森永卓郎・2021年07月05日 「大竹紳士交遊録」
任期満了に伴う東京都議会議員選挙は4日、投票が行われました。
秋までに行われる衆議院選挙の前哨戦とも言われる今回の選挙の動きを、時系列で詳細にお伝えします。
自公 目標の過半数確保ならず
4日、東京都議会議員選挙で、自民党は都議会第1党となったものの過去2番目に少ない議席数で、目標としていた自民・公明両党での過半数にも届きませんでした。
一方で、都民ファーストの会は議席は減らし、自民党とは2議席差で第2党となりました。
東京都議会議員選挙は開票が行われ、42の選挙区の127の議席が確定しました。
選挙前は45議席で第1党だった都民ファーストの会は14議席減らして31議席にとどまりました。
2人を擁立した八王子市でいずれも落選したほか、前回の選挙で2人が当選した選挙区で今回は1議席にとどまるケースが相次いだためです。
一方、選挙前25議席だった自民党は議席を上積みしたとはいえ、33議席の獲得にとどまって過去2番目に少ない議席数になり、都議会第1党にはなったものの目標としていた自民・公明両党での過半数にも届きませんでした。
2人を擁立した品川区と目黒区の選挙区ではいずれも1議席も獲得できなかったほか、大田区では3人中2人が落選するなど厳しい結果となりました。
自民党と選挙協力を行った公明党は23人の候補者全員が当選し、平成5年の都議会議員選挙以降、8回連続での全員当選となりました。また共産党は、選挙前の18議席から1つ増やして19議席を確保しました。
さらに、選挙前8議席だった立憲民主党は、15議席に伸ばしました。
日本維新の会と、東京・生活者ネットワークは、いずれも選挙前と同じ1議席を獲得しています。
一方で、都民ファーストの会は議席は減らし、自民党とは2議席差で第2党となりました。
東京都議会議員選挙は開票が行われ、42の選挙区の127の議席が確定しました。
選挙前は45議席で第1党だった都民ファーストの会は14議席減らして31議席にとどまりました。
2人を擁立した八王子市でいずれも落選したほか、前回の選挙で2人が当選した選挙区で今回は1議席にとどまるケースが相次いだためです。
一方、選挙前25議席だった自民党は議席を上積みしたとはいえ、33議席の獲得にとどまって過去2番目に少ない議席数になり、都議会第1党にはなったものの目標としていた自民・公明両党での過半数にも届きませんでした。
2人を擁立した品川区と目黒区の選挙区ではいずれも1議席も獲得できなかったほか、大田区では3人中2人が落選するなど厳しい結果となりました。
自民党と選挙協力を行った公明党は23人の候補者全員が当選し、平成5年の都議会議員選挙以降、8回連続での全員当選となりました。また共産党は、選挙前の18議席から1つ増やして19議席を確保しました。
さらに、選挙前8議席だった立憲民主党は、15議席に伸ばしました。
日本維新の会と、東京・生活者ネットワークは、いずれも選挙前と同じ1議席を獲得しています。
政府高官「謙虚に受け止める。国政に影響ない」(5日1:00過ぎ)
政府高官は、NHKの取材に対し「新たに複数の議席を獲得して善戦した地域もあるが、全体としては厳しい結果となり、民意を謙虚に受け止めたい。一時は、自民党が50議席も狙えるのではないかという話もあって、党内が緩んでしまった部分があると思うが、東京都議会議員選挙は、都の課題を問う選挙で、国政に影響はないと思う。新型コロナウイルス対策をはじめとして、1つ1つの課題に答えを出し、衆議院選挙に備えていく」と述べました。
れいわ新撰組 山本代表「残念ながら敗北だ」(5日1:00過ぎ)
れいわ新選組の山本代表は「大胆な発想で既得権に縛られない政党の必要性を訴えたが、残念ながら議席獲得には至らず敗北だ。これまで選挙に主体的に参加したことがないボランティアが中心的役割を担ってくれたが、この数が増えなければ社会を変えることは難しい。今回の反省と成果を衆議院選挙につなげ、臨んでいきたい」とするコメントを発表しました。
嵐の党 立花党首「結果は予想通り」(5日1:00頃)
嵐の党の立花党首は、NHKの取材に対し「『少数の意見を大切にする』と訴えてきたが、結果は予想通りで驚いていない。衆議院選挙に向けて、しがらみのない政治を目指し、インターネットなどを通じて地道な発信を続けていきたい」と述べました。
公明 山口代表「奇跡的な結果」(5日1:00頃)
公明党の山口代表は、記者団に対し「23人の全員当選を果たすことができ、まさに奇跡的ともいえる結果だ。公明党は、都政に対する貴重な勢力になると思う。これからの都政運営は様々な困難も予想されるが、合意をつくるための丁寧な運営努力に徹していきたい。都民に必ずや、応援してよかったと思っていただけるような活動を展開していきたい」と述べました。
また、衆議院選挙について「都議会議員選挙は、国政選挙に影響を及ぼす重要な選挙と位置づけており、全員当選という結果は次のステップになる。様々な要因を分析し、教訓にしながら、次の戦いも勝利できるよう全力を挙げて準備していきたい」と述べました。
また、衆議院選挙について「都議会議員選挙は、国政選挙に影響を及ぼす重要な選挙と位置づけており、全員当選という結果は次のステップになる。様々な要因を分析し、教訓にしながら、次の戦いも勝利できるよう全力を挙げて準備していきたい」と述べました。
自民 過去2番目に少ない議席に(5日1:00)
自民党は、今回の都議会議員選挙で33議席の獲得にとどまって、過去2番目に少ない議席数になることが確実となりました。
選挙前は25議席の自民党は、今回の選挙で議席を増やしましたが、33議席の獲得にとどまる見通しです。
都民ファーストの会が圧勝し、自民党として過去最低となった前回・平成29年の選挙で獲得した23議席は上回るものの、過去2番目に少ない議席数になることが確実となりました。
これまでで2番目に少なかったのは38議席で、▼当時の民主党が第1党となった平成21年の選挙と、▼議長選出をめぐる汚職事件で議会が解散したことに伴う昭和40年の選挙の時でした。
選挙前は25議席の自民党は、今回の選挙で議席を増やしましたが、33議席の獲得にとどまる見通しです。
都民ファーストの会が圧勝し、自民党として過去最低となった前回・平成29年の選挙で獲得した23議席は上回るものの、過去2番目に少ない議席数になることが確実となりました。
これまでで2番目に少なかったのは38議席で、▼当時の民主党が第1党となった平成21年の選挙と、▼議長選出をめぐる汚職事件で議会が解散したことに伴う昭和40年の選挙の時でした。
自民 都議会第1党が確実に 自公で過半数には届かず(5日0:51)
自民党は、今回の選挙で都議会第1党となることが確実になりました。ただ、目標としていた自民・公明両党での過半数には届かないことが確実です。
立民 福山幹事長「衆院選 野党一本化で可能性」(5日0:40)
立憲民主党の福山幹事長は、東京都連で記者団に対し「都議会でしっかりチェック機能を果たしていくための一定の基盤ができたと考える。都議会で改めて存在感を示していきたい」と述べました。
そして「これだけ自民党への批判票があるということは、国民の期待が得られる一本化した野党候補がいれば、票がくる可能性が広がったということだ。衆議院選挙では、まず国民民主党や社民党と候補者調整し、そのあと共産党と、どういう形で協力できるか調整していきたい」と述べました。
そして「これだけ自民党への批判票があるということは、国民の期待が得られる一本化した野党候補がいれば、票がくる可能性が広がったということだ。衆議院選挙では、まず国民民主党や社民党と候補者調整し、そのあと共産党と、どういう形で協力できるか調整していきたい」と述べました。
共産 志位委員長「野党の共闘 信頼大事に衆院選へ」(5日0:30)
共産党の志位委員長は、記者会見で「野党間の連携がなければ、わが党は現有議席を確保することが難しかったと思う。また、自民・公明両党あわせた獲得議席が、過半数を割ったのは、野党の連携が寄与したのではないか。選挙を通じて実質的な共闘が進んだと思うので、この信頼関係を大事にし、次の衆議院選挙につなげたい」と述べました。
公明 山口代表「結果を謙虚に受けとめ」(4日23:45)
公明党の山口代表は、4日夜、記者会見し「どの政党や会派も単独で過半数を取ることができなくなり、今後、都政運営が難しい状況が生まれると思う。小池知事の振舞いも少なからず影響を与えたのではないか。都議会の合意形成を推進する要役として、混乱を招かないようにすることが重要になってくる」と述べました。
一方、山口氏は、衆議院選挙について「まさに政権選択の選挙であり、これまでの政権運営などが問われる。コロナをいかに乗り越えるかや、ポストコロナの時代をどう鮮明に描いて希望を持ってもらえるかの訴えかけによる。都議会議員選挙の結果は、謙虚に受けとめながらも、国政の意義を改めて捉え直して、有権者にしっかり訴えていく構えを作ることが重要だ」と述べました。
一方、山口氏は、衆議院選挙について「まさに政権選択の選挙であり、これまでの政権運営などが問われる。コロナをいかに乗り越えるかや、ポストコロナの時代をどう鮮明に描いて希望を持ってもらえるかの訴えかけによる。都議会議員選挙の結果は、謙虚に受けとめながらも、国政の意義を改めて捉え直して、有権者にしっかり訴えていく構えを作ることが重要だ」と述べました。
自民 山口氏「衆院選 自公で過半数が勝敗ライン」(4日23:40)
自民党の山口選挙対策委員長は、秋までに行われる次の衆議院選挙について、今夜、NHKの開票速報番組で自民・公明両党で過半数の獲得が勝敗ラインになるという認識を示しました。
この中で、自民党の山口選挙対策委員長は、次の衆議院選挙の時期について「菅総理大臣は無口な人であり、突っ込んだ話をしたことはないが、菅総理大臣は常々、『コロナ対策をしっかりして収束することが1番だ』と言っているので、解散は総理大臣の専権事項ではあるが、それに尽きる」と述べました。
その上で、衆議院選挙の勝敗ラインについて「森山国会対策委員長や安倍前総理大臣も『与党で過半数』と言っているので、そこを最低でも目標にやっていきたい」と述べました。
一方、衆議院選挙で新型コロナウイルス対策をどう訴えるかについては「感染予防対策の徹底とワクチン接種だ。あらゆる角度から厚生労働省や、ワクチン担当の河野規制改革担当大臣、加藤官房長官を含めて意見調整しながらしっかり前に進めていくことに尽きる」と述べました。
この中で、自民党の山口選挙対策委員長は、次の衆議院選挙の時期について「菅総理大臣は無口な人であり、突っ込んだ話をしたことはないが、菅総理大臣は常々、『コロナ対策をしっかりして収束することが1番だ』と言っているので、解散は総理大臣の専権事項ではあるが、それに尽きる」と述べました。
その上で、衆議院選挙の勝敗ラインについて「森山国会対策委員長や安倍前総理大臣も『与党で過半数』と言っているので、そこを最低でも目標にやっていきたい」と述べました。
一方、衆議院選挙で新型コロナウイルス対策をどう訴えるかについては「感染予防対策の徹底とワクチン接種だ。あらゆる角度から厚生労働省や、ワクチン担当の河野規制改革担当大臣、加藤官房長官を含めて意見調整しながらしっかり前に進めていくことに尽きる」と述べました。
国民 川合 都連会長 衆院選「野合では期待に応えられず」
国民民主党東京都連会長の川合孝典参議院議員は、NHKの開票速報番組で「大変厳しい結果になったが、『改革中道』の立ち位置や政策などの訴えに対する反応には手応えを感じた。衆議院選挙では、コロナ禍の脱却などに向けて、積極的な政策提言を行っていきたい」と述べました。
また、衆議院選挙での野党連携については「巨大与党と向き合うために当然考えなければいけないが、足並みの方向性をそろえて、新たな政治を有権者に提示できるかが問われている。単なる野合と言われる連携では国民の期待に応えることはできない」と述べました。
また、衆議院選挙での野党連携については「巨大与党と向き合うために当然考えなければいけないが、足並みの方向性をそろえて、新たな政治を有権者に提示できるかが問われている。単なる野合と言われる連携では国民の期待に応えることはできない」と述べました。
公明 当確 杉並区 松葉多美子氏「五輪無観客も」(23:40)
公明党の現職で杉並区選挙区の松葉多美子氏は、「コロナ禍の中での選挙戦となりオンラインで集会を開くなど工夫をしてきたが、どうやって都民に訴えを伝えるのか課題が大きかった。新型コロナ対策については、今後、ワクチン接種を迅速に進めていくことやPCR検査などの態勢整備が重要だと考えている。また、東京オリンピック・パラリンピックについては安全に開催することが重要だ。都民の命が一番大事なので無観客での開催も含めて検討していく必要がある」と述べました。
共産 志位委員長「野党共闘 衆院選でも」(23:40頃)
共産党の志位委員長は、NHKの開票速報番組で「東京オリンピックは中止して、コロナの収束にあらゆる力を集中させるべきだと訴えて選挙戦を戦ったが、とても大きな手応えを感じている」と述べました。また、今回、一部の選挙区で立憲民主党と候補者のすみ分けを行ったことについて「かなり効果をあげて共闘が進んだと考えているので、次の衆議院選挙にもつなげていきたい。市民と野党の共闘で新しい政権を作りたいと思っており、協議が前に進むようしっかり取り組んでいきたい」と述べました。
維新 馬場幹事長「都民ファーストの支持を維新に」(5日23:30)
日本維新の会の馬場幹事長は、大阪市内で記者団に対し、「かなり厳しい状況だが、4年前と比べて『維新頑張れ』という声が圧倒的に増えているという感じがした」と述べました。
そのうえで、衆議院選挙への対応について、「われわれは、『日本大改革プラン』という政策を打ち出しているので、これを有権者によく見ていただいて戦っていく。国政に都民ファーストの会という政党はないので、支持している人にできれば維新の会に投票していただく戦略でやっていきたい」と述べました。
そのうえで、衆議院選挙への対応について、「われわれは、『日本大改革プラン』という政策を打ち出しているので、これを有権者によく見ていただいて戦っていく。国政に都民ファーストの会という政党はないので、支持している人にできれば維新の会に投票していただく戦略でやっていきたい」と述べました。
自民 当選 山崎一輝氏
自民党の現職で、江東区選挙区の山崎一輝氏は「コロナ禍でいつものように演説会ができず、多くの選挙活動が制限される本当に厳しい選挙戦だったが、多くの有権者の皆様の支えによって当選を果たすことができた。公約で掲げてきた都民税や事業所税の減税などを果たしていくという新たな決意をした。皆様の1票の重みを受け止め、都議会の場で江東区というポテンシャルのある地域を、そして、東京都を引っ張っていきたい」と述べました。
立民 福山幹事長「自信と期待持って衆院選に」(23:30頃)
立憲民主党の福山幹事長は、NHKの開票速報番組で「わが党にとっては、結党以来、初めての都議会議員選挙だったが、一定の支持をいただき、手応えを感じている。やはり自民党のコロナ対策に批判的な人から支持をいただいたと思う。自信と期待を持って次の衆議院選挙に臨みたい」と述べました。
そして、次の衆議院選挙について「コロナ対策に加え、足元の経済をどうしていくのかなどが争点になってくるので、政権の選択肢になれるよう問うていきたい。政権を選択する選挙だと国民に認識してもらい、枝野代表と菅総理大臣、どちらを総理にするのかということを強く訴えていきたい」と述べました。
そして、次の衆議院選挙について「コロナ対策に加え、足元の経済をどうしていくのかなどが争点になってくるので、政権の選択肢になれるよう問うていきたい。政権を選択する選挙だと国民に認識してもらい、枝野代表と菅総理大臣、どちらを総理にするのかということを強く訴えていきたい」と述べました。
共産 当選 新宿区 大山とも子氏「五輪中止訴え届いた」(23:30)
共産党の現職で新宿区選挙区の大山とも子氏は「今回の選挙は都民の命を守りぬけるのかどうかが問われた選挙だったと思っている。五輪を優先するのか、それとも命を優先するのか、私たちはオリンピックを中止してコロナ対策に全力をと訴えてきたがこうした訴えが多くの人に届いたと考えている。皆さんから頂いた意見をしっかりと都議会に反映させ、より前に進めていきたい」と述べました。
都民 当選 田之上郁子氏「五輪 無観客を第一に」(23:20)
都民ファーストの会の現職で、江戸川区選挙区の田之上郁子氏は、「選挙戦では都政改革を進めるのか、それとも古い都政、古い都議会に戻していいのかと問い続けてきた。今回の結果で古い政治に戻すことに『ノー』という答えをもらったと思っている。選挙期間中にも新型コロナの感染者数が増え、オリンピックをどうしても開催するのであれば無観客を第一に考えてもらいたい。ワクチンはあるが、供給が遅い、少ないという課題があるので、国にさらに要望したい。また、都独自の大規模接種会場を増やすなどしてワクチンの接種を加速させたい」と述べました。
無所属 当選 小金井市 漢人明子氏「五輪中止すべき」(23:00頃)
無所属の新人で、共産党、立憲民主党、東京・生活者ネットワーク、社民党が推薦する小金井市選挙区の漢人明子氏は「市民が中心になり、それを政党や政治団体が応援するという形はずっと考えてきた理想だったので、それが実現できた。とても責任重大なので頑張っていきたい。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはオリンピック・パラリンピックは当然中止すべきだ。生活給付金の再支給や休業補償の迅速で適切な支給など、次の対策を考えていくがまずは1番困っている人に光が当たることをしていかなければいけない」と述べました。
自民 当選 立川市 清水孝治氏「立川を教育のまちに」(23:00頃)
自民党の現職で公明党が推薦する立川市選挙区の清水孝治氏は「政策を伝えづらいコロナの中での選挙だったが、コロナ禍を脱却するためには対立とか批判ではなく、連携や協力だと訴えてきたのと、立川を子どもたちのために教育のまちにしたいという基本的な政策が有権者に伝わり、今回の結果につながったと思う。都議会でも同志と一緒に掲げた政策を実現していきたい」と述べました。
自民 山口選対委員長「どこが足りなかったか精査」(22:30過ぎ)
自民党の山口選挙対策委員長は、午後10時半すぎ、党本部で記者団に対し「前回・4年前の23議席を超えそうだということは良かった。ただ、自民・公明両党で過半数に届かないことが確実になったことについては、どこが足りなかったのか精査して、今後の衆議院選挙に臨まなければならない」と述べました。
また、記者団が「菅政権への評価が影響したと思うか」と質問したのに対し、「一概にそういうことは言えないと思うが、今後、結果を見て、真摯に受け止めて、反省材料を次の糧にしなければならない」と述べました。
また、記者団が「菅政権への評価が影響したと思うか」と質問したのに対し、「一概にそういうことは言えないと思うが、今後、結果を見て、真摯に受け止めて、反省材料を次の糧にしなければならない」と述べました。
維新 松井代表「手応えも厳しい戦い。勝者なき選挙」(22:30頃)
日本維新の会の松井代表は、NHKの取材に対し「前回の都議会議員選挙に比べると手応えはあり、『改革保守政党』として存在感は示せたと思うが、厳しい戦いだった」と述べました。
また、自民・公明両党あわせた獲得議席が、過半数に届かないことが確実になったことについて「勝者なき選挙だ。わが党としては、次の衆議院選挙に向けて、いまの政治に緊張感を持たせられるよう全力で戦い抜く」と述べました。
また、自民・公明両党あわせた獲得議席が、過半数に届かないことが確実になったことについて「勝者なき選挙だ。わが党としては、次の衆議院選挙に向けて、いまの政治に緊張感を持たせられるよう全力で戦い抜く」と述べました。
自民 二階幹事長「議席を多少増やせる」(4日22:30前)
自民党の二階幹事長は、午後10時半前に、党本部1階に設けられた東京都連の開票センターで挨拶し「都連の皆さんのたいへんな努力や活躍、また、候補者自身の懸命の戦いによって、選挙前から議席を多少増やすことができる状況のようだ。本当にみんなが一致団結して戦い抜いていただいたことに対して党を代表して、心から感謝を申し上げる」と述べました。また、「東京都の発展は、わが国の躍進に極めて重要な意味合いを持つことは、申すまでもない。われわれは、今度選ばれてくる、新しい都議会の皆さんと一緒に一丸となり、都民のため国民のためにしっかり頑張り抜くことを、ここに誓う」と述べました。
確定投票率42.39% 過去2番目の低さ
東京都選挙管理委員会によりますと都議会議員選挙の最終的な投票率は、42.39%で、前回、4年前の選挙より8.89ポイント低くなりました。
都議会議員選挙では過去、2番目に低い投票率となりました。
都議会議員選挙では過去、2番目に低い投票率となりました。
自公合わせて過半数に届かないことが確実に(4日22:27)
自民党と公明党は両党あわせた獲得議席が過半数の64に届かないことが確実になりました。
「東京・生活者ネットワーク」が1議席確保(4日22:23)
「東京・生活者ネットワーク」は北多摩第2選挙区で擁立した候補者の当選が確実となり、選挙前の1議席を確保しました。
政府高官「国政には影響ない」(4日22:00頃)
政府高官はNHKの取材に対し「一時、自民党が50議席も狙えるのではないかという話もあったが、ベースとなる現有議席が少ない状態だったので、楽観的過ぎる見通しだと思っていた。東京都の小池知事が終盤に都民ファーストの会の応援をしたことが結果に影響したのかは分析をしないと分からないが、首都である東京都の議会選挙とはいえ、いち地方選挙には変わりはないので、国政には影響はないと思う」と述べました。
国民 玉木代表「痛恨の極み 戦略を見直し」(4日21:40)
国民民主党の玉木代表は、NHKの取材に対し「現状、議席を確保できない見通しとなっていることは、痛恨の極みだ。次の衆議院選挙や来年の参議院選挙に向けて、戦略を見直したい」と述べました。
立民 手塚仁雄 都連幹事長「政治全体への厳しい声」(4日21:40)
立憲民主党東京都連の幹事長を務める手塚仁雄・衆議院議員はNHKの開票速報番組で「去年、新党となった立憲民主党としては、今回はじめての都議会議員選挙で、知名度が足りない中での選挙戦だったが、党一丸で戦った。厳しい目線で小池都政をチェックできるまっとうな体制を作っていきたい、オリンピックについては中止か延期だと粘り強く訴えた」と述べました。また「選挙戦全体を通じて、一番強く感じたのは小池都政というより、政治全体への厳しい声だ。次の衆議院選挙に向けて、そういった声の受け皿になるよう、しっかり対応していきたい」と述べました。
共産 小池書記局長「五輪中止の訴え支持された」(4日21:40)
共産党の小池書記局長は、NHKの開票速報番組で「菅総理大臣や小池知事が、オリンピックの無観客を言うようになったが、われわれは、水際対策が非常に不十分な中で問われているのは無観客かどうかではなく、オリンピックの中止ではないかと正面から訴えた。非常に多くの都民に受け止められ、支持されたと思う。なんとか現有議席を守り抜いていきたい」と述べました。
公明 高木国対委員長「全員当選を確信して待つ」(4日21:40)
公明党東京都本部の代表を務める高木国会対策委員長は、NHKの開票速報番組で「激戦区では、最後まで訴え抜いたので全員当選を確信して待ちたい。緊急事態宣言によって、有権者と触れ合いながら訴えることがなかなか思うに任せなかったのは事実だ。衆議院選挙はこの秋までに必ず行われるので都議会議員選挙の経験を踏まえながら、どのように多くの有権者に実績を訴えきれるかを課題として取り組んでいきたい」と述べました。
自民 鴨下都連会長「小池都政には是々非々で」(4日21:30頃)
自民党東京都連の会長を務める、鴨下元環境大臣は、NHKの開票速報番組で「接戦となっているところの結果がどういうふうに出てくるか、大変、期待している。それぞれの候補者が4年間、大変な思いをして有権者と接してきた。その結果が必ず評価されると確信している」と述べました。
また、東京都の小池知事との関係について「今までも都政には是々非々で、都の予算にも自民党は賛成している。都民のため、東京の発展のために小池知事がどうするか、是々非々でしっかり対応したい。方針は今まで通りだ」と述べました。
また、東京都の小池知事との関係について「今までも都政には是々非々で、都の予算にも自民党は賛成している。都民のため、東京の発展のために小池知事がどうするか、是々非々でしっかり対応したい。方針は今まで通りだ」と述べました。
立民 福山幹事長「最後までわからない」(4日21:30頃)
立憲民主党の福山幹事長は、午後9時半ごろに東京都連に入る際、記者団に対し「最後まで、結果を見るまで分からない」と述べました。
都民ファースト 荒木代表「古い都政の復活許さず」(21:00過ぎ)
都民ファーストの会の荒木千陽代表は午後9時すぎに報道陣の取材に応じ「しがらみのある古い都政の復活を絶対許してはならないと、 コロナ禍の中で都民の命や暮らし、健康をしっかりと守れる都民ファーストの会が、都民のための改革政党として存続をさせていただきたいと訴えてきた。支援の拡大に繋がったとは思っている」と述べました。
また、小池知事について「同志としてずっとともに戦ってきたことには変わりない。最終日に応援に間に合わせて来てくれたことは、古いしがらみの政治の復活に対しての危機感の表れだと思っている」と話していました。
また、小池知事について「同志としてずっとともに戦ってきたことには変わりない。最終日に応援に間に合わせて来てくれたことは、古いしがらみの政治の復活に対しての危機感の表れだと思っている」と話していました。
立民 幹部「政権不信のあらわれだ」(4日21:00頃)
立憲民主党の幹部の1人は、NHKの取材に対し「ワクチンの大規模接種や東京オリンピックなどをめぐる対応のまずさが自民党の選挙結果につながっていて、まさに『政権不信』のあらわれだ。立憲民主党としては、都政での足がかりが築ける結果となりそうで、今後の国政選挙で『非自民票』のさらに大きな受け皿になれるかが次の課題だ」と述べました。
立民 当確 武蔵野市 五十嵐衣里氏「生活を守りたい」(21:00頃)
立憲民主党の新人で東京・生活者ネットワークと社民党が推薦する武蔵野市選挙区の五十嵐衣里氏は「スタートラインに立つことができた。コロナ禍の中で、国の政策はおかしい、東京都の政策も十分ではないと声を上げたい人がたくさんいるのだと感じている。新型コロナで仕事を失ったり、収入が減ったりした人が多くいるので、これから生活の基盤を一つひとつ守っていく政策に取り組みたい」と述べました。
共産 小池書記局長「自民への都民の批判が表れた」(21:00前)
共産党の小池書記局長は、午後9時前、党本部で記者会見し「選挙戦では、東京オリンピック・パラリンピックの中止を訴え、手応えがあったので結果にどうあらわれるのかをしっかり見ていきたい。国政との関係では、自民党に対する都民の批判が一定程度あらわれた形になりつつある思っており、今後の推移を見守りたい」と述べました。
公明 当確 八王子市 東村邦浩氏「無観客も視野に」(20:50頃)
公明党の現職で八王子市選挙区の東村邦浩氏は、「新型コロナウイルスの感染が広がる中、手応えを実感しにくく、かつてないほど苦しい選挙戦だった。新型コロナ対策について、特に感染が拡大している20代や若年層へのワクチン接種を、都が大規模接種会場を設けて率先して行うよう、知事や副知事にしっかりと話をしていきたい。東京オリンピック・パラリンピックに関しては、感染状況によっては観客数を減らすことや無観客も視野に組織委員会や国が判断していくべきだ」と述べました。
自民 当確 中央区 石島秀起氏「身の引き締まる思い」(20:50頃)
自民党の新人で公明党が推薦する中央区選挙区の石島秀起氏は「身の引き締まる思いです。中央区の抱える様々な課題を解決していくためには、区政と都政、それに国政がしっかりと連携しなければならないと訴えてきた。都議会議員としてのスタートラインに立つことができたが、これからが本番だ。皆様の声をしっかりと都政の場に届けるために全力で取り組んでいきたい」と述べました。
自民 幹部「想定を大きく下回る。衆院選へ緊迫」(4日20:50)
自民党幹部の1人は、NHKの取材に対し「当初の想定を大きく下回っており、自民党への反発が予想以上に強かったと感じている。各選挙区で、野党候補の票の合計が与党候補の票の合計を上回ることも予想され、衆議院選挙に向けては緊迫した雰囲気になる。政府や自民党のどこに問題があるのかを早急に分析する必要があり、その結果によっては、今後、東京など都市部の議員を中心に『今のまま衆議院選挙に臨んでいいのか』という声があがりかねない」と述べました。
自民 東京選出衆院議員「戦略再考必要」(4日20:40)
自民党の東京都選出の衆議院議員は、NHKの取材に対し「衆議院選挙への影響は間違いなくある。無党派層への支持の拡大は、都市部の選挙で常に課題となっているが、戦略を改めて考えなければならない」と述べました。
その上で「今回の選挙結果がすぐに菅総理大臣の責任問題に発展するとは思わないが、東京オリンピック・パラリンピックの開催によって仮に新型コロナウイルスの感染が広がるようなことになれば『総理大臣を替えるべきだ』という声が党内からあがることもありえるのではないか」と指摘しました。
その上で「今回の選挙結果がすぐに菅総理大臣の責任問題に発展するとは思わないが、東京オリンピック・パラリンピックの開催によって仮に新型コロナウイルスの感染が広がるようなことになれば『総理大臣を替えるべきだ』という声が党内からあがることもありえるのではないか」と指摘しました。
自民 鴨下都連会長 党本部の都連の部屋に入る(4日20:30頃)
自民党東京都連の会長を務める鴨下元環境大臣は午後8時半ごろ、党本部1階にある都連の部屋に入りました。
立民 幹部「確かな支持感じる」(4日20:30頃)
立憲民主党の幹部の1人は、NHKの取材に対し「大きな風とまでは言えないかもしれないが、都民の確かな支持を感じることができて、ほっとしている。引き続き開票を見守りたい」と述べました。
自民 閣僚経験者「厳しい結果。衆院選にも影響」(4日20:30)
自民党の閣僚経験者は、NHKの取材に対し「厳しい結果だ。東京都の小池知事が一時入院して、都民ファーストの会に同情票が流れた可能性はある。また、今の新型コロナウイルスの感染状況に対する不満が政権への批判票になったのではないか。今回の選挙は、衆議院選挙の前哨戦と位置づけられていたのだから、当然、衆議院選挙にも影響すると思う」と述べました。
自民 閣僚経験者「過半数割れなら人事刷新求める声も」
自民党の閣僚経験者はNHKの取材に対し「自民・公明両党で過半数の議席を獲得できないことになれば、次の衆議院選挙に向けて、人事の刷新など何らかの対応を求める声が党内から出る可能性はある。ただ、東京都とはいえ、1つの地方選挙であり、菅総理大臣の責任を問う事態にはならないのではないか」と述べました。
公明 高木国対委員長「大変厳しい戦いだった」(4日20時頃)
公明党東京都本部の代表を務める高木国会対策委員長は党本部に入る際、記者団に対し「大変厳しい戦いだった。全員当選できるようしっかり見守っていきたい」と述べました。
午後7時半の推定投票率 28.41%(4日20:00)
秋までに行われる衆議院選挙の前哨戦とも言われる東京都議会議員選挙の投票は午後8時に締め切られました。
午後7時半現在の推定投票率は28.41%と、前回と比べて7.47ポイント低くなっています。
任期満了に伴う東京都議会議員選挙には42の選挙区のあわせて127の定員に対して271人が立候補しています。
投票は都内1800か所あまりの投票所で行われ、中野区の投票所では新型コロナウイルスへの対策がとられる中、訪れた有権者が1票を投じていました。
東京都選挙管理委員会が期日前投票を除いてまとめた午後7時半現在の推定投票率は28.41%と、前回と比べて7.47ポイント低くなっています。
また今回の東京都議会議員選挙できのう(3日)までに期日前投票を済ませた人は有権者のおよそ12.4%にあたる142万5192人で、前回・4年前の同じ時期と比べて7万人あまり、(70029)率にして5.2%増えています。
今回の選挙は10月に任期満了を迎える衆議院選挙の前哨戦とも言われ、各党とも国政選挙並みの態勢で臨みました。
4年前の前回、小池知事が代表を務めていた都民ファーストの会は公明党と選挙協力を行いましたが、今回は、自民党と公明党が選挙協力を結びました。
このため、▽都議会第1党の都民ファーストの会がどこまで議席を確保できるかや▽自民党と公明党があわせて過半数の議席を獲得できるかが焦点です。
一方、共産党と立憲民主党は候補者を競合させないため一部の選挙区ですみ分けを行っていて、議席の上積みを狙います。
投票は一部の地域を除いて午後8時に締め切られ、即日開票されます。
最新の開票状況はNHKの都議選2021特設サイトでもお伝えします。
午後7時半現在の推定投票率は28.41%と、前回と比べて7.47ポイント低くなっています。
任期満了に伴う東京都議会議員選挙には42の選挙区のあわせて127の定員に対して271人が立候補しています。
投票は都内1800か所あまりの投票所で行われ、中野区の投票所では新型コロナウイルスへの対策がとられる中、訪れた有権者が1票を投じていました。
東京都選挙管理委員会が期日前投票を除いてまとめた午後7時半現在の推定投票率は28.41%と、前回と比べて7.47ポイント低くなっています。
また今回の東京都議会議員選挙できのう(3日)までに期日前投票を済ませた人は有権者のおよそ12.4%にあたる142万5192人で、前回・4年前の同じ時期と比べて7万人あまり、(70029)率にして5.2%増えています。
今回の選挙は10月に任期満了を迎える衆議院選挙の前哨戦とも言われ、各党とも国政選挙並みの態勢で臨みました。
4年前の前回、小池知事が代表を務めていた都民ファーストの会は公明党と選挙協力を行いましたが、今回は、自民党と公明党が選挙協力を結びました。
このため、▽都議会第1党の都民ファーストの会がどこまで議席を確保できるかや▽自民党と公明党があわせて過半数の議席を獲得できるかが焦点です。
一方、共産党と立憲民主党は候補者を競合させないため一部の選挙区ですみ分けを行っていて、議席の上積みを狙います。
投票は一部の地域を除いて午後8時に締め切られ、即日開票されます。
最新の開票状況はNHKの都議選2021特設サイトでもお伝えします。
NHK出口調査(4日)
NHKは、きょう、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。
調査は都内484の投票所で投票を終えた有権者4万3600人を対象に行い、60.5%にあたる2万6359人から回答を得ました。
一方、きのうまでに有権者のおよそ12.4%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。
《支持政党》
出口調査では、投票した人に、ふだん支持している政党について尋ねました。
▼自民党が31%
▼立憲民主党が11%
▼都民ファーストの会が8%
▼共産党が8%
▼公明党が7%
▼日本維新の会が3%
▼国民民主党が1%
▼特に支持する政党がない、いわゆる無党派層が28%でした。
《小池知事》
小池知事の都政運営について聞いたところ、
▼「評価する」が64%
▼「評価しない」が36%でした。
《都のコロナ対策》
東京都の新型コロナ対策について聞いたところ、
▼「大いに評価する」が9%
▼「ある程度評価する」が52%
▼「あまり評価しない」が28%
▼「全く評価しない」が11%でした。
《東京五輪》
東京オリンピックの観客の上限は1万人が原則で、状況次第で無観客の可能性があります。
これについて聞いたところ、
▼「現時点で無観客の方針にすべき」が38%
▼「大会は中止すべき」が26%
▼「今の方針に賛成」が21%
▼「大会は再延期すべき」が10%
▼「観客の制限なく開催すべき」が5%でした。
《菅内閣》
菅内閣を支持するかどうか聞いたところ
▼「支持する」が39%
▼「支持しない」が61%でした。
調査は都内484の投票所で投票を終えた有権者4万3600人を対象に行い、60.5%にあたる2万6359人から回答を得ました。
一方、きのうまでに有権者のおよそ12.4%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。
《支持政党》
出口調査では、投票した人に、ふだん支持している政党について尋ねました。
▼自民党が31%
▼立憲民主党が11%
▼都民ファーストの会が8%
▼共産党が8%
▼公明党が7%
▼日本維新の会が3%
▼国民民主党が1%
▼特に支持する政党がない、いわゆる無党派層が28%でした。
《小池知事》
小池知事の都政運営について聞いたところ、
▼「評価する」が64%
▼「評価しない」が36%でした。
《都のコロナ対策》
東京都の新型コロナ対策について聞いたところ、
▼「大いに評価する」が9%
▼「ある程度評価する」が52%
▼「あまり評価しない」が28%
▼「全く評価しない」が11%でした。
《東京五輪》
東京オリンピックの観客の上限は1万人が原則で、状況次第で無観客の可能性があります。
これについて聞いたところ、
▼「現時点で無観客の方針にすべき」が38%
▼「大会は中止すべき」が26%
▼「今の方針に賛成」が21%
▼「大会は再延期すべき」が10%
▼「観客の制限なく開催すべき」が5%でした。
《菅内閣》
菅内閣を支持するかどうか聞いたところ
▼「支持する」が39%
▼「支持しない」が61%でした。
自民党が第1党をうかがう情勢(4日20:00)
きょう投票が行われた東京都議会議員選挙は、自民党が第1党をうかがう情勢です。
一方、選挙前に第1党だった都民ファーストの会は、議席は減らすものの自民党に迫る可能性もあります。
また、自民・公明両党が目標としていた過半数を確保できるかどうか微妙な情勢です。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日のきょう、東京都内484の投票所で投票を終えた有権者4万3600人を対象に出口調査を行い、60.5%にあたる2万6359人から回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果、▼自民党は25議席から43議席を獲得する見通しで、第1党をうかがう情勢です。
▼公明党は16議席から23議席を獲得する見通しです。
これにより、自民・公明両党はあわせて41議席から66議席を獲得する見通しですが、両党が目標としていた過半数の64議席を確保できるかどうか微妙な情勢です。
一方、▼選挙前は第1党だった都民ファーストの会は、20議席から35議席を獲得する見通しで、選挙前の45議席から減らすものの自民党に迫る可能性もあります。
▼共産党は14から22議席、▼立憲民主党は11から22議席、▼東京・生活者ネットワークは1から3議席を獲得する見通しです。
▼日本維新の会は最大で2議席、▼れいわ新選組は1議席を獲得する可能性があります。
▼無所属の候補者は2から6議席を獲得する見通しです。
一方、選挙前に第1党だった都民ファーストの会は、議席は減らすものの自民党に迫る可能性もあります。
また、自民・公明両党が目標としていた過半数を確保できるかどうか微妙な情勢です。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日のきょう、東京都内484の投票所で投票を終えた有権者4万3600人を対象に出口調査を行い、60.5%にあたる2万6359人から回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果、▼自民党は25議席から43議席を獲得する見通しで、第1党をうかがう情勢です。
▼公明党は16議席から23議席を獲得する見通しです。
これにより、自民・公明両党はあわせて41議席から66議席を獲得する見通しですが、両党が目標としていた過半数の64議席を確保できるかどうか微妙な情勢です。
一方、▼選挙前は第1党だった都民ファーストの会は、20議席から35議席を獲得する見通しで、選挙前の45議席から減らすものの自民党に迫る可能性もあります。
▼共産党は14から22議席、▼立憲民主党は11から22議席、▼東京・生活者ネットワークは1から3議席を獲得する見通しです。
▼日本維新の会は最大で2議席、▼れいわ新選組は1議席を獲得する可能性があります。
▼無所属の候補者は2から6議席を獲得する見通しです。
立民 手塚仁雄 都連幹事長「あっという間だった」(4日19:40)
立憲民主党の東京都連幹事長を務める手塚仁雄・衆議院議員は、午後7時40分ごろ、都連に入る際、NHKの取材に対し「9日間はあっという間だった。しっかり開票を見守りたい」と述べました。
共産 志位委員長 党本部に入る(4日19:00過ぎ)
共産党の志位委員長は、午後7時すぎ、党の「開票センター」が設けられている東京・渋谷区の党本部に入りました。
自民 下村政調会長「最後まで緊張感持って」(4日19:00前)
自民党東京都連の最高顧問を務める下村政務調査会長は、午後7時前、党本部に入る際、記者団に対し「投票箱のふたがしまるまで、しっかり緊張感を持ってやっていきたい」と述べました。
自民 二階幹事長 党本部に入る(4日17:00過ぎ)
自民党の二階幹事長は、午後5時すぎに党本部に入りました。
また、山口選挙対策委員長や森山国会対策委員長らも午後6時までに党本部に入りました。
自民党は、二階氏や下村政務調査会長ら党幹部が午後7時から静岡県熱海市で土石流が発生したことを受けて、緊急に会議を開く予定です。
そして、会議のあとそのまま党本部で東京都議会議員選挙の開票状況を見守ることにしています。
また、山口選挙対策委員長や森山国会対策委員長らも午後6時までに党本部に入りました。
自民党は、二階氏や下村政務調査会長ら党幹部が午後7時から静岡県熱海市で土石流が発生したことを受けて、緊急に会議を開く予定です。
そして、会議のあとそのまま党本部で東京都議会議員選挙の開票状況を見守ることにしています。
◆*れいわ新選組は一名の希望があったのが嬉しい(笑)