私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ウミタナゴ:釣り人に惨敗! の巻   釣査55種目改

2017-09-28 07:06:24 | 海水魚
2017年9月24日(日) 南方漁港見聞録

ウミタナゴである。


1月11日に、55種目として1匹だけたまたま釣った。
それ以来のご対面である。
今回は、キチンと釣ったという自負があるので、改めて紹介である。

思い切って遠方へドライブがてら新ポイント下見がてらに出かけた。

南方にある瀬戸の島のこんな所でオッサンたちが釣りをしとる。


「横、いいですか?」
「ええよ。」
ということで、さっそくいつものタナゴ竿を出す。


オッサンたち、3~4間ののべ竿で、いいサイズのサヨリをポンポンあげよる。
コチトラ1間のタナゴ竿。
おこぼれをねらうも全然群れが近づいては来ない。

近づいてきたのはスズメダイとやぶ蚊。




長い竿さえ出せばな・・・・・・と思いつつ、
食うためでなく、「タナゴ竿でどれくらい出会えるか」をテーマにしとるんじゃけ、とガマン!

オッサンに釣りやすい漁港を教えてもらい、ソソクサと移動。

こんな所。


後ろにかかってるしまなみ街道の大きな橋がキレイじゃね。

と、ここでもオッサンたち、いいサイズのアジをサビキでポンポンあげよる。
おこぼれをねらうもサビキしかけの深さが4~5m。
届かんわな。

釣れるのはアイゴの子ばかり。
釣れそうでハリスを切ってポットンお帰りになるのはヒガンフグ。

「やったあ~! 違うもん釣ったど~」


イソギンポじゃないかいっ!

と、かみさんの竿が大きくしなって、冒頭のウミタナゴなのである。


「ええいっ! ワシも釣るんじゃっ!」と意地になって座り込み。
きました、ウミタナゴ。






8ヶ月ぶりに釣れたのは嬉しいといえば嬉しいのだが、
これまで他の釣り人たちにめったに釣果で負けんかっただけに、
今日の惨敗に次ぐ惨敗は少ししんどかったなあ。

かみさんのふりそそぐ口撃
「長い竿も持っとるじゃろ? 使おうやあ」
「リールもサビキもあるじゃんか。 使わんといけん」も、ツライ。

子どもも年寄りも若い娘さんでも気軽に楽しめる釣りとして紹介してたのに、
こんなに苦しい釣りになるなんで・・・・・・。
5日後に話をまとめたのもそのせいかもしれん。

ま、この日この漁港でイソギンポ釣ったのはワシだけや。




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グラスゴビー:帰路の障壁・疝痛編

2017-09-28 06:47:50 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 4日目(2017年8月2日・水) その⑰

体長1cmほどのグラスゴビーである。


人間の欲望に限りはないのだとあらためて知った。
この日、想定をはるかに超えた大収穫だったというのに、
池で、田んぼで、メコン川本流で、その枝川で、大満足なはずなのに・・・・・・

「最初の池、よかったよなあ~」
「モンドリしかけとったら、もっとイロイロ出会えとったかなあ~」
「そうよ、夢中になっとったけえ、モンドリ沈めんかったわなあ~」
「もう、二度と来んじゃろうし・・・・・・(次の日も来たケド)」
「ちょっと寄るか。」

と、いうことで午前中コーフンしまくった池へ。


吸い寄せられてしまった。2人ともすっかり中毒患者である。

つくづくお金持ちにならなくてよかった、と思う。。
へたに金もうけしちゃうと、もっともっとほしくなっとるわ、私は。

夕暮れも近い。
1発勝負だ。
3ヶ所にしかけて、しばらく釣りをして待つことに。
釣りは、午前中の多目釣りがウソだったかのように極めて不調。

モンドリを上げてみることに。
浅場にしかけたヤツ・・・・・・ゼロ。
釣れたポイントのヤツ・・・・ゼロ。
深場にしかけたヤツ・・・・・・なんか白っぽいゴミのような・・・・・・

「うわっ! グラスゴビーじゃがっ!  水! 水用意して!」 隊長がおらぶ。
「うわっ! 水汲みバケツ忘れたがっ! 車! 車に戻るわ!」 私がヨタヨタ走りだす。
「なんしょん。 グラスゴビー弱ってしまうがっ! 急いで!」 今はグラスゴビーが何より尊い。

ヒレが傷んでいるのは、モンドリの網ですれてしまったせいみたい。


さて、コイツ名前のとおり「ガラスのようなハゼ」である。
「透明なハゼってめずらしいじゃん」なんて思うのは、チッチッチッ! まだまだ若い。
日本にもシロウオと呼ばれる透明なハゼが、日本各地の河川をさかのぼってるのである。
春の風物詩なのである。

コイツもシロウオも弱ってくるとだんだん体色が白くなっていくんだなあ。




「さ、帰ろか。今日は宿も決まっとるし。」
全く予定にない魚たちにポンポン出会えた一日だった。
興奮の連続だった。

帰路、車中で右脇腹に疝痛が走る。
アブラ汗がダラダラ流れる。
「尿管結石ちゃうか? 大丈夫か? トイレ寄るか?」
その言葉に、今日一日まったくおしっこをしてないことに気づく。
疝痛とは関係ないと思いつつ、ガソリンスタンドへ。

いやあ、一日中遊んだなあ~、もう疝痛で死んでもいいや。
ところが、疝痛はスルスルおさまっていった。
たぶん、ぼうこうパンパンやったんやね。
宿へ戻り、ベッドにゴロリ。
念のため、晩飯をぬくことに。

やさしい隊長、自分もパンで済ませることにし、
サプリメント系飲み物とヨーグルトを買ってきてくれた。
このヨーグルトが絶品。
今まで生きてきた中で最高の味だったのである。

「隊長の気づかいがきっと味を深めとるんじゃ・・・・・・」と、目をうるませつつ、やっと4日目終了。
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