三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【オオウバユリ開花&暮らしデザイン塾in日高】

2016年07月14日 06時11分53秒 | Weblog
わたしが勝手に散歩路での開花標準判断個体にしているヤツが
ついにご覧のように、開花いたしました。
北日本の方で咲く花なのに、この花はなぜか湿度のある
それも森の中などを好む植物だそうです。
背丈もけっこうな高さになるもので、
この個体は1.5mくらいの高さになっております。
これくらいの個体がある密度で集中的に繁殖している。
まるでたくさんのコロポックルがお話ししているような
アイヌの人たちのそんな想像力を、長きにわたって育んだ
一種のお伽噺的たたずまい、群生を見せてくれます。
あ、コロポックルっていうのは、アイヌ民話に登場する小人さんたちのこと。
この時期の森の中に、こういった姿でそっと立っている。
花はごらんのようなナチュラルグリーンですが、
雰囲気としてはまことに豪奢な印象を伝えてくる。
そっと耳を澄ませば、なにかを語りかけてくるような花びらの様子。
その花ひとつひとつが、なんともユーモラスで個性的。
たぶん、本州以南のみなさんには馴染みのない花でしょうが、
北海道らしい、野花の一つだと思います。

さて、明日15日には北海道・日高で当社の「暮らしデザイン塾」が開催されます。
会場は新ひだか町公民館で午後1時開場、1時半スタート。



これは地域の工務店・ビルダーのプロ向けの住宅建築セミナー。
今回は新住協・鎌田先生が講演していただけます。
先生に地域工務店が生き残っていくための建築技術を開示していただき、
同時に、いっしょにデザイン要素も考えていこうという企画。
活発な「地域建築おこし」になれればと思っています。
今のところ地域のビルダーさんを中心に50人以上の参加予定であります。
さぁ、頑張るぞと。

コメント
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