2016年11月9日
ずいぶん肌寒い。
とりあえず水系のようすでも行くか。
今日は、本流の岸部を観察していくことにした。
HYD地点では、水は比較的澄んではいたが魚たちの姿は見当たらない。遊泳魚も底魚も。
YMT地点では、例年のポイントが干上がっている。野草も生え放題で近づくのがおっくうだ。
MNM地点へ行くことにする。必ず魚はいるし、釣れるはずだ。
水底の様子が下の写真だ。枯葉が細い用水路から流れ着き堆積しているのが分かる。
もう少し深みを、と移動してみる。覗いても濁っていて底まで見ることができない。
と、水面近くにふわっとまるで木の葉のように動かずに浮かんでいる魚がいた!
「カネヒラ」だ!
エサを目の前にそっと沈めても身動き一つしない。
産卵行動を終え、精も根も尽き果て、後は「落ち葉のようにヒラヒラと底に沈んで逝く」のを待つばかりなのだろう。
落ち葉と同じようにベントス(底生生物)の養分となっていくのだろう。
一応、竿を出してみる。ハスやオイカワの若魚ばかりが釣れた。
やっと、1尾のカネヒラを釣り上げた。
黒い点がヒレについている。黒点病だ。吸虫類が寄生した部位にメラニン(黒色色素)が集まったからだ。
鱗もかなりはがれている。皮膚の粘膜が減ってきてはがれやすくなっているのかもしれない。
何よりも「ポップアイ」といって目が飛び出ている。体の抵抗力が落ち、エロモナス菌などによる感染症にかかっているようだ。
繁殖行動に加われないほどに小さかったことで、何とか生き延び、エサに食いついたんだろうね。
10月は、少しヒレなど傷みがあり疲れ気味のようだけど、下の写真のようだったんだぞ。
9月下旬は、元気ハツラツで下の写真のようだったんだぞ。
秋という季節への変わり目として有名なのは紅葉や落ち葉のような気がする。
でも、川の中だって季節への変わり目はしっかり目に見えて訪れているんだよね。
舞い落ちる カネヒラ ヒラヒラ 水底へ
ずいぶん肌寒い。
とりあえず水系のようすでも行くか。
今日は、本流の岸部を観察していくことにした。
HYD地点では、水は比較的澄んではいたが魚たちの姿は見当たらない。遊泳魚も底魚も。
YMT地点では、例年のポイントが干上がっている。野草も生え放題で近づくのがおっくうだ。
MNM地点へ行くことにする。必ず魚はいるし、釣れるはずだ。
水底の様子が下の写真だ。枯葉が細い用水路から流れ着き堆積しているのが分かる。
もう少し深みを、と移動してみる。覗いても濁っていて底まで見ることができない。
と、水面近くにふわっとまるで木の葉のように動かずに浮かんでいる魚がいた!
「カネヒラ」だ!
エサを目の前にそっと沈めても身動き一つしない。
産卵行動を終え、精も根も尽き果て、後は「落ち葉のようにヒラヒラと底に沈んで逝く」のを待つばかりなのだろう。
落ち葉と同じようにベントス(底生生物)の養分となっていくのだろう。
一応、竿を出してみる。ハスやオイカワの若魚ばかりが釣れた。
やっと、1尾のカネヒラを釣り上げた。
黒い点がヒレについている。黒点病だ。吸虫類が寄生した部位にメラニン(黒色色素)が集まったからだ。
鱗もかなりはがれている。皮膚の粘膜が減ってきてはがれやすくなっているのかもしれない。
何よりも「ポップアイ」といって目が飛び出ている。体の抵抗力が落ち、エロモナス菌などによる感染症にかかっているようだ。
繁殖行動に加われないほどに小さかったことで、何とか生き延び、エサに食いついたんだろうね。
10月は、少しヒレなど傷みがあり疲れ気味のようだけど、下の写真のようだったんだぞ。
9月下旬は、元気ハツラツで下の写真のようだったんだぞ。
秋という季節への変わり目として有名なのは紅葉や落ち葉のような気がする。
でも、川の中だって季節への変わり目はしっかり目に見えて訪れているんだよね。
舞い落ちる カネヒラ ヒラヒラ 水底へ