私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヒメキトンボ:ああ幸せのトンボよ!お前は何処へ? 編

2017-11-10 05:26:57 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 8日目(2017年8月6日・日) その③

ヒメキトンボである(と後日知った)。


日本では八重山諸島に、東南アジアでは普通に見られるトンボらしい。
確かに、タイにいる間アチコチで見かけた。

さて、トゲウナギを採り、調子にのる隊長と
この日ろくに釣れず、アジアゾウにのることも拒んだ私は、
一路ミャンマーとの国境を目指し、北進するのであった。

高原でこんな看板のかかる川に出た。


「雨模様やし、チャチャッと釣りだけしよか?」と隊長。
釣りを拒む理由など毛頭もない。(頭毛はまだあるぞ)

またまた絶好のポイントを陣取りつつ何も釣れない中、
「釣れたあ~っ!」へっちょこで釣ってた隊長の声。

コック川でなじみになったミスタコくんである。

※ ミスタコリュカス・オブトゥシロストリス ( Mystacoleucus obtusirostris )

次々に釣り上げる隊長を横に、まったく釣れない。

「ワッ! 何か稚魚おるっ! タモ網ですくうわっ!」 絶好調の隊長。


「ニゴイの稚魚に似とるな~。何じゃろ?」 嬉しそうに撮影を続ける隊長。

鯉に似とるという理由で似鯉、では似鯉に似とる魚を何と呼べばいい? ニニゴイかいな?

はしゃぎまわる隊長、じっとウキを見つめる私・・・・・・。

隊長、この川での捕獲にすっかり飽きたみたいだ。

とうとうこのヒメキトンボの撮影に。


挙句の果てに、土手のこんなトコでお休み。


次に立ち寄った釣り堀横の水路では竿を出す気にもなれず・・・・・・


さらに立ち寄ったお寺の横の水路でもボウズ。


ああ、幸せのトンボよ、何処へ?
お前は何処へ翔んでゆく。