多くの人はご存じないが、日本は今や年金は発展途上国を除けば世界で底辺にいる国になった
多くの人は。「日本は世界でも最も充実した福祉国家である」と思っている。年金でも、「世代間の負担の公平さ」が論議されている今、現実には国際的にみて、日本の年金の状況は極めて悪い状況にある。マーサーは、2013年度グローバル年金指数ランキング「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数」を発表した(発行日: 2013年10月7日)。
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar507814
(1)マーサー・メルボルン・グローバル年金指数(2013
総合指数によるランキング結果一覧
国名 合指数 ランキング
各項目の指数十分性(40%) 持続性(35%) 健全性(25%=
デンマーク 80.2 1 75.2 86.1 80.0
オランダ 78.3 2 76.6 74.1 87.0
オーストラリア 77.8 3 75.6 73.0 88.1
スイス 73.9 4 72.6 69.0 82.9
スウェーデン 72.6 5 65.2 74.5 81.5
カナダ 67.9 6 72.4 57.9 74.5
シンガポール 66.5 7 59.0 67.5 77.2
チリ 66.4 8 58.6 65.6 79.9
イギリス 65.4 9 68.2 48.0 85.4
ドイツ 58.5 10 69.7 36.8 71.1
アメリカ 58.2 11 56.6 57.8 61.2
ポーランド 57.9 12 64.4 42.6 68.9
フランス 53.5 13 71.7 31.7 55.1
ブラジル 52.8 14 63.3 26.0 73.6
メキシコ 50.1 15 51.9 41.0 47.9
中国 47.1 16 61.1 28.9 50.0
日本 44.4 17 47.9 28.9 60.5
韓国 43.8 18 43.7 41.0 47.9
インド 43.3 19 41.2 40.8 50.3
インドネシア 42.0 20 29.8 37.7 67.3
平均値 60.0 61.2 51.9 69.4
(2)20か国中、日本のランキングは次の様に悪化をたどっている。
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
11位 13位 14位 17位 17位
日本がこんな底辺にいる国になったことは、国民のほとんどが知らない。大手マスメディアも報じない。そして被害を受けている高年齢層が自民党を支持すると言う事態になっている。