リコの文芸サロン

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主人の闘病④

2023-01-12 | 奇貨譚
主人は腸閉塞の改善に10月21日に大腸の手術をしました。
9月、10、11月の入院•手術の後、退院して2ヶ月になり、少しずつ、闘病の日々を話してくれます。

主人のお腹に乗るミー姫。      

前足の辺りが、手術したお腹です。

主人曰く、
「お医者さんの言われるのは理論で生身の体は理論どうりにいかない。
 携帯電話は病室では禁止なので待合室まで歩いて行かなければならないが、絶食と点滴ばかりの日々で体力がないから、そこまで歩いて行けない。」

①点滴が終わり、術後、7日で食事が出ましたが、残すのが嫌いな主人は1/3位しか食べれないので、何とかおかゆだけ食べたと言ってます。
お粥とおかずが出ますが、主人は餌付いて飲み込めない。
何とかお粥だけ2/3食べた。

 リコは主人が食べることに難儀しているのを聞いて、人は食べるにも「食べる力(コツ)」が要り、私たちは健康な時は、この力を無意識に使っていることに気づきました。
食べる時に呑み込むタイミングが合わないとむせるし、喉を通らない。
 主治医の先生は誰でも食べ始めは食べれませんし、食事の量も元々、多いから、その内に食べれるようになるから、心配することはないと励ましてくださいましたの。
 
②コロナ禍で面会が出来ない。
食欲が無く体力が無く、げっそりしてる主人の顔を見なくてもよいから、これはこれで良かったかな。

③荷物の交換は玄関で看護士さんに渡します。
忙しいので迷惑だろうから余り、頻繁には行けない。

④大便が柔らかくなる薬を主人は飲んでいますので、もよおしてから、トイレに間に合わない時がありますから、常時、オムツを履いてます。
嫌がらないで、後始末も自分でします。
 友人の若い息子さんが入院した時、オムツを嫌がったので、パンツを30枚くらい買って、引っ切り無しに洗濯して大変だったと言ってました。
今は尿もれ等、各種用途に合った製品があって便利に成りましたね。

⑤主人が居ないと細かい家事まで手が回らないから忙しいです。
○ミー姫のトイレ掃除、水と餌、ミー姫が何処で寝転んでも良いように主人は庭を日に何度も掃除をしてます。
リコは手が回らないので、水や餌が空に成ることが度々、ありました。

○1Fの掃除担当は主人です。
リコは衣替え、布団の交換と今は忙しい。
8月、9月のリフォームの後片付けがまだ終わってない。
家の中の動線を変えたので、要らないものを断捨離中です。

⑥7種の野菜スープのヒポクラテススープは今は1日1回、2人で飲んでいます。

⑦退院して1ヶ月頃は腸が時々、痛かったり、変な風に動いた気がしてたが、今は落ち着いている。元の状態に成るのに半年はかかると言われてたので、そうだなあと思っている。

⑧退院して、2回目の外食です。
柔らかものが良いのでうどん定食です。
1月6日、

主人は肉うどん、かやくご飯、全て完食しました。


私はぶっかけうどん、鶏てん、ちくわ天、玉子天、かやくご飯、鶏天は余ったのでお持ち帰りにしました。

腸閉塞は胃腸の病気ですから、消化に負担をかけないように、刺激のあるもの、脂っこいものは避けています。
カレーや餃子も主人は好きですが今は食べません。
朝はパン食、昼は麦入りご飯、夜はお粥です。
おかずは従来の2/3か半分にしてます。
これでも主人は十分にお腹がふくれるそうです

⑨7日に流し台の下の物を取ろうとして、しゃがんだら、仰向けに転んだ。亀の様に手足をバタバタしたが、起きれない。
脚の筋肉が落ちているので踏ん張れなかった。

転んだ時を再現する、お茶目な主人。

⑩今回の病気はともかく、主人は81歳に成りますので、老化もありで、覚悟はしてると、笑顔で語りました。
いずれにしても、私も心身共に何とかましに生きていられるのは後、30年と読んでいます。100歳を超えてしまいますからね。
それまで助け合い、励まし合って生きていきます。



コメント (8)
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