飛騨の山猿マーベリック新聞

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★内容も財源も課題山積…「こども未来戦略会議」初会合 6月大枠決定目指す 教育施策手薄で自民から不満も

2023年04月08日 14時32分43秒 | ●YAMACHANの雑記帳
 政府は7日、少子化対策の予算額や財源を議論する「こども未来戦略会議」の初会合を開いた。先月に少子化対策のたたき台(試案)をまとめたことを受け、6月の大枠決定に向けて次の段階に進むが、金額などの具体策が固まっていない施策が羅列されているのが現状。議論すべき課題は山積している。(井上峻輔、坂田奈央)

日本の少子化 出生数は、第2次ベビーブームだった1973年の約209万人をピークに減少傾向が続き、2022年に初めて80万人を割り込んだ。政府は保育サービスの充実などを盛り込んだ1994年の「エンゼルプラン」以降、さまざまな少子化対策を講じてきたが、歯止めはかかっていない。経済的な理由で結婚や出産を諦めざるを得ない実情や、仕事と子育ての両立の難しさなどが背景にある。

◆自民の茂木幹事長は数字言及も、政府は沈黙

 自民党の茂木敏充幹事長は4日のBS日テレ番組で、たたき台が2024年度からの3年間を集中取組期間と位置づけたのを踏まえ「3年間に大体、どれぐらい(予算が)かかるかは示さないといけない」と強調。「仮に本年度のこども家庭庁予算の3分の2となると、3兆円台になる」と具体的な数字に言及した。
 党側の発信とは対照的に、政府は「予算規模を正確に答えることはできない」(小倉将信こども政策担当相)と沈黙する。全体像を示していないからだ。
 児童手当の拡充には年間で兆円単位の追加予算が必要なことは確実。学校給食費の無償化は4000億〜5000億円とされる。だが、保育士の配置基準「改善」や育休給付金の拡充などを合わせ、3年間のどこで何を始め、どう予算を振り向けるのかは不明。議論は子育て当事者らが加わった未来戦略会議に委ねられる。

◆高等教育の負担軽減、児童手当拡充…効果問う声も

 全体像を検討していく過程で、内外から政策効果を問う声が上がる可能性もある。
 例えば高等教育の負担軽減。多くの専門家らが教育無償化の効果を強調する中、修士課程の学生を対象に授業料後払い制度の導入が盛り込まれたが、返済しなければならないのは貸与型奨学金と同じで無償化とは程遠い。教育関連の施策は手薄に見え、身内の自民党からも「この内容なら厚生労働省だけで取り組めばいい」(遠藤利明総務会長)と不満が噴出している。
 たたき台の柱である児童手当の拡充については、金額は未定ながら所得制限の撤廃と高校卒業までの支給延長、子どもが複数いる多子家庭への加算を打ち出した。どこまで出生率を押し上げられるのか。人口問題に詳しい日本総研の藤波匠氏は「児童手当を増やすに越したことはないが、経済的な理由で第一子出産にたどりつけない人が増えていることが少子化の要因。多子加算の効果は薄い」と指摘する。

◆社会保険料に上乗せ案も過去に頓挫

 財源を巡って政府・与党内で拡大しつつあるのは、増税や国債でなく、社会保険料に一定額を上乗せして確保する案だが、過去に構想が頓挫した経緯もある。
 2017年に自民党の小泉進次郎衆院議員らは年金保険に上乗せして子ども・子育て政策に充てる「こども保険」の導入を提案。議論の際、年約1兆7000億円の財源を生み出すため、厚生年金保険料率を0.5%引き上げ、国民年金保険料には月830円を加算するとの試算も出た。
 だが、子育てと無関係の国民らに反発が広がり、立ち消えになった。今回は社会全体で子育てを担うという理念を掲げており、検討する場合は幅広い世代が負担する仕組みのあり方などが焦点になるとみられるが、曲折も予想される。
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◆ハンバーガー110円が1年で170円…黒田緩和10年で「円」の価値は目減りした 円安政策は曲がり角

2023年04月08日 11時41分28秒 | ●YAMACHANの雑記帳
日銀総裁の退任に際して記者会見した黒田東彦氏=7日

日銀総裁の退任に際して記者会見した黒田東彦氏=7日

退任する日銀の黒田東彦総裁が主導した大規模金融緩和の10年間で、大きく下がったのが円の価値だ。昨年後半には金融引き締めを急ぐ米国との政策の違いを背景に、1ドル=150円台の歴史的な円安が進行。輸入物価の上昇に拍車をかけ、「悪い円安」論が高まった。新体制となる日銀は緩和を当面続ける方針だが、経済の成長力強化につながらなかった円安政策は曲がり角を迎えている。

◆半世紀前と同水準になっている「円の購買力」

 昨年3月まで110円だったマクドナルドのハンバーガーが3度の値上げを経て今年1月以降は170円に。かつて「デフレの象徴」とも言われたハンバーガーが度重なる値上げを迫られているのは、牛肉や小麦など原材料費の高騰に加え、海外からの仕入れに響く円安が要因だ。
 日本に初出店した1971年は80円だった同社のハンバーガーは、2002年には過去最安の59円まで価格が低下。しかし、今やその3倍近い金額となっている。それでも同社担当者は「まだかなりの円安水準にある。(商品の)値上げでコスト上昇分を全て吸収できているわけではない」と話す。
 円安は長らく「日本経済にプラス」と考えられ、黒田氏も同様の発言をしてきた。輸出企業の業績を伸ばして雇用や設備投資につながり、株価も底上げされる面があるからだ。12年に始動した第2次安倍政権も円高是正に乗り出し、大規模緩和を柱としたアベノミクスを実行。政権発足前に1ドル=80円台だった円相場を円安に導いた。
 しかし、世界的な資源高の中で昨年から目立つのが円安のマイナス面だ。輸入価格が上がることで企業のコスト負担は増え、商品への価格転嫁は賃金が上がらない家計を圧迫した。企業の海外移転が進み、円安による輸出メリットもかつてより薄れている。
 円の総合的な実力も落ちた。2国間の為替相場と異なり、各国の物価変動や貿易量を加味して各通貨と比較した円の購買力を示す「実質実効為替レート」(20年=100)は直近で70台まで低下し、半世紀前と同水準だ。海外のモノやサービスが割高になったことを意味し、円安と長期の物価低迷を反映している。
 こうした円の凋落ちょうらくについて、一橋大の野口悠紀雄名誉教授は「企業の利益が自動的に増える円安を政府もメディアも歓迎してきたが、新たな技術やビジネスモデルの開発で生産性を上げて円高に対抗すべきだった」と指摘。円安政策に安易に頼り、産業の構造改革を怠ってきた結果が日本経済の衰退とみる。(近藤統義)
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★維新は大阪W選でカネの話に触れず…万博予算積み増しはお得意の“後出しジャンケン”で?

2023年04月08日 11時28分26秒 | ●YAMACHANの雑記帳

「責任を持って、この2025年大阪・関西万博を最後までやり切りたい」──。そう街頭演説で訴える吉村知事は、カネの話には触れようとしない。9日に投開票を迎える大阪ダブル選。情勢調査では府知事選、市長選はそれぞれ大阪維新の会公認で現職の吉村と新人の横山英幸候補が大きくリードしているが、すでにパビリオンなど万博の建設費は大きく上振れ。資材価格の高騰に加え、独創的なデザインがアダとなり、入札不成立が相次いだ結果、予定価格を最大5割も引き上げているためだ。
 再入札で予定価格を引き上げたのは、開会式会場の大催事場や、各界の著名人がプロデューサーとなって建設する8つのテーマ館の一部など。
「大催事場は過去2回の入札で予定価格内の応札者はゼロ。昨年12月の2回目には予定価格を当初の47.6億円から約5割増しの約71.2億円まで引き上げたのに、誰も手を出さなかった。今月28日開札の3回目の入札では基礎工法を簡素化し、資材の使用料を減らすデザインに変えましたが、予定価格は前回より約40万円増えました」(運営主体の日本国際博覧会協会関係者)

■建設費は軒並み億単位で上昇

 大催事場と同じ日に開札される映画監督・河瀬直美氏のテーマ館の再入札も、予定価格は約15.7億円で前回より5億円ほど上乗せした。こちらも約5割アップである。
 1回目の入札が不成立だった計10施設の予定価格は約23億6000万円上乗せした大催事場を筆頭に、再入札では軒並み億単位で上昇。建設予算額は1850億円で国、大阪府市、経済界が3分の1ずつ負担する。暑さ対策の見直しなどで2020年に当初の1250億円から増額されたが、さらに膨らむのは必至だ。
 それでも上振れの可能性について、万博協会は「(他の事業で予定価格より)低いものもあり、問題ない」(藁田博行・整備局長)と説明する。ダブル選を乗り切った途端に増額発表は許されないが、万博跡地のカジノに「税金を使わない」(松井前市長)との公言を覆し、約790億円を投入するなど「後出しジャンケン」が維新政治の歴史である。大阪の有権者はダマされることに慣れたらアカンよ!

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★ロンドン午前 2 時のナイトライフ地区 🇬🇧 眠らない街

2023年04月08日 09時11分21秒 | ●YAMACHANの雑記帳

ロンドン午前 2 時のナイトライフ地区 🇬🇧 眠らない街

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