私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

マハゼ・ウロハゼ:水彩画② アニキからの贈り物

2017-11-07 17:59:01 | アート・カルチャー
2017年11月7日(火)

アニキの描いた水彩画の紹介②。

マハゼとウロハゼである。


釣った時のブルブル・・・・・・という感覚がよみがえる絵だ。

「ウロハゼがちょっとねえ」 という人は事情をよく知らん人である。(そんなもん当事者しか知らんわ)

彼は、ウロハゼを釣っていないし、じっくり見てもいないのである。
あくまで想像だが、夜、家に戻り、クーラーボックスを開ける。
84匹のマハゼに混じる1匹のウロハゼを探す。
アネキが初めて釣った、たった1匹のウロハゼを。

その時にはすでに体色は退色しているのである。(なんちゃって)
苦労して見つけたそのウロハゼのヒレを広げ、シミジミと眺める間もなく調理に入る。

弟の歓待に応えんが為なのか、ウロハゼをウロ覚えで描いた、最初の1枚なのである。
見事としか言いようがないではないかっ!
こういう時はウロウロではなく、ウルウルするもんなのである。

想像する力は、
私の場合、時に妄想となり、暴走するが、
兄の場合、優しい絵となり、滲み出るのであった。