経営リスクになり得る。
いずれにせよ、今回の事態、注視に値すると思います。
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鎌田紀彦&吉野博両先生を囲む忘年会

2014年12月23日 06時27分51秒 | Weblog


さてきのうは仙台での忘年会ラスト。
新住協の鎌田紀彦先生は、ことし室蘭から仙台に拠点を移され
本格的に新住協の活動に注力されることになりました。
一方、東北では「住まいと環境 東北フォーラム」が吉野博理事長のもと
活動が活発に行われてきている。
そういった経緯から、吉野理事長からの発起で
Welcome鎌田先生という形の忘年会が内輪で企画されたのです。
両方の活動に関連していると言うことで、
お呼びが掛かって、わたしも参加して参りました。
わたしどもも、北海道と東北の両方で住宅雑誌を発行していますので
さまざまなかたちで、深い関わりがあります。
仙台市内の会場で、総勢7名での会合。
吉野先生と鎌田先生は、東大工学部大学院での同窓生。
1期下だという東北工業大学・石川善美先生と3人を中心にした集まりです。
その他は、コーナー札幌・菊地 洋さんと新住協・久保田さん、
東北フォーラム・酒井善光さんとわたし。
鎌田先生とも久しぶりにお会いできて、
いろいろに情報交換が出来て、まことに有意義に過ごすことができました。

同窓とはいえ、活動されてきたエリアも違うし、
熱環境と建築システム工学というように
いわゆる専門領域にもやや違いがある。
しかし、日本の高断熱高気密住宅についての
お二人の果たされてきた役割は大変大きく、
そのふたりともが仙台を中心に活動されていくことから
どうも北海道から、東北に中心的な動向が移っていくかも知れないと
そんな一抹の不安感を、北海道人であるわたしとしては抱くのですが
鎌田先生からは、今後も北海道での活動にはいささかも変化はない
というようなお話しもいただけました。
基本的には学究としての旧交を温めるという会であったわけですが
今後、協力できる部分では協調し合って
東北の,日本の住環境改善に向けた取り組みをして行く方向が
会話の端々で話し合われていました。
新住協は、NPOから一般社団法人へ組織が変更になる途上。
一般社団法人としては、来年から活動が本格化します。
今まで以上に、東北仙台での動きから目が離せなくなりそうであります。

という趣旨だったので、写真撮影は遠慮して
神さまへの参詣のような気分だったので、ごらんのような写真としました(笑)。

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つるつる路面・厳重注意報

2014年12月22日 04時52分48秒 | Weblog


写真は、昨夕5時過ぎに「融雪剤」を購入に行ったDIYショップ駐車場。
完全なスケートリンク状態で、歩くのも危険きわまりない。
わが家入り口前、事務所駐車場など、月曜に備えて
融雪剤や、砂利などの滑り止めが不可欠な状況になっています。
札幌地方、このところ積雪したり、雨で融雪したりしていましたが、
その後、寒さが襲ってきて、きのうは
路面の圧雪が完全凍結して、路面が完全につるつる。
わたしは4WDに乗っていますが、それでも路面が滑る。
カミさんはFWに乗っているのですが、
ちょっとした路面の凹凸でクルマの制動が利かなくなる。
日曜日でそれほどクルマが多くなかったのですが、
それでも各所で渋滞の原因になっていた。



こうした路面では、まだゴム製であるタイヤを備えたクルマの方が
歩行者よりも安全とは言えるのですが、
しかし、氷の凹凸加減ひとつで、スリップや横滑りの危険がハンパない。
慎重にタイヤが空回りしないように、
クルマをそっとやわらかく操作する必要があり、
けっして急発進的にエンジン回転を上げたりしてはいけない。
このままの状態で仕事のクルマとかも増えたら、
朝は、どんな状況になるか,ちょっと不安であります。
わたしは本日、仙台に移動するのですが、
留守中、事故などがなければと願うばかりであります。
まぁ12月に入ってから雨が降って雪が融けるなどということは
これまで北海道の冬ではあんまり経験していない。
ということは、巨視的には温暖化の影響なんですが、
一方で寒さの方も、厳しくもある。
いろいろな意味で気候変動による未経験なことが起こってきますね。
まずは安全第1で、乗り切っていきたいと思います。
みなさんもお気を付けて。

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