先週末ワイン会に参加してきました(四谷)。今回は二ヶ月かけてフランスワインに使われるブドウの品種をカバーしていくという試みの第一回。基本的には和やかな勉強会という感じですが、私達はどちらかというとおいしい料理を食べて気持ちよく酔っぱらいたいという不真面目組。昼間から飲むワインがおいしいのです。
Riesling 2005 (Hugel Alsace)
Gewurztrminer 2005 (Hugel Alsace)
Sancerre Cuvée de l'abbaye 2005 (Domaine Jean-Jaqcues Auchère)
Côteau du Verdomois 2003 (Les Vignerons du Verdomois)
Chinon vieilli sous bois de Paul Buisse 2003 (Paul Buisse)
Château des Rochers 2003 (Vignobles Rousseau) Lussac Saint-Émillion
Château Tour St Bonnet 2003 Cru Bourgeois, Médoc

「ラプローと大根のテリーヌ ホースラディッシュクリームとサラダ」
Terrine de lapereau au radis long et foie gras crème de raifort et salade
ラプローって何?ダーに聞いてもその場で分からず後でシェフに話を伺ってみると、ウサギと訳してしまうと抵抗のあるお客さんがいるので、あえてカタカナで書いたのだとか。ウサギはおいしいけれど、確かにいやがる人いますからねえ。でもこれ、さっぱりしてて非常に美味しかった。テリーヌがあまり好きではない旦那があっという間に食べてました。

「ホタテ貝と野菜のラヴィオリ 菜の花添え」
Ravioli de Saint-Jacques et quelques légumes fleurs de colza
甲殻類の出汁を使ったラヴィオリと非常に気持ちいい一品。また菜の花が季節を先取りしています。立春は2月4日ごろ。あと二日ほどで暦では春です。
セパージュ (un cépage) というフランス語があります。これは、
栽培されるブドウの品種ということになります。食用のブドウにもさまざまな種類があるように、ワインに使われるブドウもさまざまな種類があります。簡単に言うと、それをセパージュと呼ぶわけですが、ワイン会は主なセパージュに対する理解を深めようというもの。

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上の写真は「カベルネ・フラン」(cabernet franc) というセパージュを100%使ったワイン。通常ボルドーでは、この品種は他の品種と混ぜ合わせて使うことが多いので、100% は未体験ゾーン。珍しいので写真に収めました。写真からはわかりにくいのですが、透明度が高く、ちょうど、ブルゴーニュのワインに使われる代表的なセパージュのピノ・ノワール (pinot noir) に近い色と香りがしました。
パンチの効いたワインが好きな人には勧められませんが、ブルゴーニュの優しさ・優雅さが好きな人には、試しても悪くはないワインです。ロワール地方で多く栽培されていると聞きました。

「ウナギの赤ワイン煮込み」
Matelote d'anguille
写真の料理は中にゴボウを入れたウナギの赤ワイン煮込み。アラジンの伝統を感じさせる赤ワインの煮込みソースが絶品。
ウナギ自体が肉と比べると弱いので、Cabernet Sauvignon のタンニンには負けてしまいますが、Merlot とは釣り合っていました。もっとも、ソースだけならば Cabernet Sauvignon との相性は良好。

「タルト・タタン」
Tarte tatin
リンゴがいっぱい使われたデザート。Le Petit Robert でダーが調べると「タルト・タタンはぬるい状態で出されることが多い」
最後に、ワインと料理の調和のことを「マリアージュ」(un mariage) と言います。ワイン会ではフランスではそんな意味ではマリアージュと言う言葉は使わないと教えられていましたが、おそらくは、参加者にわかりやすいようにされた説明だと思います。
日本でワインを勉強している人がマリアージュというのがまずは「結婚」や「結婚式」を意味することを意味すると知らずにこの言葉を乱用するのは避けたいところです。もちろん、ボルドーなどのワインどころやソムリエなどは普通にこの言葉を理解するでしょうが、どちらかというと洒落たあるいは限定された表現であり、通常は、ワイン会でも言われていたように un accord や une union という方がいいという事です(by旦那)。
Riesling 2005 (Hugel Alsace)
Gewurztrminer 2005 (Hugel Alsace)
Sancerre Cuvée de l'abbaye 2005 (Domaine Jean-Jaqcues Auchère)
Côteau du Verdomois 2003 (Les Vignerons du Verdomois)
Chinon vieilli sous bois de Paul Buisse 2003 (Paul Buisse)
Château des Rochers 2003 (Vignobles Rousseau) Lussac Saint-Émillion
Château Tour St Bonnet 2003 Cru Bourgeois, Médoc

「ラプローと大根のテリーヌ ホースラディッシュクリームとサラダ」
Terrine de lapereau au radis long et foie gras crème de raifort et salade
ラプローって何?ダーに聞いてもその場で分からず後でシェフに話を伺ってみると、ウサギと訳してしまうと抵抗のあるお客さんがいるので、あえてカタカナで書いたのだとか。ウサギはおいしいけれど、確かにいやがる人いますからねえ。でもこれ、さっぱりしてて非常に美味しかった。テリーヌがあまり好きではない旦那があっという間に食べてました。

「ホタテ貝と野菜のラヴィオリ 菜の花添え」
Ravioli de Saint-Jacques et quelques légumes fleurs de colza
甲殻類の出汁を使ったラヴィオリと非常に気持ちいい一品。また菜の花が季節を先取りしています。立春は2月4日ごろ。あと二日ほどで暦では春です。
セパージュ (un cépage) というフランス語があります。これは、
栽培されるブドウの品種ということになります。食用のブドウにもさまざまな種類があるように、ワインに使われるブドウもさまざまな種類があります。簡単に言うと、それをセパージュと呼ぶわけですが、ワイン会は主なセパージュに対する理解を深めようというもの。


上の写真は「カベルネ・フラン」(cabernet franc) というセパージュを100%使ったワイン。通常ボルドーでは、この品種は他の品種と混ぜ合わせて使うことが多いので、100% は未体験ゾーン。珍しいので写真に収めました。写真からはわかりにくいのですが、透明度が高く、ちょうど、ブルゴーニュのワインに使われる代表的なセパージュのピノ・ノワール (pinot noir) に近い色と香りがしました。
パンチの効いたワインが好きな人には勧められませんが、ブルゴーニュの優しさ・優雅さが好きな人には、試しても悪くはないワインです。ロワール地方で多く栽培されていると聞きました。

「ウナギの赤ワイン煮込み」
Matelote d'anguille
写真の料理は中にゴボウを入れたウナギの赤ワイン煮込み。アラジンの伝統を感じさせる赤ワインの煮込みソースが絶品。
ウナギ自体が肉と比べると弱いので、Cabernet Sauvignon のタンニンには負けてしまいますが、Merlot とは釣り合っていました。もっとも、ソースだけならば Cabernet Sauvignon との相性は良好。

「タルト・タタン」
Tarte tatin
リンゴがいっぱい使われたデザート。Le Petit Robert でダーが調べると「タルト・タタンはぬるい状態で出されることが多い」
最後に、ワインと料理の調和のことを「マリアージュ」(un mariage) と言います。ワイン会ではフランスではそんな意味ではマリアージュと言う言葉は使わないと教えられていましたが、おそらくは、参加者にわかりやすいようにされた説明だと思います。
日本でワインを勉強している人がマリアージュというのがまずは「結婚」や「結婚式」を意味することを意味すると知らずにこの言葉を乱用するのは避けたいところです。もちろん、ボルドーなどのワインどころやソムリエなどは普通にこの言葉を理解するでしょうが、どちらかというと洒落たあるいは限定された表現であり、通常は、ワイン会でも言われていたように un accord や une union という方がいいという事です(by旦那)。