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みなさん連休スタートはいかがお過ごしですか?
北海道のわたしどもとしては、ちょうど間に合ってくれたサクラが
格好の鑑賞週間になりそうであります。
わが家、夫婦だけの黄金週間、
なにやら恒例になってきている北海道内長距離弾丸ドライブ。
まだまだ体力には問題が無いと言うことで、
夫婦で運転をシェアしながら、あちこちと足を向ける予定。
きのうは北海道の天気は全般に下り坂でしたが、
早朝というか、深夜3時ころに家を出て、
函館まで走って、7時過ぎには谷地頭温泉にて疲れを癒やし、
五稜郭にて観桜スタートであります。
昨年も道南に来たのですが、今年はちょっと雨模様。
それでも、かなりの人出で花見気分が盛り上がる。
やはり建築とサクラというのが、日本人的にはピッタリくる。
上の写真は五稜郭の函館奉行所を背景としました。
その後、さらに足を伸ばして松前に。
こちらではご存知の松前城建築とのコントラストであります。
そういえば、日本人に花見の習慣が根付いたのは
徳川吉宗が、庶民の娯楽として江戸にサクラ名所を公開したのが
その大衆化に寄与したとされている故事のように
サクラと城郭建築というのは似合いの関係であるのかも。
弘前のサクラが日本一といわれるのも、
その背景としてのコントラスト装置としての城郭建築が
ぴったりとハマるということであるのかも知れませんね。
そういえば武士道や武家文化伝統とサクラの散り際の潔さは、
オーバーラップしてくるものがあると思いますね。
どちらも日本人的な感受性に似合っているとも考えられる。
北海道では、そんな日本人的感受性を合わせて楽しめるのは
道南地域に限られる。五稜郭にしろ、松前城にしろ、
北海道と言うよりは、より「日本」を感じさせる風土なのですね。
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ということで天候をにらみながら、
サクラや春の訪れを愛でる黄金週間を楽しみたいと思いますが、
本日はなんと、起き抜けにあられも降っておりました(泣)。
で、こうした観桜めぐりの結果、
きのうの「歩数」はめでたく10,000歩突破であります。
ありがたくもめでたい、連休初日でありました。