私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

キタマクラ(釣査223種目)豹変!:南紀生き物出会い旅⑤

2019-07-04 09:57:40 | 海水魚

2019年7月4日(木)

 

キタマクラ(223種目)

この1枚は翌日に釣りなおして撮った奇跡的な1枚。(私には)

背ビレ・尻ビレ・尾ビレを全部開いてる瞬間だから。

ま、何枚撮ってもこうなっちゃったり

プイッと向き変えちゃうのよ。

 

さておき、6月25日のこと。

漁港で最初コイツを見つけたときは大興奮。

採ったことも釣ったことも一度もなく、展望塔で見ただけなのだから。

ヤッキになって顔先へちぎったゴカイを落とすこと数回。 

「釣った~っ!」 大騒ぎ、大騒ぎ。

さあ、丁寧に撮影しなきゃ!

ところが、この日のデジカメ絶不調。

 何枚も撮って、これが唯一まともなのかな。

ま、出会えると思ってなかった初物だから嬉しい、嬉しい。 

ところが、しばらく後のこと 

「コレ、キタマクラなん?」と姉貴。 

「コイツ、キタマクラじゃろ?」とかみさん。

「ワシも釣ったで!」と兄貴。

なんでいっ!

どいつもこいつも・・・キタマクラも・・・ 

 

翌日もう一度訪れたときは、さらに増えてる。 

アッチコッチにおるじゃんかっ!

1尾釣って撮りなおしたのが冒頭の写真なのである。

釣らないよう気をつけねばならん魚に成り下がってしまった。 

挙句の果てにかみさんが

青と金色のしま模様に着飾った大きなオスを釣った。

 実に毒々しいまでのカラーリングなのだ。

いろんな部位をキッチリ撮影したケド、のせるのはやめとく。

小ぶりで愛らしいメスや未成魚とは大違い。

ま、キタマクラという名の通り猛毒の魚。

「えっ? どういう意味なん?」という人は近くのお年寄りに確かめてみてね。