YAMACHANの雑記帳&飛騨の山猿マーベリック新聞

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●【リテラ転載】望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』明日、全国公開される

2019年06月27日 16時21分56秒 | ●YAMACHANの雑記帳

リテラ > 芸能・エンタメ > 映画 > 望月衣塑子原案の映画『新聞記者』の安倍政権描写がリアル

望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』が描く「安倍政権」の不正がリアルすぎる! 内閣情報調査室の謀略も

望月衣塑子原案、松坂桃李出演の映画『新聞記者』が描く「安倍政権」の不正がリアルすぎる! 内閣情報調査室の謀略もの画像1

映画『新聞記者』公式サイトより
 

明日、あまりに衝撃的な一本の映画が全国公開される。菅義偉官房長官に果敢に切り込みつづけている東京新聞・望月衣塑子記者の著書を原案とした藤井道人監督の『新聞記者』だ。

 一体、何が衝撃的なのか。それは、劇映画というフィクション作品でありながら、ここ数年のあいだに安倍政権下で起こった数々の事件をまさに総ざらいし、あらためてこの国の現実の“異常さ”を突きつけていること。そして、その“異常さ”の背後にある、官邸の“謀略機関”となっている内閣情報調査室の暗躍を正面から描いていることだ。

 ストーリーは、東都新聞という新聞社に、ある大学新設計画にかんする極秘文書がFAXで送られてくることからはじまる。取材に動くのは、日本人の父親と韓国人の母をもち、アメリカで育った女性記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)。そうした最中にも、政権に絡んだきな臭い問題が立てつづけに起こるのだが、その裏側で動いているのが、内閣情報調査室だ。

 内調に出向している若き官僚・杉原拓海(松坂桃李)は、粛々と任務をこなしていた。政権を守るための情報操作に、政権に楯突く者たちを陥れるためのマスコミ工作……直属の上司である多田内閣参事官(田中哲司)は「国のため」「国民のため」だと言うが、そんななかで杉原の元上司である官僚が自殺したことをきっかけに、吉岡が追う大学新設計画にかんする国家ぐるみの計画を知ることになるのだが──。

 観客にとってきっと忘れられないシーンになるであろうラストまで、息をつかせない重厚な政治サスペンスが繰り広げられる『新聞記者』。だが、あらためてハッとさせられるのは、物語を大きく動かしていく大学新設計画の問題のほかにも、政権に睨まれた元文科省官僚に対するスキャンダル攻撃や、“総理ベッタリ記者”による性暴力被害ともみ消しを訴える告発、政権とメディアの癒着・圧力、官僚の自殺など、さまざまな事件が起こってゆく点だ。

 微妙な違いはあるものの、これらは言うまでもなく、この国で実際に起こった森友公文書改ざん問題での近畿財務局職員の自殺や、加計学園問題に絡んだ前川喜平・元文科事務次官に仕掛けられた官邸による謀略、伊藤詩織さんによる告発などが下敷きになっている。実際、本作の企画・製作をおこない、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めている河村光庸氏は、このように述べている。

「これらの政治事件は本来であれば一つ一つが政権を覆すほどの大事件です。ところがあろうことか、年号が令和に変わろうが継続中であるべき大事件が一国のリーダーと6人の側近の“令”の元に官僚達はそれにひれ伏し、これら大事件を“うそ”と“だまし”で終りにしてしまったのは多くの国民は決して忘れはしないでしょう」(「論座」6月23日付)

 普段、御用メディアによる報道しか接していない人がこの映画を観れば、「こんな腐敗や不正が立てつづけに起こるなんてフィクションだ、映画の世界の話だ」と思うかもしれないが、これはすべて実際に、短期間のあいだに起こったことなのだ。逆に、この一連の動きを知っている観客ならば、本作によって、あらためてこの国の現実に背筋が凍ることは間違いない。

 そして、なんと言ってももっとも衝撃的なのが、官邸と一体化した内閣情報調査室の暗躍ぶりだ。「こんなことまでやっているのか」と驚愕させられる謀略の数々に、これもまた観客のなかには「映画だから」と言う人もいるかもしれないが、内調の問題を追及してきた本サイトから先に言っておくと、映画が描いている内調の謀略は現実にやっていることがほとんどだ。

 たとえば、映画では、伊藤詩織さん事件をモデルにしたと思われる事件をめぐり、松坂演じる杉原が上司に命じられるままチャート図をつくって週刊誌に横流しするシーンが出てくるが、現実でも同じことが起きていた。伊藤詩織さんが司法記者クラブで実名顔出しで記者会見をおこなった際、詩織さんと詩織さんの弁護士と民進党の山尾志桜里議員の関係をこじつけ、詩織さんを「民進党関係者」だとするフェイクチャート図の画像がネット上に出回ったが、これも、内調が謀略チャート図を政治部記者に流していたと「週刊新潮」(新潮社)が報じているし、本サイトの調査では、内調が情報を直接2ちゃんねるに投下した可能性すらうかがわれた。

次のページ 本物の前川喜平氏も映画に登場し“出会い系バー”通いの謀略を証言!

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◆日本維新の会が参院選の公約を発表&社民党も公約発表

2019年06月27日 15時14分34秒 | ●YAMACHANの雑記帳

日本維新の会が参院選の公約を発表(2019年6月27日)

2 時間前にライブ配信
日本維新の会は27日午後0時半から記者会見を開き、参院選に向けた公約を発表する。馬場伸幸幹事長や浅田均政務調査会長らが出席する。 ■チャンネル登録はこちら https://yahoo.jp/zaoidV ■THE PAGE(ザ・ページ) - 気になるニュースをわかりやすく https://yahoo.jp/g2tIKq
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社民党が参院選の公約を発表(2019年6月27日)
 
2 時間前にライブ配信
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G20が大阪で開幕へ 参加は計37カ国・地域・機関

2019年06月27日 11時02分17秒 | ●YAMACHANの雑記帳

G20が大阪で開幕へ 参加は計37カ国・地域・機関

2019/06/26 に公開
新興国を含む20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が大阪市で28日開幕し、2日間の討議に入る。
Air Force One stops in Alaska en route to G20 summit in Japan
63 分前にライブ配信
President Trump is expected to make a brief appearance as Air Force One stops in Anchorage, Alaska to refuel before departing for Osaka, Japan where Trump will participate in the G20 summit with other world leaders. #FoxNewsLive #FoxNews
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◆2019/6/23前川喜平さん鈴鹿講演会

2019年06月27日 10時19分56秒 | ●YAMACHANの雑記帳

2019/6/23前川喜平さん鈴鹿講演会

2019/06/24 に公開

前川喜平さん鈴鹿講演会 2019-6-23

あったことを なかったことにはできない
前文部科学省事務次官・前川喜平さん鈴鹿講演会

講演テーマ:これからの日本、これからの教育
~何かおかしい!声を出そうよ!みんなで!!~
日時:2019年6月23日(日)13時開場,13時30分開会,15時30分閉会予定
会場:河芸公民館大ホール(500席)
 伊勢鉄道河芸駅から徒歩8分、近鉄豊津上野駅から徒歩17分
入場料 前売500円 当日700円 高校生以下無料
主催:前川喜平さんの話を聞きたい!鈴鹿実行委員会
連絡先:山本あけみ(市民連合すずか)090-1292-5588

【プロフィール】まえかわ きへい
 1955年、奈良県生まれ、東京育ち。小学生のころには不登校も経験した。東京大学法学部に6年間学んだ後、1979年、文部省に入省。2016年6月に文部科学事務次官就任、翌17年1月に退職。以後、自主夜間中学のボランティアスタッフをしながら、講演活動に東奔西走の日々を送っている。著書「面従腹背」(毎日新聞出版)、「これからの日本、これからの教育」(ちくま新書)など。
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◆2019.06.26 UPLAN 元朝日新聞記者の植村さん裁判 判決(東京地裁)& 報告集会

2019年06月27日 10時07分06秒 | ●YAMACHANの雑記帳

2019.06.26 UPLAN 元朝日新聞記者の植村さん裁判 判決(東京地裁)& 報告集会

2019/06/26 に公開
【植村訴訟東京支援チーム】 元朝日新聞記者の植村隆さんが「週刊文春」の記事をめぐって西岡力氏と文藝春秋社を名誉棄損で訴えた訴訟植村裁判 いよいよ判決!! 東京弁護団から 判決の内容報告と今後の方針 報告 南彰・新聞労連委員長 「新聞労連はなぜ植村裁判を応援するのか?ジャーナリズムの信頼回復のために?」 ドキュメンタリー映画『標的』紹介 植村隆さんの決意表明
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【新沖縄通信6月号】ヤジのとぶ慰霊の日、今年も

2019年06月27日 09時58分13秒 | ●YAMACHANの雑記帳

【新沖縄通信6月号】ヤジのとぶ慰霊の日、今年も

2019/06/25 に公開
沖縄を知る、沖縄から見る、沖縄タイムスとお届けする一カ月。 6月は毎年「慰霊の日」 慰霊の式典では、今年は例年にも増して安倍さんへのヤジが飛びました。身内をなくし、自ら慰霊のために出席している県民は、もちろん、慰霊の式典を静かに過ごしたい、それでもやむにやまれぬ声が上がる現状を心に留めたいと思います。 出演は、西江昭吾(沖縄タイムス東京支社報道部長)、鈴木耕、升味佐江子 収録2019年6月24日
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★勁草塾講演会「菅ⅤS望月から見えた政治とメディアの課題」

2019年06月26日 18時49分41秒 | ●YAMACHANの雑記帳

勁草塾講演会「菅ⅤS望月から見えた政治とメディアの課題」

24 分前にライブ配信開始
演題の菅氏とは、菅内閣官房長官であり、望月氏とは、東京新聞社の望月衣塑子記者です。内容は、個人的関係を問うわけでなく、官邸で、平日午前・午後定例記者会見の質疑が行われてきた中で、重大な問題が起きている ! ということを指す意味です。国民の知る権利、報道の自由が脅かされていないか ?メ ディアへの圧力ではないか ?そして自らがジャーナリストの一員として、さらに労働組合の委員長としての立場から鋭く語っていただきます。私達も、主権者として今、起きていることに重大な関心を持とうではありませんか。
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●トランプ氏「安保条約の破棄検討」 米報道 沖縄基地移転の補償要求も

2019年06月26日 10時55分40秒 | ●YAMACHANの雑記帳


米ブルームバーグ通信(電子版)は25日、「事情を知る関係者3人」の話として、トランプ米大統領が最近、側近に「日米安保条約破棄を検討している」と語ったと報じました。また、在沖縄米軍基地の移転を「土地の収奪」とみなし、金銭的補償を求める考えも示したといいます。

 関係者は、「会話は私的なもの」であり、破棄に向けたいかなる措置もとっていないと語ったといいます。一方、「トランプ氏が日米安保条約に関心を持っていることは、世界中での米国の条約義務に関するより幅広い見直しの予兆になるかもしれない」と指摘しています。日米同盟にしがみつき、絶対視している安倍政権に動揺が広がる可能性があります。

 トランプ氏は日米安保条約に関し、日本が攻撃された際の米国の支援を約束しているが、日本側に米国防衛の義務を課していないため、「あまりに一方的だ」と述べたと言います。

 また、具体的な基地名に言及していないものの、在沖縄米軍基地の大規模な移転について、「土地の収奪のようなもの」だとみなし、米軍移転の金銭的補償を要求。さらに、移転対象の土地には「100億ドルの価値がある」と側近に語ったといいます。

 トランプ氏の念頭にあるのは、名護市辺野古の米軍新基地建設や在沖縄海兵隊のグアム移転などを盛り込んだ在沖縄基地統合計画とみられます。しかし、私有財産の没収を禁じた戦時国際法に違反して沖縄県民の土地を「収奪」したのは米国の方です。

 トランプ氏は2016年の大統領選中にも「日米安保条約は不公平」だと発言し、在日米軍駐留経費の全額負担がなければ米軍撤退もありうるとの考えを示したことがあります。菅義偉官房長官は25日の記者会見で、「報道にあるような話は全くない」と全面否定しました。

私見↑願ったり叶ったり(笑)・辺野古移設に固執するおバカな自民党、アベ政権に神罰を・公明党に仏罰を(笑)

赤旗抜粋2019年6月26日(水)
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◆【リテラ転載】三原じゅん子の安倍礼賛演説がカルトすぎる! 野党に安倍首相への「感謝」を要求、戦前口調で「恥を知れ」

2019年06月26日 10時43分26秒 | ●YAMACHANの雑記帳

リテラ > 社会 > 三原じゅん子の演説がカルトすぎる!

三原じゅん子の安倍礼賛演説がカルトすぎる! 野党に安倍首相への「感謝」を要求、戦前口調で「恥を知れ」

三原じゅん子の安倍礼賛演説がカルトすぎる! 野党に安倍首相への「感謝」を要求、戦前口調で「恥を知れ」の画像1
参議院インターネット審議中継より

 本日、衆院では内閣不信任案が、昨日は参院で安倍首相の問責決議案が提出され、いずれも否決された。明日、閉会を迎える国会だが、結局、安倍自民党は予算委員会の集中審議を拒否しつづけ、不信が高まる年金問題の説明責任から逃げたのだ。しかし、問題はこれだけで終わらない。昨日の参院本会議における問責決議案への反対討論に自民党代表として壇上に立った三原じゅん子議員が、政権与党として説明から逃げていることを棚に上げ、すべての責任を野党に転嫁。挙げ句、安倍礼賛を繰り広げたことに、ネット上ではこんな悲鳴の声が上がっているのだ。

「く…狂ってる」
「カルトに国会が乗っ取られた瞬間」
「この口調、まるで、どこかの独裁国家の放送かと思った」
「どこぞの独裁国家かと思いました」
「ここまで人間、恥知らずになれるのか、とこっちが恥ずかしくなる」

一体、どんな演説だったのか。三原議員は、反対討論をはじめるや否や、『3年B組金八先生』での台詞「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」を彷彿とさせるドスの利いた声で、こう吠えた。「もう何度、この光景を目にしたでしょうか。野党のみなさん、はっきり言って、もううんざりです。野党のみなさん、国民にとって大切な、大切な年金を、政争の具にしないでいただきたい。お一人お一人の高齢者のみなさまの生活への切実な不安を、煽らないでいただきたい! 猛省を促します」そもそも「老後は年金に頼るな、2000万円自助で貯めろ」という報告書案を作成したのは政府であり、その問題を「報告書は受け取らない」「報告書はもうない」などと誤魔化しておきながら、「年金問題を政争の具にするな」「不安を煽るな」って……。だが、三原議員はさらにヒートアップし、「テレビ映りだけを意識して針小棒大のパフォーマンス。選挙目当てで、国民不在。所属政党コロコロ変える。対案なしで何でも反対。やることすべてがブーメラン。もう悪夢は絶対見たくない」などと下手なラップのようなフレーズを並べ立てて野党批判を展開。そして、決め台詞を放つかのごとく正面を睨み付け、ものすごい剣幕で、こう主張したのだ。「政権交代から6年余り。民主党政権の負の遺産の尻ぬぐいをしてきた安倍総理に、感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど、まったくの常識はずれ、愚か者の所業とのそしりは免れません! 野党のみなさん、もう一度、あらためて申し上げます。恥を知りなさい」出た、安倍首相とそっくりな「民主党の負の遺産」攻撃。三原議員は民主党が、第一次安倍政権が引き起こした「消えた年金」や「福島原発の津波対策拒否」の「尻ぬぐい」をやらされたことを知らないのか。しかも、民主主義国家の「言論の府」である国会で、行政府の長でしかない人物に「感謝」を迫るとは……。ここは、北朝鮮の最高人民会議か。いや、その口調を聞いていると、三原議員は本気で安倍首相のことを絶対君主か何かだとでも思っていて、国会を絶対忠誠を誓わない者への弾劾裁判の場だとでも勘違いしているとしか思えない。三原議員といえば、2015年の参院予算委員会でも「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇であります」などと言い出したこともある。きっと、脳みそが「ファシズム」に侵されているのだろう。

 

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◆【中日新聞社説】「言論の府」たり得たか 国会きょう閉会

2019年06月26日 10時14分18秒 | ●YAMACHANの雑記帳

●参院選は7月21日投開票4日公示、政府が閣議決定

 政府は26日、臨時閣議を開き、参院選日程について「7月4日公示、21日投開票」と決定した。野党が衆院に提出した安倍内閣不信任決議案が25日に否決され、通常国会の26日閉幕を踏まえ、日程を正式に決めた。安倍晋三首相が衆参同日選に打って出るとの臆測が消えず、衆院選への構えを解けずにいたため、与野党とも準備が十分に整ったとは言えない状況だ。公示まで8日間と短く、各党は態勢固めを急ぐ。閣議決定から公示までの日数は、2016年の前回参院選が20日間、13年は今回よりも短い6日間だった。(共同)

 国会議事堂

社説「言論の府」たり得たか 国会きょう閉会


通常国会がきょう閉会する。内政・外交にわたり課題は山積だが、議論はとても十分とは言えない。「言論の府」たり得たか、各議員の自省が必要だ。

 一月二十八日に召集された通常国会はきょう、百五十日間の会期を終えて閉会する。

 二〇一九年度予算は三月に成立し、四月の統一地方選後は、国会で激しい舌戦が展開されることがほとんどなかった。

 政府が与野党対決法案の提出を控えるなど、法案を絞り込んだことも要因だ。安倍晋三首相の内閣とそれを支える与党としては、七月に予定される参院選をにらみ、野党に付け入る隙を与えない「安全運転」に徹したのだろう。

「安全運転」徹する与党

 一時取り沙汰された衆院解散による衆参同日選挙は見送られ、与野党攻防の舞台は、七月の参院選に移る。選挙戦を通じて、有権者の選択に資する建設的な政策論争を政党間、候補者間で展開すべきは当然である。

 同時に、この通常国会が、憲法で国権の最高機関、唯一の立法機関と定められた「言論の府」にふさわしい場であったのか、あらためて検証する必要がある。

 振り返るとこの国会は、統計不正問題で幕を開けた。

 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正調査問題が発端だが、発覚を機に調べ直したところ、政府の五十六基幹統計のうち二十三で不適切な処理が発覚した。

 政府の統計は政策立案、遂行の基礎となる資料だ。誤りがあれば政策の間違いを犯しかねない。

 なぜ、そのような不正が起きたのか、どうしたら再発を防げるのか。政府任せにせず、原因を徹底的に究明し、具体的な再発防止策を議論するのは、国政の調査や行政監視の機能を託された国会の役目のはずだ。

政府の不正切り込まず

 しかし、国会がその期待に応えたとは言い難い。その責任は主として与党側にある。

 野党側の要求を受け、衆院予算委員会は二月、厚労省の統計担当者を参考人として招致したが、与党側は当初、招致を拒み、委員会では参考人に質問しなかった。

 その後も、国会として原因の解明と再発防止策の検討に努めたとは言い難く、厚労省自身による再調査結果の報告により、政府側の幕引きを許した形となっている。

 第一党の党首を首相に選び、与党議員らが内閣を構成する議院内閣制とはいえ、与党はなぜ、国会で徹底的に議論し、政府の不正に切り込もうとしないのか。行政監視は野党のみならず、与党にとっても重要な役割のはずだ。

 与党が議論を避ける傾向は、統計不正にとどまらない。

 国会論戦の主舞台でもある予算委員会は、一九年度予算が成立した三月以降、衆参両院で開かれていない。異例の事態である。

 特に参院では、委員の三分の一以上の要求がある場合には、委員会を開かなければならない、と規則で定められているにもかかわらず、与党は開催を拒んだ。これでは国会の行政監視機能は十分に果たせないのではないか。

 国会後半には、政府に実態や方針をただし、議論すべき問題が積み重なった。

 例えば外交では、トランプ米大統領が八月の決着に言及した日米貿易交渉や、首相が前提条件を付けずに首脳会談実現を目指すと述べた北朝鮮問題、北方領土を巡る日ロ交渉の現状や首相のイラン訪問である。

 内政では国会終盤、老後二千万円が不足するとした金融庁の審議会報告書をきっかけに年金を巡る不安や疑問が一気に広がった。

 参院選への影響を避けたい安倍内閣は、麻生太郎財務相が報告書の受け取りを拒むという奇策で、国会での議論封じを図った。

 将来の年金支給額の指針となる五年ごとの「年金の財政検証」はこれまで遅くとも六月までに提出されていたが、国会での追及を避けるためだろうか、今年はいまだに提出されていない。

 このような政府の不誠実な態度は、与野党を問わず、国会として許すべきではない。言論の府である国会が議論を十分にしようとせず、閉会するとは何事か。

民主主義再生のために

 国会議員は国民に代わって政府に質問し、国政を調査、監視するのが仕事のはずなのに、その機会を放棄しては国民代表としての役割を果たしているとは言い難い。

 そればかりか、国会が機能しなければ権力は腐敗し、悪政がはびこりかねない。日本の民主主義が瀬戸際に立つという危機意識が、今の国会議員にあるのだろうか。

 国会はもはや、私たち国民が看過できる状況ではなくなった。その危機意識を持ち、私たちと共有できる議員を、参院選では選びたい。民主主義を再生するために。https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019062601001058.html

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【映画 予告編】米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯

2019年06月25日 20時41分34秒 | ●YAMACHANの雑記帳

【映画 予告編】米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯

2019年8月24日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー 公式サイト http://kamejiro2.ayapro.ne.jp/ 「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」KINENOTEページ http://www.kinenote.com/main/public/c... (C)TBSテレビ
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●AbeOut06.25国会前 安倍は辞めろ 国会正門前抗議

2019年06月25日 20時21分06秒 | ●YAMACHANの雑記帳

  #AbeOut06.25国会前 安倍は辞めろ 国会正門前抗議

82 分前にライブ配信開始
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★トランプ大統領、日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-関係者

2019年06月25日 15時43分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳

トランプ大統領、日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-

関係者

2019年6月25日 11:56 JST 更新日時 2019年6月25日 14:36 JST
  • 大統領は条約破棄に向けて実際に措置を取ったわけではない
  • 政権当局者らもそのような動きは極めてありそうもないことだと認識
US President Donald Trump
US President Donald Trump Photographer: MANDEL NGAN/AFP/Getty Images

トランプ米大統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に漏らしていたことが分かった。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。トランプ大統領は日米安保条約が米国にとって不公平だと考えている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTMUOE6TTDS801 

  関係者によれば、トランプ氏は同条約について、日本が攻撃されれば米国が援助することを約束しているが、米国が攻撃された場合に日本の自衛隊が支援することは義務付けられていないことから、あまりにも一方的だと感じている。旧条約から数えて60年余り前に調印された安保条約は、第二次世界大戦後の日米同盟の基盤となっている。

MacArthur On Board

1945年9月、米戦艦ミズーリ甲板上で行われた日本の降伏文書調印式

Photographer: Keystone/Getty Images

  大統領は条約破棄に向けて実際に措置を取ったわけではなく、政権当局者らもそのような動きは極めてありそうもないことだと話している。トランプ氏の個人的な会話の内容だとして関係者らはいずれも匿名を条件に語った。

  万が一条約破棄となればアジア太平洋地域の安全保障に役立ってきた日米同盟を危うくする。日本が中国および北朝鮮からの脅威に対して防衛するため別の方法を見つける必要が生じ、新たな核軍備競争につながるリスクもある。

JAPAN-US-DIPLOMACY

米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」を訪れたトランプ大統領(5月28日)

Photographer: Brendan Smialowski/AFP via Getty Images

  日本の外務省に安保条約を巡るトランプ大統領の考えについて電子メールで問い合わせたが現時点で返答はない。

  関係者によれば、トランプ大統領は沖縄の米軍基地を移転させる日本の取り組みについて、土地の収奪だと考えており、米軍移転について金銭的補償を求める考えにも言及したという。また、トランプ氏が日米条約に注目したことは、世界の他の国々との条約においても米国の義務を見直そうという広範な検討の端緒である可能性もあると関係者2人が述べている。

  ホワイトハウスの報道担当者は24日夜、コメントを控えた。

  大統領はかつて個人的な会話で、日米条約の下での米国の義務を認識していると述べたことがあるが、同時に、他の条約についての立場と同様、より互恵的な関係を望んでいる。

  大統領が米議会の承認なしにいったん批准された条約を破棄できるかどうか、米国の法律では決着していない。

トランプ大統領は5月の訪日時に、横須賀基地で米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」に乗船、乗組員らを前に、「米日の同盟はかつてないほど強固だ」と述べた。同基地について「米海軍の艦隊と同盟国の艦隊が共に司令部を置く世界で唯一の港だ。鉄壁の日米協力関係の証(あか)しだ」と語っていた。

原題:Trump Muses Privately About Ending Postwar Japan Defense Pact(抜粋)
Trump Muses Privately About Ending Postwar Japan Defense Pact

(取材に対し日本の外務省から返答がないことを第5段落に追加し更新します.)
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◆ヘイトスピーチに刑事罰 川崎市が全国初の条例案(19/06/25)

2019年06月25日 13時09分47秒 | ●YAMACHANの雑記帳

ヘイトスピーチに刑事罰 川崎市が全国初の条例案(19/06/25)

2019/06/24 に公開
川崎市は特定の人種や民族を侮辱するヘイトスピーチについて、全国で初めて刑事罰を科すことを盛り込んだ条例案を市議会に提示しました。 条例案では特定の人種や民族を侮辱するヘイトスピーチを禁じたうえで、違反が3回繰り返された場合、氏名や団体名などを公表して警察や検察に刑事告発します。罰則は50万円以下の罰金です。川崎市によりますと、ヘイトスピーチに刑事罰を科すと定めた自治体は全国初になるということです。市は12月の議会に条例案を提出し、来年7月の施行を目指しています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

<<紅とんぼ ちあきなおみ 1989年「演歌の花道」より>>

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●本部港塩川地区で土砂積み込みに抗議

2019年06月25日 11時16分22秒 | ●YAMACHANの雑記帳

本部港塩川地区で土砂積み込みに抗議

2019/06/24 に公開
説明 2019年6月24日午後2時24分頃、本部港塩川地区で撮影。港内を柵や網で仕切る沖縄防衛局と沖縄県の対応を説明。
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辺野古埋め立て用土砂の受注額、国算定と完全一致 見積もり前に価格決

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-942501.html

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、沖縄防衛局が埋め立て用土砂(岩ずり)を護岸用土砂の約3倍の価格で発注していた問題を巡り、防衛局が業者に見積もりを依頼する前に算定した価格と業者の受注価格が完全に一致していたことが24日、分かった。価格は1立方メートル当たり5370円。防衛局が見積もりのための価格調査を開始する、少なくとも1週間以上前には価格が設定されていた。高価な価格設定だけでなく、公共事業の手続きなどでも疑義が生じることとなった。 沖縄平和市民連絡会メンバーで土木技師の北上田毅氏が情報公開請求で入手した資料で判明した。沖縄防衛局は本紙の取材に「入札手続きを開始した17年11月時点では、当該岩ずりの単価は記載されていなかった。18年1月25日に特記仕様書を修正し、単価を追記した」と回答した。防衛省の内規では、材料単価の算定は原則3社以上から見積もりを集めることを定めている。辺野古埋め立て用の土砂を巡っては、防衛局から依頼を受けた調査会社が13社に見積もりを依頼したが、回答は1社だけで、その会社が受注した。沖縄大・沖縄国際大特別研究員の宮田裕氏は「公共事業は見積もり以前に価格が決まることはあり得ない」と指摘した。

 
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