新しい元号が5月に発表されました。万葉集巻第五の「梅花の歌序」の「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ」から「令和」と決まりました。
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平成から令和に万葉集由来の改元に因みワクワク感を詠んでみました。
○万葉集に四千五百も歌あるを歌序に見つけし「令和」の言の葉
涼風
涼風
○Beautiful harmonyと英訳されぬ「令和」に託す美しき調和を
○太宰府の旅人の館に貴人(あてびと)の寄りて詠みしか梅花の歌を
○令月に和はらげる風はた梅と雅な序文は絵画のごとし
○「梅花の歌序」千三百年経る今そこに千の梅花の開く心地す
○梅の花竹にうぐひすこきまぜて三十二首あり梅見の歌は
○眼には梅耳にうぐひす美酒と美味歌の要は観察眼なり
○一幅の絵を見るごとき歌を読み浅き物見のわが歌恥づる
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