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●南青山の児相建設反対住民の醜悪な差別意識は他人事じゃない! 『月曜から夜ふかし』などの地域ネタも差別を生んでいる

2018年10月22日 17時14分46秒 | ●YAMACHANの雑記帳

リテラ > 社会 > 社会問題 > 南青山の児相反対と『月曜から夜ふかし』の地域差別ネタ

南青山の児相建設反対住民の醜悪な差別意識は他人事じゃない! 『月曜から夜ふかし』などの地域ネタも差別を生んでいる

南青山の児相建設反対住民の醜悪な差別意識は他人事じゃない! 『月曜から夜ふかし』などの地域ネタも差別を生んでいるの画像1

港区HPより『港区子ども家庭総合支援センター』外観案

東京都の港区が南青山に建設予定の港区子ども家庭総合支援センター(仮称)をめぐって、区と近隣住民との間で争いが起きている。

 2018年10月17日放送『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ)では、区が開いた近隣住民への説明会の様子が流されていたのだが、そこで語られる住民の言葉は、にわかには信じられない薄情でひどいものだった。

 住民が反対しているのは、2021年4月に開設される予定の複合施設。表参道の駅から徒歩3分ほどの場所に、児童相談所、子ども家庭支援センター、母子生活支援施設が入った4階建ての建物が建設される。総事業費は約100億円と報じられている。

 これに対し、住民からは反対意見が一気に押し寄せた。住民らが主張している反対の理由はいくつかあるが、そのひとつは、周囲を高級ブティックに囲まれる超一等地に、そのような施設はふさわしくないというものだ。

「青山じゃなくていいんじゃない」
「田町に広い場所いっぱいあるじゃない」
「そういうものをもってきたときに、港区としての価値が下がるんじゃないか」
「なんで青山の一等地でそんな施設をつくらなきゃならないんですか」
「南青山というのは世界的にも注目されている情報の発信地なんです」

 まるで米軍基地か原発でも作られるかのような言い草だ。これを聞いていると、米軍基地が沖縄に、原発が地方に押し付けられている構造がよくわかるというものだが、今回建設されるのは米軍基地でもなければ原発でもない。港区の子どもや子どものいる家庭を支援するための施設だ。しかし反対住民たちは児童相談所などの施設ができると、街の「価値」が下がるというのだ。

 また、住民説明会ではこんな言葉も聞かれた。

「この周辺のランチ単価知ってますか? 1600円ぐらいするランチ単価のところで、なんで親がここの施設に子どもを連れてくるんですか」
「ネギひとつ買うのにも紀ノ国屋に行くような状況で、そのDV保護される方々はすごく生活に困窮されている方だと聞いていますので、そういう方たちが生活するのに大変…一般の人でも物価高で大変ですので、なぜそれがふさわしい場所なのか」

 利用者の生活を心配しているという体だが、施設利用者が生活に困窮していると決めつけ生活困窮者はこの高級な街にふさわしくないという差別意識がダダ漏れている。この複合施設にDVシェルターなどが含まれていることから出ている意見だと思われるが、そもそも一時的な保護であり永住するわけではなく、食事も施設で提供されるという。

「ランチ単価1600円」とか「ネギを買うのも紀ノ国屋」とか、これだけでも裕福な自分たちの生活を鼻にかけて不幸な境遇の人々を見下す差別意識が浮き彫りになってくるわけだが、さらに輪をかけてグロテスクだったのがこのような発言だ。

「100億もかけてやるのに、なんで法に触れるような触法少年の施設をここにつくらなきゃならないのか」
「自己責任になるでしょう」
「福祉だったらこんな高く何を使ってもいいの」
「100億円もかけるならもっと生産性のある施設にしてほしい」

 彼らの頭のなかに、「子どもは社会で育てる」という発想はないのだろうか。児童相談所では14歳未満の触法少年の一時保護もすることからこのような意見が出ていると思われるが、14歳未満の子どもが法に触れるような行為をしてしまうのは、生活環境や生育背景に何らかの困難を抱えているためで、社会全体で保護すべき存在だ。しかも、東京都港区は財政的にかなり裕福な自治体で、贅沢すぎる官舎などに使うというならまだ文句を言うのもわかるが、教育や福祉にお金を使うことは褒められこそすれ非難されることではないだろう。

 

南青山の反対住民の主張と杉田水脈「生産性」発言と同根

 

 この児童相談所建設の反対運動を行っている「青山の未来を考える会」は、「反対活動へのご署名のご協力のお願い」のなかで、〈海外から来日して青山を散策する観光客に対して何の貢献やアピールもしません〉や〈2020東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場を控える青山の街に夢がなくなります〉としながら、〈この公益性のない港区の整備計画を阻止し、民間運営による有益的な一画として本来の街づくりを整備するべく〉などと記している。

 

 つまり、公共施設ではなく、高級ブランド店やレストランなどが入るような商業施設にするべきだという主張だ。先に引いた反対住民の発言のなかに奇しくも、「生産性」という言葉が出てくるが、弱者を切り捨てて社会から排除してしまうことに疑問すら抱かず、なにもかも経済的な損益を物差しに測ろうとする発想は、「新潮45」(新潮社)で大炎上した杉田水脈衆議院議員にも共通するものがある。

 

 前述『直撃LIVEグッディ!』のなかで三田友梨佳アナウンサーは、住民たちのこのような発言に対し、「南青山の品位を下げかねないんじゃないかなと思ってしまう」と喝破していたが、まさしくその通りだろう。

 

 もちろん番組でも少数ながら「こういった施設ができるのはいいこと」と賛成意見を述べる住民もいたし、南青山のすべての住民がこうした意見を持っているわけではないだろう。また、前述の「青山の未来を考える会」がある不動産会社のホームページ内にあることから、ネットでは「黒幕は不動産会社」「説明会の反対住民はサクラ」などの見方も散見されるが これだけヒートアップしているのは、単に一企業の旗振りだけでなく、それなりの数の住民が反対しているからなのは明らかだろう。実際、予定地近くにある小学校の保護者などからも反対の声があがっている。

 

 優越感と差別意識を露骨に出していることに、人間としての理性のタガが外れていると思わずにはいられないのだが、ここまで醜悪でなくとも、似たような差別的意識が日本の社会では日常的に飛び交っている。

 

 いわゆる、「地域格差ネタ」「地域差別ネタ」の流行である。「埼玉から東京へ行くには通行手形が必要」などの地域差別ネタを盛り込んだ1986年出版の魔夜峰央による漫画「翔んで埼玉」が2015年に復刊されて人気となり、来年には二階堂ふみとGACKTの出演で映画化されるというここ最近の流れが象徴しているが、こういった地域差別ネタを許容するという態度も、児童相談所の建設を拒否する南青山の住民たちと根を同じくするものである。

『月曜から夜ふかし』の地域ネタ、三浦瑠麗の「大阪ヤバイ」発言

 ネタにされる地域は埼玉だけではない。たとえば、東京都の足立区は「治安の悪い地域」などの代名詞としてしばしばネタにされている。「翔んで埼玉」復刊のきっかけとなった深夜番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)でも、埼玉県だけでなく足立区や錦糸町といった地域の住民をいじるような地域ネタ特集がしばしば放送される。『夜ふかし』では、港区や世田谷区の住民が他の地域を下に見るような態度もまたネタにはしているが、いずれにしてもステレオタイプや差別意識を助長しかねない危うさがある。

 最近でヒドかったのが、10月1日放送回の「全国の注目されないニュースを取り上げてみた件」というコーナーで、「沖縄の子ども 中学生になると 急に学力低下問題」なる企画だ。

 これは、沖縄の中学3年の2018年度全国学力テストが全国で最下位だったことをフックにした典型的な“沖縄ディス”の企画。沖縄県知事選の投開票の翌日というタイミングでこんな企画をやること自体、番組のセンスを疑わざるをえないが、そんな沖縄をバカにするようなVTR明け、スタジオではマツコ・デラックス、村上信五(関ジャニ∞)、そしてゲストで出演していた有働由美子アナウンサーまでも、その企画の危うさを指摘することもなく、ただヘラヘラしているだけだった。

 言うまでもなく、治安や学力などの地域格差は、歴史的背景や社会構造の結果生まれているものであり、住民ひとりひとりのキャラクターや責任に回収されるものではない。ましてや嘲笑の対象ではない。

 こういうことを言うと、ただのネタに何を真顔でイキリ立っているのかと言われるが、ただのネタでは済まずリアルな差別意識に簡単に結びついてしまっている。実際、“沖縄の学力”企画が放送された夜、「だから、沖縄県知事選はあんな結果になったのか」などと沖縄県民を知事選と絡めてバカにするような趣旨のツイートもあった。

 また、国際政治学者の三浦瑠麗氏は、2018年2月11日放送『ワイドナショー』(フジテレビ)で、「スリーパーセルという北朝鮮のテロリスト分子が潜んでいる」「いま結構大阪ヤバイ」と差別助長発言を口にして大炎上したが、これも、ネットなどで垂れ流されている大阪に対する地域差別の定番エピソードと絡み合って相乗効果を発揮するような悪質な差別デマだ。4月の大阪地震では、さっそくこの発言に影響を受けたと思しきツイートが散見された。

 残念ながら現在の日本社会は醜悪な差別意識をためらいなく表出することを許容する空気が確実にある。場合によっては差別的発言が「炎上を恐れず本当のことを言った」などと一部で喝采を浴びることすらある。

 ちょっとした地域差別もネタで済まず、現実の社会生活にも影響を及ぼすことは、今回の南青山の一部の住民の反応を見ても明らかだろう。児童相談所の建設に反対する南青山の住民の姿は誰の目にも醜悪だが、その一方、先に挙げたような地域差別ネタで笑っている多くの人々の心のなかにも、南青山の住民と共通するものが存在していることを無視してはならないと思うのである。(編集部)

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【経済の深層】偽りの世界好景気/ニッポンの電子部品/のれん償却181019

2018年10月22日 13時03分24秒 | ●YAMACHANの雑記帳

【経済の深層】偽りの世界好景気/ニッポンの電子部品/のれん償却18.10.19

デモクラシータイムス.
 経済から世界を見る、時代を読みとく。 週刊エコノミストとお届けします。 出演は、山田厚史(ジャーナリスト)、藤枝克治ほか週刊エコノミスト編集部の面々、進行は叶内文子。 今週は 特集① 偽りの世界好景気 特集② 最強!ニッポン 電子部品 特集③ 国際会計基準(IFRS) のれん償却 最後にプレゼントあります。雑誌5名様。ぜひご応募ください。
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●携帯料金の値下げ 「来年10月ごろ目指す」菅長官(18/10/22)

2018年10月22日 12時37分51秒 | ●YAMACHANの雑記帳

携帯料金の値下げ 「来年10月ごろ目指す」菅長官(18/10/22)

ANNnewsCH
 菅官房長官は自らが主張する携帯電話料金の4割引き下げについて、来年10月ごろの実現を目指す考えを強調しました。 ・・・記事の続き、その他のニュースはコチラから! [テレ朝news] http://www.tv-asahi.co.jp/ann/
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●根尾昂 大阪桐蔭 インタビュー ドラフト直前 NHK

2018年10月22日 10時48分47秒 | ●YAMACHANの雑記帳

根尾昂 大阪桐蔭 インタビュー ドラフト直前 NHK

チャンネルを作成2
 根尾昂 インタビュー ドラフト直前 NHK
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◆ 野党結集!「小沢一郎・山本太郎・自由党」応援街宣(新宿駅西口小田急百貨店前&南口バスタ新宿前)

2018年10月22日 10時41分16秒 | ●YAMACHANの雑記帳

'18.10.20 野党結集!「小沢一郎・山本太郎・自由党」応援街宣(新宿駅西口小田急百貨店前&南口バスタ新宿前)

 今回は15時からチャンネル桜の街宣があり、いつもの新宿西口小田急百貨店前と南口駅バスタ新宿前の2カ所での街宣となりました。 途中、街宣を止めろと年配の男性が怒鳴り込んできたり、太郎さんの国会質疑動画の街頭テレビを始めたとたん、雷雨に見舞われるなど、いろいろありましたが、チラシの受け取りはとても良く、持参した250枚以上のチラシを受け取って頂き、最後はのざわ哲夫さんのチラシのみを配らせて頂きました。
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★オリオン座流星群2018/特設ライブカメラ@宮崎県たちばな天文台

2018年10月21日 17時33分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

オリオン座流星群2018/特設ライブカメラ@宮崎県たちばな天文台

ウェザーニュース
 今夜、オリオン座流星群の活動がピークを迎えます。 ★出現期間 10月2日~11月7日 ★ピーク  10月22日2時 ★母天体  ハレー彗星(1P/Halley) オリオン座流星群は毎年10月21日(日)頃に活動のピークを迎える流星群で、例年ピーク時には、観測条件のいい場所で1時間に15個程度、市街地近郊など空の明るい所でも1時間に5個程度の流星数が期待できます。 ただ、今年はピークの夜に満月前の明るい月が輝いているので、月が沈む22日未明頃までは空の条件のいい所でも期待できる流星数は1時間に5個程度となりそうです。 少しでも多くの流れ星がみたい方は、月明かりの影響がなくなる22日未明頃からの観測がオススメです。
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●山本太郎街頭記者会見@神戸元町

2018年10月21日 13時21分01秒 | ●YAMACHANの雑記帳

山本太郎街頭記者会見@神戸元町

 11 分前にライブ配信開始

LIVE 山本太郎 参議院議員 街頭記者会見@神戸元町

https://www.youtube.com/watch?v=RNlntVaZTgk

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◆来た道をたどらぬよう/明治150年に考える

2018年10月21日 11時13分24秒 | ●YAMACHANの雑記帳

来た道をたどらぬよう 明治150年に考える

Yoshida Shoin2.jpg

吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本武士長州藩士)、思想家教育者山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

明治元(一八六八)年から数えて今年は百五十年。政府はさまざまな行事で祝います。明治とはどんな時代だったか。歴史の美化を離れて考えます。

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2018102102000100.html

 汽車や西洋風の赤れんが建物…。上流階級が舞踏会を楽しんだ鹿鳴館もありました。明治には目をみはる変化がありました。

 西洋の思想や文学、科学も入ってきます。それを理解するために和製漢語が生まれました。

 「交響曲」「空想」「詩情」などは森鴎外が。「不可能」「経済」「価値」「無意識」などは夏目漱石が造語したそうです。「芸術」「科学」「知識」などは哲学者の西周(あまね)が考案したとも…(作家・半藤一利氏の著作による)。

松陰の帝国主義とは

 何とも「文明開化」の明るい雰囲気が感じられませんか?

 別の一面もあります。「富国強兵」のスローガンに駆り立てられ、国内外に無数の犠牲者を生んだ時代です。日本史で「近代」とは、明治維新から一九四五年、太平洋戦争の敗戦までとされます。血みどろの時代でした。

 <急いで軍備をなし、隙に乗じてカムチャツカ半島やオホーツクの島々を奪い、琉球にも幕府に参勤させるべきである。朝鮮を攻めて、北は満州の地を割き、南は台湾やフィリピン諸島を手に入れよう。進取の勢いを示すべし>

 幕末にこんな趣旨の文章を残した人がいます。長州(山口)の思想家・吉田松陰です。「幽囚録」(講談社学術文庫)に書かれています。

 軍事力で他国の領土や資源を奪う帝国主義の思想そのものです。実際に朝鮮や台湾は、日本の植民地になりました。中国東北部の満州には日本の傀儡(かいらい)国家「満州国」をつくっています。

 まるで松陰が描いた“戦略図”は、近代日本の戦争の歴史そのものではありませんか。←(松陰に陶酔するどなたかを思うとき、日本の危機を憂うのは、僕だけかな?)

統帥権で軍が暴走した

 カムチャツカ半島はなくとも、樺太の南半分は手に入れ、フィリピンも太平洋戦争のときは日本軍が占領していました。

 確かに江戸末期はアジア諸国が西欧列強に蚕食され、植民地になった時代です。その中で松陰は共存共栄の道ではなく、アジア争奪戦に加わらないと日本が滅んでしまうと考えていたのです。

 ひょっとして長州の志士たちに「幽囚録」の一節も埋め込まれていたのでしょうか。あくまで仮説ですが、松陰の帝国主義的な思想が彼らに受け継がれていたとすれば、対外戦争の歴史を説明することにはなります。

 例えば明治政府の軍を握っていたのは長州閥の山県有朋です。「松陰の最後の門下生」と自ら語りました。徴兵制をつくったのも山県、参謀本部の設置や軍人勅諭の制定も山県です。「日本軍閥の祖」と呼ばれ、枢密院議長を三回、首相を二回歴任しました。軍備拡張を推し進めました。

 同じ長州閥の伊藤博文がつくった明治憲法には「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」との条文がありました。統帥権の独立は、軍への政治の介入を防ぎました。昭和になって軍の暴走を招いた原因とされます。

 明治維新から七十七年間は「戦争の時代」でしょう。統帥権の規定で、政治によるコントロールが利かない軍隊になっていたのではないでしょうか。

 終戦からの今日までの七十三年間は、まさに「平和の時代」です。それを守ってきたのは日本国憲法です。それぞれの憲法の仕組みが、戦争の時代と平和の時代とを明確に切り分けたと考えます。

 戦争へ進んだ要因は他にも多々あるでしょう。興味深いエピソードがあります。作家の保阪正康さんは昔、日米開戦時の首相・東条英機らが「なぜ戦争をしたのか」と疑問を抱き、昭和天皇の側近・木戸幸一に書面で質問しました。

 「(彼らは)華族になりたかった」と答えの中にあったそうです。内大臣だった木戸の想像ですが、軍功があれば爵位がもらえたのは事実です。公爵や伯爵など明治につくられた特権階級です。満州事変時の関東軍司令官も男爵になっています。爵位さえ戦争の一つの装置だったかもしれません。

国民も勝利に熱狂した

 むろん国民も戦争に無縁ではありません。日清・日露の勝利、日中戦争での南京陥落、真珠湾攻撃に万歳を叫び、提灯(ちょうちん)行列です。勝利の報に熱狂したのは国民でもあるのです。

 でも、戦争は残忍です。日露戦争では日本兵だけで約十二万人が死にました。歌人の与謝野晶子は「君死に給(たま)ふこと勿(なか)れ」と反戦詩を発表しています。太平洋戦争では民間人を含め、日本人だけでも約三百十万人の死者-。血みどろの歴史を繰り返さない、それが近代を歩んだ日本の教訓に違いありません。

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◆UPLAN 東海第二原発 運転延長STOP!首都圏大集合

2018年10月21日 10時48分37秒 | ●YAMACHANの雑記帳

2018.10.20 UPLAN 東海第二原発 運転延長STOP!首都圏大集合

三輪祐児
 【とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会】 もうすぐ稼働して40年になる東海第二原発という老朽原発が、東京から100キロのところにあると言うことを知らない人があまりにも多いことに驚かされます。 しかも、2011年東日本大震災の時に被災したオンボロ原発です。 自動停止後外部電源が喪失し浸水により非常用発電機が水損。 パワー不足で冷却ができず、 綱渡りで 蒸気逃し弁開閉手動作業を繰り返して3日半後にようやく冷温停止した、あわやの危機的状況だったのです。 こんな危ない原発が再稼働され、20年運転延長されようとしています。 危機感を持った首都圏の人々が立ち上がり、5月21日参議院議員会館で「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」が結成されました。 10月20日18:30〜、決意を新たにし、 大きなうねりを作るべく 集会を開催することになりました。 会場は、日本教育会館(千代田区一ツ橋2-6-2)の一ツ橋ホール(800席)です。 鎌田慧さん(ルポライター)、 吉原毅さん(原自連会長、城南信金顧問)、 村上達也さん(前東海村長)の講演があります。 トピックは、来春立憲民主党から参議院選挙に比例での出馬が決まったおしどりマコ&ケンさんの特別出演があることです。 「東海第二・七つの不思議」が予定されています。
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◆WTA Finals stars dazzle on the red carpet, draw reaction and more!

2018年10月20日 21時32分06秒 | ●YAMACHANの雑記帳

WTA Finals stars dazzle on the red carpet, draw reaction and more!

WTA
 Subscribe to WTA on YouTube: http://www.youtube.com/subscription_c... Like WTA on Facebook: http://www.facebook.com/WTA Follow WTA on Twitter: http://www.twitter.com/WTA More Videos: http://www.wtatennis.com
 

大坂、全米制覇も「大会続きで『人生変わった』と考える余裕なかった」/テニス

特集:
大坂なおみ
記者会見で笑顔を見せる大坂なおみ=シンガポール(共同)

記者会見で笑顔を見せる大坂なおみ=シンガポール(共同)【拡大】

https://www.sanspo.com/sports/news/20181020/ten18102018170004-n1.html

 女子テニスの年間成績上位選手で争うWTAファイナルは21日、シンガポールで開幕する。20日は記者会見が行われ、初出場する世界ランキング4位の大坂なおみ(日清食品)は「今季好成績を残した選手がそろう大会で興奮している。優勝するんだという気持ちを持たないといけない」と意気込みを口にした。4人ずつ2組に分かれて総当たりの1次リーグを戦い、上位2人が準決勝へ進む。A組の大坂は22日の初戦で過去0勝1敗の世界8位、スローン・スティーブンス(米国)と対戦。20日は会見後に試合会場で約1時間、サーシャ・バイン・コーチらと打ち合って精力的に動いた。9月の全米オープンでは日本勢で初めて四大大会のシングルスを制覇。大きな注目を浴びてきたが「大会続きで『人生が変わった』と考える余裕もなかった。もっと前へ進んでシーズンを終えたい」と貪欲だった。(共同)

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●城間みきこ必勝ラストスパート打ち上げ式

2018年10月20日 17時03分42秒 | ●YAMACHANの雑記帳

城間みきこ必勝ラストスパート打ち上げ式

https://twitcasting.tv/iwj_okinawa1/movie/501284459

【IWJ・OKINAWA1】ただ今「那覇市長選『城間みきこ必勝ラストスパート打ち上げ式』(那覇市)」を中継中です。【#IWJ #沖縄 #那覇市長選 #城間みきこ】

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◆安倍政権退陣/力合わせて 総がかり行動などが国会前行動

2018年10月20日 15時09分16秒 | ●YAMACHANの雑記帳

安倍政権退陣 力合わせて

総がかり行動などが国会前行動

写真

(写真)臨時国会を前に安倍政権に抗議のコールをする人たち=19日、衆院第2議員会館前

安倍政権による改憲発議を必ず阻止しようと19日、総がかり行動実行委員会などは国会議員会館前行動を行いました。参加した市民や野党の代表は、沖縄県知事選挙での玉城デニーさんの勝利に喜びの声をあげ、来週から始まる臨時国会でも「力をあわせて安倍政権を退陣に追い込もう」と訴えました。主催者あいさつした共同代表の小田川義和さんは「沖縄県知事選の結果は、安倍政権に痛打を与えた」と指摘。それでも改憲発議や、沖縄への米軍新基地建設を強引に進めようとする安倍政権に対し、「“野党は共闘”の声をさらにあげ、安倍政権を世論と運動でさらに追い込みましょう」と述べました。立憲民主党の菅直人最高顧問、日本共産党の田村智子副委員長、社民党の福島瑞穂副党首があいさつ。田村氏は、安倍政権が狙う改憲発議について「うそをつくような内閣に、そもそも憲法を語る資格はありません」と強調し、臨時国会や国政選挙へ向けて市民と野党が「本気の共闘」で安倍政権を退陣に追い込もうと訴えました。時おり雨が降るなか2900人(主催者発表)が参加。衆院第2議員会館前から国会図書館前までびっしり集まり、「改憲止めよう」「みんなの力で政治を変えよう」とコール。

赤旗2018年10月20日(土)
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【森友学園問題】籠池諄子氏が手記を刊行/安倍晋三首相自身が森友問題の幕引き関与か

2018年10月20日 14時44分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

【森友学園問題】籠池諄子氏が手記を刊行 安倍晋三首相自身が森友問題の幕引き関与か

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-106405/

“獄中手記”で暴露 籠池夫人が明かした森友問題の核心部分

“獄中手記”で暴露 籠池夫人が明かした森友問題の核心部分

佐川理財局長(右上)からは「雲隠れ」指示(右は、籠池夫人の諄子氏)/(C)日刊ゲンダイ

国民の8割超がいまだ納得していない森友学園問題。籠池泰典前理事長の妻・諄子氏が17日、手記「許せないを許してみる 籠池のおかん『300日』本音獄中記」(双葉社)を刊行する。大阪拘置所の独房から弁護士に送り続けた手紙の一部が基となっている同書の帯には、「悔しいです。憎いです。でも、許します。」――。諄子氏の複雑な心境を象徴しているが、内容の一部に、森友問題の“核心”を突く重大な記述が見つかった。同書第7章〈昭恵さんからのTEL〉には、森友問題が最初に報道された直後の昨年2月下旬、当時の佐川宣寿財務省理財局長から「10日間ほど身を隠してほしい」と連絡があったことを、諄子氏が担当弁護士から聞いたと書かれている。つまり、佐川氏から人づてに「身を隠せ」と指令を受けたわけだが、夫妻が“雲隠れ”中の同2月23日にはナント、安倍首相事務所の初村滝一郎秘書から籠池前理事長に直接、電話が入った。〈至急、名誉校長から昭恵夫人の名を消してほしい。ついてはこちらからすぐにそれについてのファックスを学園に送るので、ホームページから昭恵夫人の名前と写真を外してください〉と、強い口調で言われたと記されている。
■秘書直電前日に菅長官が「官邸説明会」を
昨年2月といえば、17日に安倍首相が国会で「私や妻が関わっていたら、総理も国会議員も辞める」と答弁。この日が端緒となって財務官僚の“忖度”が始まり、公文書改ざんという重大問題につながったのでは、と国会でも問題視されている。安倍首相の秘書が籠池前理事長に電話した日は、それほどデリケートな時期だったということだ。つまり、安倍首相の答弁を聞いた佐川氏が「ヤバい」と直感し、関係者を通じて籠池前理事長の弁護士に“雲隠れ”を指示。その後、安倍首相の秘書までが昭恵夫人の学園への関与を“削除”しようと試みたとしか読み取れない。同書によると〈初村さんは以前電話で話した時は腰の低いイメージだったのに、上から一方的に指示を出すような、高圧的な物言いだった〉というから、安倍事務所の必死さがうかがえる。しかも、秘書から電話があった前日の22日には、菅官房長官が官邸に佐川氏らを呼び出し、国有地売却の経緯などについて説明させていた。このタイミングでなぜ、秘書が籠池前理事長に電話をかけたのか、安倍事務所に問い合わせたが締め切りまでに回答はなかった。森友問題を国会で追及する立憲民主党の川内博史衆院議員はこう言う。「初村秘書から電話があった前日の『官邸説明会』は、安倍総理自身が調査を指示し、行われたことが明らかになっています。ですから、総理自身が森友問題の早期幕引きのために動いたと疑われても仕方がありません。結果的には、この数日間の出来事が財務省の“忖度”の始まりで、公文書改ざんという民主主義を揺るがす事態に発展したのではないか。今後、国会できちんと解明すべきです」
安倍首相は今度こそ、臨時国会で「丁寧な説明」をするべきだ。

「権力に負けぬ」著書出版 籠池氏妻、勾留生活つづる

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◆【中日社説引用】九州の太陽光「潜在力」が示された(◍>◡<◍)。

2018年10月20日 09時30分38秒 | ●YAMACHANの雑記帳

九州の太陽光 「潜在力」が示された

九州は太陽光発電が盛んだ(熊本県内の太陽光パネル)

http://www.chunichi.co.jp/article/column/

九州電力が太陽光発電の出力制御に踏み切った。原発の電気が最優先、お日さまは後回しということだ。それにしても電気が余って困るとは-。この国の豊かな潜在力。生かさない手はないのだが。何とも不思議、というより非常にもったいない。全国に先駆けて、原発四基を再稼働させた九州電力。好天で送電線の空きが少なくなったため、太陽光による電気の受け入れを一時取りやめるという事態になった。電力小売りが自由化されても、既存の大事業者による送電網の独占状態は続いている。電力会社が過剰と判断すれば、せっかく発電可能な電力をむだにするしかないのである。少なくとも一つ、明らかになったことがある。日本は、未来の「エネルギー大国」になり得るということだ。長い間、この国は「資源小国」と言われてきた。石油、石炭の時代が続いていたからだ。そのために、原子力を「準国産エネルギー」ということにして、原発を優遇し続けてきた。だがこの国では、太陽こそ「純国産エネルギー」。太陽光は無限にあって、しかもただ。その上、火山の多い九州は地熱資源も豊かな半面、原発にはとりわけ不向き。本来、自然エネルギー活用で世界をリードすべき土地柄ではないのだろうか。ではなぜ、太陽光の電力が“制御”されてしまうのか。「原発の電気を最優先で送電網に流しなさい」とする、国のルールがあるからだ。再生可能エネルギーを主力にすると言いながら、旧態依然の“原発びいき”。「純国産」を普及するには、これをまず改めるべきではないか。「自然エネルギーは天候に左右されるので、不安定だ」と言われるが、日本は南北に細長く、気象条件もさまざまだ。例えば、北海道や東北には風が豊富にある。風はお日さまが沈んだ後も吹く。全国各地の“埋蔵資源”を開発し、調整力を高めて、融通、補完し合う。集中から分散、そして連携へ-。既存のインフラを基にして、そんな新たなシステムを構築できれば、「エネルギー大国日本」も絵空事とは思えない。もちろん送電網の大幅な増強が不可欠だ。コストはかかる。しかし、安全対策から廃炉、核のごみの処分まで、原発の方がよほど“金食い虫”だ。石油や石炭の輸入も減る。そう考えれば、決して損な投資ではないはずだ。

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●思惑ちらつく消費増税表明 辺野古「民意」踏みにじる政府措置

2018年10月19日 20時21分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

思惑ちらつく消費増税表明 辺野古「民意」踏みにじる政府措置

デモクラシータイムス.
 出演者 荻原博子(経済ジャーナリスト)、田岡俊次(ジャーナリスト) 、横田一(ジャーナリスト) 司会 高瀬毅(ノンフィクション作家) 議論のテーマ 安倍首相、消費税10%表明  ・軽減税率対策に現場の混乱と反発 ・増税対策 現金配布案も ・見通せぬ来年の経済 3度目延期の可能性は 辺野古新基地で、政府対抗措置 ・行政不服審査請求 沖縄の対応は ・聞く耳持たぬ政権の「沖縄・安保」 ・対立の陰で進む自衛隊「敵基地攻撃力強化」 ※中国包囲網と日中接近の裏側
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