2019年7月4日(木)
キタマクラ(223種目)
この1枚は翌日に釣りなおして撮った奇跡的な1枚。(私には)
背ビレ・尻ビレ・尾ビレを全部開いてる瞬間だから。
ま、何枚撮ってもこうなっちゃったり
プイッと向き変えちゃうのよ。
さておき、6月25日のこと。
漁港で最初コイツを見つけたときは大興奮。
採ったことも釣ったことも一度もなく、展望塔で見ただけなのだから。
ヤッキになって顔先へちぎったゴカイを落とすこと数回。
「釣った~っ!」 大騒ぎ、大騒ぎ。
さあ、丁寧に撮影しなきゃ!
ところが、この日のデジカメ絶不調。
何枚も撮って、これが唯一まともなのかな。
ま、出会えると思ってなかった初物だから嬉しい、嬉しい。
ところが、しばらく後のこと
「コレ、キタマクラなん?」と姉貴。
「コイツ、キタマクラじゃろ?」とかみさん。
「ワシも釣ったで!」と兄貴。
なんでいっ!
どいつもこいつも・・・キタマクラも・・・
翌日もう一度訪れたときは、さらに増えてる。
アッチコッチにおるじゃんかっ!
1尾釣って撮りなおしたのが冒頭の写真なのである。
釣らないよう気をつけねばならん魚に成り下がってしまった。
挙句の果てにかみさんが
青と金色のしま模様に着飾った大きなオスを釣った。
実に毒々しいまでのカラーリングなのだ。
いろんな部位をキッチリ撮影したケド、のせるのはやめとく。
小ぶりで愛らしいメスや未成魚とは大違い。
ま、キタマクラという名の通り猛毒の魚。
「えっ? どういう意味なん?」という人は近くのお年寄りに確かめてみてね。