リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

母の幸を受け渡す

2023-11-18 | 日々彩彩
30年ほど前に自分が着た振り袖を娘の婚約式に仕立て直し、娘さんに着せてあげた。

お参りで知り合い、友人になったOさん(50歳代)の話です。



母親が成人式に着た着物を娘が引き継ぐ。
母娘の縁(えにし)を感じます。





嬉しそうに笑う若いお二人に、こちらも思わず笑顔に成りました。

★11月12日、高槻市の神峯山寺をお参りしました。
この寺も山奥なので、ご多分に漏れず、紅葉はチラホラ。




兵庫県川西市の満願寺、

聖観音様。
写真撮影はOKですがスマホで何枚もダラダラ撮らないで、ご自身の好きな佛様を2.3枚を撮るようにしてくださいと、案内の方が言われた。


本尊の阿弥陀如来坐像。


リコの一押しの十一面観音菩薩像。
スラリとした立ち姿に見とれます。







★2018年の直木賞を受賞された、門井慶喜さん(52歳)の講演を聞きました。
さすが現役の50代の働き盛りの方は多才で、お話も面白いです。

右手の袖から出てこられ、背筋がすっと伸びてスラッとした体型で写真の通りの素敵な方でした。
歩き方も良いですね。
私は前から4列目の真ん中でしたから、所作がよく見えました。



受賞作の『銀河鉄道の父』は、
宮沢賢治の父親がとことん賢治を信じ応援する物語です。
映画化の時の父親役の役所広司さん、賢治役の菅田将暉さんの役作りなど興味深い話しが満載でした。

私は40年ほど前に
東京の池上本門寺でゲストの宮沢賢治の弟の清六さんとお話しをしたことがあります。
清六さんは70代の好々爺といった感じの方でした。
私が「お兄さんの賢治さんはどんな方でしたか」と聞きましたら、
「優しい兄でした」と言われた。

その返事がなにか印象的でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする