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10月24日(水)20時〜竹内+愛のコードレスでいこか:2ndシーズンVol.58
酷評の東京五輪ボランティア 学生の6割が「応募しない」
「ボランティア=タダではない」(本間龍氏・右)/(C)共同通信社
やっぱり、大人による「労働搾取」を学生は見抜いている――。
22日、「ブラックボランティア」の著者で作家の本間龍氏が、早大で特別授業を開催。テーマは、「東京五輪ボランティアとどう向き合うべきか?」だ。 本間氏の授業に先立ち行われたアンケートでは、受講生(約100人)のうち6割が、東京五輪のボランティア募集について、「応募しない」と回答した。残りの4割は意欲的かと思いきや、「すでに応募した」学生はゼロ。「応募を検討中」と「そもそも(応募を)考えたことがない」が、2割ずつを占めた。要するに、ほとんどの学生はボランティアをやるつもりがない、ということだ。 本間氏による「特別授業」を企画した早大教育学部の後藤雄介教授(ラテンアメリカ研究)は、アンケート結果について、こう解説した。「『応募しない』と回答した学生の中で圧倒的に多かったのは、『タダ働きは変』という理由でした。他にも、『無賃労働はできない』『割に合わない』などの理由もありました。学生ならば、普通、実入りのいいアルバイトを探したいはず。東京五輪のボランティアは、何を差し置いてもやるというものではないのでしょう」 東京五輪大会組織委は、「感動」や「おもてなし」などのフワッとした言葉を使って、8万人のボランティア集めに躍起になっている。本間氏は授業の中で、組織委の“裏の狙い”についてこう語った。「組織委は、何かと『東京五輪のレガシー』などと言っています。彼らがやりたいことは、東京五輪で11万人がボランティアをしてくれたら、その仕組みをこの先も使い続けたいということ。東京五輪もタダでボランティアをやったのだから、大阪万博や札幌五輪など、今後の国家的イベントも全てタダで働いてもらおう。これが、組織委の言う『レガシー』なのです」 酷暑での開催が予想される東京五輪。はたして、過酷な環境で「タダ働き」する学生がどのくらいいるのか。
国民民主党・原口一博国会対策委員長会見2018年10月24日