私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

蕗と燕と芽花野菜

2021-03-21 18:21:40 | 日常
2021年3月21日(日)

あれは忘れもしない昨日のことである。(基本忘れんわな!)

野鳥観察の散歩中、声をかけてくれて、おいしい蕗の摘み放題の爺さんへ
「そうは言うても何かお礼くらいせんとね」
「そうやな! 失礼にならんよにせんと人間失格や!」
おせんべ1箱買って、ハサミとエコバッグ持って・・・
(またまた蕗をもらう気満々なのは言うまでもない)

「あんたらこんなことせんでもええのに・・・」
「いやいや、去年からお世話になりっぱなしで・・・」
「好きに蕗摘んでってや~っ!」

と、蕗をたくさんいただいた帰り道・・・

「あんたら、ブロッコリー要らんな?」


うわあっ! 驚いたぞおっ!
別の畑の爺さんから声かけてくれたわあっ!

「要ります要ります!」
「くださいください!」
「あっ!そんなに沢山!うちは2人なので・・・いいんですか?」
「ありがとうございます!」

ペコリ!と頭を下げた先の電線でも、ツバメがペコリと2羽。


たんまり蕗とブロッコリー抱えて・・・
「わしら、もらい物ばっかり続くなあ・・・またお礼せんといかんな!」

目先のことしか考えてないとか、鼻先の人参とか
目と鼻の先とか(それはちょっとちゃうで!)
サラリーマン時代は、ついつい自分のご都合ばかりに陥ってたけどねえ。
こうして、近所の農家の方々の無償のご厚意はありがたいものだねっ!

ちなみに、ブロッコリーの和名は、芽花野菜とか芽花椰菜とか書くらしい。

もう春はすっかり芽と花の咲き

知人からのメール

2021-03-20 18:47:40 | 俳句
2021年3月20日(土)

知人からのメールに、こんな画像が添付されてた。


先日行われた『オンライン句会』で、最優秀句になってその賞品が届いたからおすそ分け、とね。

御朱印帳と、夏井いつきさんの俳句投稿誌『伊月庵通信』
よく見ると、以前「西日本豪雨災害」のとき、役に立てばと何千枚も配って回った手ぬぐいにのせてる。

御朱印帳には、御朱印が


『伊月庵通信』とそのメモ帳には


夏井いつきさんのサインが入ってる!

いつもいつも知人に言いきかせてるハズなのだが・・・
「写真は要らんのんじゃ! 本物をくれ!」と。

ホンマ、趣きや優しさに溢れ心に響く俳句をつくる人だし
とうてい私なんぞ足元にもおよばない人なんだけど・・・

なんだけどね、コイツ、まちがいなく根性はゆがみまくっちょるんぞっ!

おめでとう!
そして、チックショ~!

私は、メールと写真のお礼、そして秘めたる嫌味・皮肉を込めて

祝福のメールにテングチョウの写真つけて送ったった!

てめえ、天狗になるんじゃねえぞおっ!

ハイタカ? オオタカ? 大きタカ!

2021-03-19 17:55:02 | 鳥類
2021年3月19日(金)

ハイタカかなあ?


朝、いつものゴミ捨て係。
金曜は『再生プラスチック』の日だから軽いし、天気もいいし・・・

と、今週は「ツバメが飛び始めたじゃん!」と空にデジカメ向けかけて・・・

「あ~っ! タカじゃあっ!」
ゴミ袋手にまじまじと鷹見上ぐ

こんなに空高く


トビ(トンビ)とタカの区別がつくようになったのはコロナ禍の思わぬ副産物。
ノスリでもミサゴでもない。

ワクワクしながら図書館へ行って・・・
『図鑑 日本のワシタカ類』文一総合出版をペラペラめくって、メモをして・・・

日本に生息するワシタカ類のうち、体の下面が白く灰色の横斑があるのは以下の4種。
ハヤブサ・ツミ・ハイタカ・オオタカ

ボケボケ画像をさらに拡大して


ハヤブサとツミは大きさが違うし、初列風切り羽()が5枚。
コイツはを数えたら6枚。
だから当てはまらない。

となれば、ハイタカかオオタカのどちらかだ。

続いて、初列風切り羽の一番長いやつで、黒筋の模様()を数えると6本?
オオタカは7本以上になり、ハイタカは7本以下らしい。

さらに、ハイタカは尾羽の形が比較的角ばってみえるということから・・・

文頭に戻って、「ハイタカかなあ?」という楽しい初生き物のお勉強。

さほど市街地から離れてない我が家で、トンビ以外のワシタカ類が舞うとはねえ!

『ゴミ捨てなんてなあ~』なんて言ってるそこのお父さん!
トンビとタカの区別がつかないそこのお父さん!
わずか100歩の散歩で、楽しいこと見つかるよお~っ!

藪からウグイス

2021-03-18 17:53:02 | 鳥類
2021年3月18日(木)

ウグイスに出会った!


散策がてら、堰付近の水生生物の様子を見に出かけ


まだまだスジエビやハゼ類の遡上には早すぎて・・・
ま、河原を歩くのもいいかと思ってたら・・・

やたらすぐ近くで『ホーホケキョ!』と騒ぐ鳥の声。

どうやら藪に囲まれたこの枯れ木が怪しい。


そっと近付く。

お~っ!ケツを向けてるウグイスじゃあ~っ!


鳴き声は、毎日我が家でも聴くけどね、野生化でのウグイスをウグイスと認識して見たのは初めて!

『ギェーンッ!ギェーン!』とけたたましく鳴き、飛び去ったキジも見たし
眼の前の河原から土手を駆け上り、走り去ってったキツネにも驚かされたし

何せ突然すぎて、カメラを構える間もなく
「キジじゃあ~っ! キジじゃあ~っ!」
「キツネじゃあ~っ! キツネじゃあ~っ!」と
私、けたたましく騒ぎたてるだけ。

わずか1時間の散策中、キツネにつままれた気分。
かみさんも一緒に見てるからね。
間違いなく現実なんだろうけど、不思議な日。

あやふやなこと・明解になったこと

2021-03-17 18:18:06 | 日常
2021年3月17日(水)

今日は、昨日の散歩から
『幸せの黄色いあれやこれ』というタイトルで書こうとしてて・・・
画像フォルダーを全部削除してしまった!

アホだねえ~!

なので、この際古いデータを再度整理して・・・
あやふやなままにしてることと明快になったことを適当に書こう。

まず、2月に撮影したコイツ


ドバトなんだろうけど
ドバトとカワラバトをどう見極めればいいのかわからない。
野生のカワラバトを飼育し、品種改良を重ねてきたのがドバトという概念は知ってても区別がつかないもん。

ま、生息域やらなんやらでわかる人にはわかるんだろうな。


はっきりしたのは、コイツのまぶた。
上から閉じるんやねえ。
多くの鳥のまぶたは下から閉じるから、写真を見たときの違和感はそこだったんだわ!

続いて、昨年11月のコイツ


ウリの仲間の若い実なんだろうけど
何のウリかがわからない。
てっきりカラスウリだと思い込んでいて、フォルダーにも日付・地点とともに『カラスウリ』。

花を見て、驚いたやないの!


カラスウリは白花で、レースのようにきれいに花弁がのびてくらしいじゃないか!
この花は黄花だもん、カラスウリじゃないもんっ!
ならば、スイカなの? 何なの?

未だあやふやなまま・・・

※3/19 追記:先輩ブロガーのうたかた花詩さんから『オキナワスズメウリ』だと教えてもらいました。
なるほど、自分でも確かめてみて納得です!
とってもカラフルな小さな実になっていくんですねえ。
うたかた花詩さん、いつも助けられてますね。
大変ありがたく思います。感謝です。
ちなみに、うたかた花詩さんのブログ「思季色を綴る覚書き」、豊かな植物の世界が広がってて、とてもためになります。
(ただし、私はすぐ忘れる)



最後に、実に明快な話。

最近、近所をカメラを持って散歩する機会が増えたから
地元の農家のじいちゃんばあちゃんたちに少し安全な人間と認知されたこと。

昨年までは一度もあいさつを返してくれなくて
「あのじいさん、耳が遠いんとちゃうんな?」なんて、かみさんと話してたじいちゃんが
「こんにちは!」なんて、突然声かけてくれたりして、驚いたのなんの!
「ここの木によくとまる橙色の鳥は何な?」
「たぶんジョウビタキです」なんて、普通に話ができるようになったぞ!

畑付近の野鳥を撮影してたら
「どうぞどうぞ」と庭まで案内してくれて、裏庭につながってる池や釣り用のデッキなんかも・・・
「いつでもおいでなさい、使いんさい」なんてね。
この前なんか、道でいきなり軽トラ横につけて停まるから、危ないとか言われると思ったら
そのじいちゃんで、カワアイサ・ミヤマホオジロ・アトリ・・・詳しいったらありゃしない。

でもって、小さな荒神社近くのじいちゃん、今年も・・・
「わしがおらんでもいつでも蕗持って帰ってええけんな!」
と、さっそく20本ほどカッターナイフで切らせてもらって・・・

かみさんが調理したフキの煮物


これは、もう言うまでもなく
はっきりと明快に『美味い!旨い!』なのである。

サラリーマン時代にはとてもじゃないけど、地元の自然どころか、地元の人たちとの交流を持つこともないまま。
もちろん地元の人たちだって、最初は怪しい人物が歩いてると思ってたんだろうなあ。

こうして、コロナ禍の中での苦肉の散歩から生まれた全然密にならない交流もまた良しだなあ!