公開日: 2014/04/02
新たな万能細胞「STAP細胞」を発見したとする論文について、理化学研究所の調査委員会は、「ねつ造や改ざん」などの不正があったと認定しました。これに対し、研究ユニットリーダーの小保方晴子さんは「とても承服できない」と猛反発しています。
STAP共著の米教授、撤回反対 理研最終報告受け声明
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014040201000789.html
【ワシントン共同】STAP細胞論文に不正があったとする理化学研究所の調査委員会の最終報告を受け、共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授は1日、「論文の誤りは研究結果に影響しないと信じる。論文は撤回されるべきではない」とする声明を発表した。主著者の小保方晴子研究ユニットリーダーも理研に不服申し立てをする意向を示している。理研は論文の取り下げを勧告する方針だが先が見えない状況だ。バカンティ氏は「誤りは訂正しなければいけないが、研究結果が間違っているという説得力ある証拠にはならない」と強調。自らの研究結果の正当性を訴えた。