Ardbeg Distillery
1020 Distillery Tour & Tasing
ツアーに申し込むと下写真のようなバウチャーをくれる。裏側にどのテイスティングを申し込んだかが記載される仕組みになっている。
* 1 tasting + tour for GBP5.00
* 5 tasting + tour for GBP12.00
残念ながら、ツアーはカメラ、ビデオ禁止。でも、ダー的には一番しっかりした説明だったとか・・・
Ardbegではフロアモルティングは行わず、すべてモルトごと買っている。その後、古い機械を使って挽いて「grist」をつくる。これは三つのもので成り立っている。 * grit * husk 殻 * flour 粉
欲しいのはgritだが、逆にいらないのはflourだという。これが水に溶けると機械の故障を招く原因となるからだ。
そこで、Ardbegでは上の成分が7:2:1の割合になるように挽いているらしい。
次の工程では、gristに温水を加えて糖分を溶かし出す。日本酒に似ている点は三段仕込みであること。最初は65度の温水を加え、次に80度、最後は87度の温水を加える。これでwort(麦汁)ができあがるのだが、この工程にどれくらいかかるのかと聞いたら9時間ほどだということだった。温水を加えるのは簡単だが、その間に時間を取ることで、自然に糖分が溶け出すことを助けるのだという。
次の工程では、wortを冷やしてからyeast (酵母)を加える。日本酒ではどの酵母を加えるかで味がかなり変わるが、聞いてみたところ、ウィスキーの醸造では0.1%にも満たないとのことだった。基本は効率の問題なのだという。最近、粉末酵母を使うことで対費用効果を高めたと語っていた。
酵母を加えてwortはwash(もろみ)になる。これを蒸留することでウィスキーが出来上がる。スコットランドでは二回の蒸溜となる。
一応~WOW WOWの「リリーフランキーの聖地巡礼」で中見せてたのがあるので、まあそれで復習ですね。
↑ここからモルトの説明に始まり ↑終了後にはアードベッグバイクを撮影