2016年11月11日
世間的には「ポッキーの日」とか言われているが、「介護の日」とか「ピーナッツの日」とか・・・
11月11日はいろんな記念日でもある。
そこで、足腰の弱った私は、かみさんに介護されつつピーナッツをかじりつつ、KM地点へと出かけた。
「30分ほど釣って撮影したら、きみの行きたい所へ付き合うから。」
「分かった。」「約束守ってよ。」
という訳で、釣れたのはヤリタナゴを筆頭に、タモロコ・フナ類・カネヒラ・・・・・・
そして、アブラボテである。身近なよく釣れるタナゴの一つである。
この日釣ったのは、下の写真の2尾。

地点の景色はこんな感じ。

記録撮影中、ずっとかみさんは釣っていた。ちなみに大きい個体を釣ったのはかみさんだ。
「撮影終わったん? もう、このまま釣っとってもええよ!」 上機嫌である。
いや、約束通り撮影含めて1時間弱で終えて、かみさんの行きたい所へ向かった。
後で、ぐぢぐぢ言われるネタをつくってはいけない。
さて、アブラボテは、中上流域や、下流域でも伏流水が湧き出ている所でよく釣れる。
そのために、大邸宅の庭にある程度の大きさの池で釣れたりもした。
アブラボテという和名は、「油色のボテジャコ(小魚)」という意味からである。
英名もoily bitterlingと「油色のタナゴ」ということだ。
どこの国でも考えることは同じようなものかも知れない。
中上流部が生息環境として適しているということは、異なる河川間での出会いやデートはできない。
同じ河川の支流と支流でも離れていれば、同様である。
よほど、大洪水が起きて川が氾濫し、隣の川と「こんにちは」になるとか、
火山活動で川の流れが変わったり、氷河期に海水面が下がって川がつながるときしか出会えないのである。
それは、少なくとも数千年以上の単位で起きる自然現象であるから、長い間同じ水域内でのおつきあいを重ねるのである。
織姫と彦星は、雨が降ると出会えないというが、それくらい我慢したまえ!
晴れて出会える年の方が多いじゃないか!
と、いうことで水域ごとにバラエティ豊かな体色だったりする。
黒・こげ茶・うす茶・黄色・緑がかるなど・・・・・・
下の写真も、私かこの2年間でいくつかの水域で釣ったアブラボテの一部だけど、ね? いろいろでしょ?

当然、かつてはつながっていたお隣の国韓国には、離れてからの年月の長さのために「チョウセンボテ」「コウライアブラボテ」という近縁種にわかれていたりする。
つまり、淡水魚は出会えないことが「種を進化させる大きな原動力」になってるし、「進化時計のバロメーター」なのである。
人の手で移動させると、こうしたバラエティに富んだ地域ごとの良さがなくなってしまう。
アブラボテに限らず、淡水魚はそれぞれの地域で、環境で、たくましく「瑞々しく生きて」ほしいものである。
世間的には「ポッキーの日」とか言われているが、「介護の日」とか「ピーナッツの日」とか・・・
11月11日はいろんな記念日でもある。
そこで、足腰の弱った私は、かみさんに介護されつつピーナッツをかじりつつ、KM地点へと出かけた。
「30分ほど釣って撮影したら、きみの行きたい所へ付き合うから。」
「分かった。」「約束守ってよ。」
という訳で、釣れたのはヤリタナゴを筆頭に、タモロコ・フナ類・カネヒラ・・・・・・
そして、アブラボテである。身近なよく釣れるタナゴの一つである。
この日釣ったのは、下の写真の2尾。

地点の景色はこんな感じ。

記録撮影中、ずっとかみさんは釣っていた。ちなみに大きい個体を釣ったのはかみさんだ。
「撮影終わったん? もう、このまま釣っとってもええよ!」 上機嫌である。
いや、約束通り撮影含めて1時間弱で終えて、かみさんの行きたい所へ向かった。
後で、ぐぢぐぢ言われるネタをつくってはいけない。
さて、アブラボテは、中上流域や、下流域でも伏流水が湧き出ている所でよく釣れる。
そのために、大邸宅の庭にある程度の大きさの池で釣れたりもした。
アブラボテという和名は、「油色のボテジャコ(小魚)」という意味からである。
英名もoily bitterlingと「油色のタナゴ」ということだ。
どこの国でも考えることは同じようなものかも知れない。
中上流部が生息環境として適しているということは、異なる河川間での出会いやデートはできない。
同じ河川の支流と支流でも離れていれば、同様である。
よほど、大洪水が起きて川が氾濫し、隣の川と「こんにちは」になるとか、
火山活動で川の流れが変わったり、氷河期に海水面が下がって川がつながるときしか出会えないのである。
それは、少なくとも数千年以上の単位で起きる自然現象であるから、長い間同じ水域内でのおつきあいを重ねるのである。
織姫と彦星は、雨が降ると出会えないというが、それくらい我慢したまえ!
晴れて出会える年の方が多いじゃないか!
と、いうことで水域ごとにバラエティ豊かな体色だったりする。
黒・こげ茶・うす茶・黄色・緑がかるなど・・・・・・
下の写真も、私かこの2年間でいくつかの水域で釣ったアブラボテの一部だけど、ね? いろいろでしょ?

当然、かつてはつながっていたお隣の国韓国には、離れてからの年月の長さのために「チョウセンボテ」「コウライアブラボテ」という近縁種にわかれていたりする。
つまり、淡水魚は出会えないことが「種を進化させる大きな原動力」になってるし、「進化時計のバロメーター」なのである。
人の手で移動させると、こうしたバラエティに富んだ地域ごとの良さがなくなってしまう。
アブラボテに限らず、淡水魚はそれぞれの地域で、環境で、たくましく「瑞々しく生きて」ほしいものである。