山本太郎 ”れいわ新選組” 石川・金沢駅兼六園口(東口)鼓門下 れいわ新選組代表 山本太郎街頭演説 2019年6月9日 金沢駅前
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英国の反トランプデモがスゴい!「お前はフェイクだ」と喋る巨大人形まで…おもてなしで媚びへつらう属国日本との差
トランプへの抗議活動を報じるイギリスBBC(BBC Newsより)
5月末のトランプ米大統領の来日で、安倍首相はこれでもかと媚びへつらいの接待を展開、それに引きずられた日本のメディアもバカ騒ぎしたことは記憶に新しい。ところが海外に目を向けてみると、トランプは安倍政権の日本とは180度逆の“手痛いおもてなし”を受けていた。3日、トランプ大統領は初めてイギリスを国賓として訪問したのだが、そこで待ち受けていたのは、英国市民の痛快なブーイングだった。4日にはロンドンで一日中、トランプの政策や差別主義や批判する大規模なデモが発生。トラファルガー広場は無数の市民で埋め尽くされ、「くそったれ!」「帰れ!」の怒号が響き渡った。「DONALD TRUMP IS NO GOOD」「NO TO RASISM/NO TO TRUMP」「STOP TRUMP’S NUCLEAR ARMS RACE」「LIAR!」などと思い思いのプラカードを掲げた老若男女。報道によれば、参加者は実に25万人に達したという。しかも面白いのが、盛大なデモのなかに徹底してトランプを皮肉るユーモアが見られたことだ。トラファルガー広場にトランプを“大きな赤ちゃん”に喩えたおむつ姿の風船人形(トランプ・ベイビー)が揚げられた。トランプ・ベイビーはトランプの訪英に抗議するためクラウドファウンディングで作られたもので、「ニューズウィーク」(電子版)によれば、市立のロンドン博物館はこれをコレクションの一部に加えたいとしているという。他にも、全長約5メートルの黄金の便器に座ったトランプ人形も登場。「お前はフェイクニュースだ」「俺は天才だ」としゃべる機能つきだ。なかにはコスプレで主張する人も。たとえば、トランプのお面と大統領選でのトレードマーク・赤いキャップを身につけ、体にはゴリラの着ぐるみをまとった参加者は、なぜか自ら用意したと思われる檻の中に入っていた。檻には「DO NOT FEED THE GORILLA. HE ONLY EATS CHLORINATED CHICKEN」(このゴリラにエサを与えないでください。食べるのは消毒されたチキンだけ)。これはトランプに対する批判だけでなく、親トランプ的な英国や諸外国首脳への皮肉を込めたジョークだろう。Twitterでもアイロニックに批判する投稿が相次いだ。「エリザベス女王と面会時のトランプの燕尾服がヘンだ」と指摘する投稿がバズり、多数のユーザーによるコラージュが相次いだ。蝶ネクタイを巨大化させてみたり、トランプお気に入りの妙に長い赤ネクタイにかえてみたり、はては白シャツ部分とトランプの頭部を男性器に見立てるなどして、徹底的にトランプをこきおろした。ロンドンで巻き起こった“アンチ・トランプ”のうねりは熱を帯びていた。
根尾選手、地元デビューでマルチ安打 可児でウエスタン・リーグ戦
7回裏無死、根尾選手が中前打を放つ=可児市のKYBスタジアムで
中日のルーキー根尾昂選手(19)=飛騨市出身=が、県内で初めて背番号「7」の雄姿を見せた。八日、可児市・KYBスタジアムでのウエスタン・リーグのオリックス戦。七番・遊撃で出場し、4打数2安打とプロ二度目の複数安打を記録した。三千五百九十二人の観衆は沸き立った。
「ネオくーん」「がんばれー!」
県出身の期待の星が打席に立つたび、観客席から大きな拍手が起こった。試合終了後、根尾選手は「ネクストバッターズサークルで集中している時にもそっちを向いてしまうくらい、(応援が)熱いなと感じた」と振り返った。球場がひときわ盛り上がったのは、二打席凡退で迎えた七回の第三打席。左腕が投じた初球の変化球を中前へ鋭くはじき返した。「ナイスバッティング」と声が飛んだ。九回の第四打席はフルカウントから右腕の直球を振り抜くと、鋭いゴロが右前へ達し、四月十四日のオリックス戦以来のマルチ安打となった。盗塁も一つ記録。試合は2-7で敗れた。根尾選手は「飛んだところがよかった」と安堵(あんど)の表情を見せながらも「ストライクの球を捉えられていた。振りにいくことを継続して、もっともっと打っていきたい」。居残った多くのファンに見送られ、帰りのバスに乗り込んだ。
客席を埋める大勢のファン=可児市のKYBスタジアムで |
可児市の大学生、佐藤俊介さん(18)=同市=は「地元のスターなので、ヒットを見られて興奮した。見せてくれるところはさすがだと思う。レベルアップして中日を引っ張る選手になってほしい」と声を弾ませた。坂祝町の短大生、交告(こうけつ)聖葵さん(19)は「かっこよかった。(会場の)応援がすごくて、愛されているんだなと思った」と話した。根尾選手が中学時代にプレーした高山市の飛騨高山ボーイズの一年生十四人も駆けつけ、スタンドから見守った。同市久々野中一年の島田修吾さん(12)は「プレッシャーがあっても打つのがすごい。根尾選手みたいになれるよう練習していきたい」と決意を新たにしていた。(浜崎陽介)