http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171111/k10011219991000.html
アジア歴訪中のアメリカのトランプ大統領が、北朝鮮への圧力の強化を各国に訴える中、アメリカ軍は日本海で空母3隻を投入した異例の演習を開始し、北朝鮮へのけん制を強めています。アメリカ軍は空母「ロナルド・レーガン」と「セオドア・ルーズベルト」、それに「ニミッツ」の3隻を中心とする艦隊を日本海に展開させ、11日から4日間の日程で演習を開始しました。空母3隻を投入した演習は、西太平洋では2007年以来10年ぶりで、アメリカ軍の高官は「かなり異例だ」としています。演習では、艦隊を敵の攻撃から防御するための空中戦や監視・補給活動などの訓練を行って、空母3隻の艦隊の間の連携などを確認することになっています。また、自衛隊の護衛艦や韓国海軍のイージス駆逐艦と、日米、米韓それぞれの共同訓練を行う予定です。トランプ大統領は、演習を前に韓国で行った演説で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対し、アメリカの軍事力を誇示し強く警告するとともに、北朝鮮への圧力を最大限に強化するよう各国に訴えていて、今回の演習にも北朝鮮へのけん制を強める狙いがあると見られます。
↑軍備拡張への一里塚か(# ゚Д゚)
Japan’s PM falls into a golf bunker - BBC News
軍事専門家のガトリング氏(左)/(C)日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217373/2
防衛装備品“爆買い”の愚 元米軍人「ミサイル迎撃は困難」
9日、外国特派員協会で、宇宙関連事業のコンサルティング会社社長のランス・ガトリング氏が「北朝鮮のミサイルと核」をテーマに講演した。ガトリング氏は、米陸軍で北東アジア地域の軍事問題について米国と日本の連絡担当を務めた軍事専門家でもある。トランプ米大統領は、6日の日米首脳共同記者会見で「(米国からの)軍事兵器購入が完了すれば、安倍首相は北朝鮮のミサイルを撃ち落とせる」と胸を張っていたが、ガトリング氏は講演でこう語った。「北朝鮮の大陸間弾道ミサイルを日本は迎撃できるのかと問われたら、答えは“ノー”です。(迎撃するには)どこからどこへ発射されるのか『正確』に捕捉しなければなりませんからね。加えて、北朝鮮が日本の上空に向けてミサイルを飛ばすときは、ほぼ真上に発射するロフテッド軌道になります。高高度を飛翔し落下スピードが速いため、通常軌道よりも迎撃が難しい。迎撃にセカンドチャンスはありません。当然ながら、推測ではどうにもできないのです」。北朝鮮のミサイル技術については、こんな見方を披露した。「北朝鮮のミサイルは短・中・長距離どれをとってもソ連やウクライナ、エジプトなどの技術や部品が組み合わされています。アメリカやイギリス、日本の精密部品も使われています」(ガトリング氏)元米陸軍人が「迎撃は難しい」と断言する一方で、安倍政権はすでに1基800億円の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を決めている。またカモられるだけか……。北朝鮮のミサイル技術については、こんな見方を披露した。「北朝鮮のミサイルは短・中・長距離どれをとってもソ連やウクライナ、エジプトなどの技術や部品が組み合わされています。アメリカやイギリス、日本の精密部品も使われています」(ガトリング氏)元米陸軍人が「迎撃は難しい」と断言する一方で、安倍政権はすでに1基800億円の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を決めている。またカモられるだけか……。