イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

モモちゃん今まで有難う お疲れさまでした

2021年05月16日 08時48分53秒 | 愛しき仔らに

1枚だけあるという在りし日のモモちゃんの写真(8歳位)
飼い主が見せてくれました。

柴犬のモモちゃんが天に召されました。

お友達とお散歩をするモモちゃんを最後に見たのは
11日の夕方でした。その4日後の15日の夕方、飼い主から
危篤の連絡を受けた友達は20時過ぎその旨メールをくれました。
入浴前ふとメールを確認すると彼女からまさかのメール、

ドキドキしました。22時過ぎでしたがいてもたってもいられず

何も持たずモモちゃんの家に走りました。

彼女が飼い主に貸しているサークルの中に横たわり、
身体全体で苦しそうな粗い呼吸を繰り返すモモちゃん見た時
ショックで悲しくてどっと涙が溢れました。
なすすべのない私は ただただモモちゃんの体を撫で
苦しまないように祈り
「モモちゃん、今まで本当に有難う。大好きだよ」と言いました。
モモちゃんの最期をそばで見守ってあげられたなら・・・・
その思いはあってもままならず、
後ろ髪をひかれる思いでモモちゃん宅をあとにしました。

この数ヶ月、モモちゃんを手厚くお世話していた彼女は
どんなにか、モモちゃんの側にいてあげたかっただろう…
そう思うと胸が詰まりました。
14年もの間、ずっと外にいたモモちゃんが
部屋の中にいられるのは、飼い主への
彼女の働きかけのお陰でした。
彼女はこの日お仕事でした。
14年間、外で飼われていたモモちゃんは
友達のお陰で亡くなるまでの3ヶ月、
飼い主に夜は家の中に入れて貰い、
日中は友達の家で安心して眠り、時に彼女のお宅に泊り
彼女に気遣って貰いながらお散歩をし、
今まで口にしたことのなかった美味しいごはんやおやつを頂き
トリマーさんの所でシャンプーもしてもらって、
最期の数ヶ月、人の優しさ、愛に触れ天に召されたことは
哀しくも大きな救いでした。これは本当に良かったです。

2月5日で15歳になったモモちゃんと知り合ったのは
14年前でした。

最初の1ヶ月位はワンワン吠えられましたが
モモちゃんの家の前を通ると、
尻尾を振りながら嬉しそうに走ってきてくれるようになり
毎回アイコンタクトをしながら話しかけました。
13歳くらいまでのモモちゃんは元気で脱走もよくしてました。

14歳を迎えた去年1年間は足腰も弱まり辛そうでした。

昨晩、モモちゃん宅から帰宅して1時間余り、
モモちゃんが苦しくないように祈りながら
若かりし頃のモモちゃんのことを思い出していました。
歯を磨こうと洗面所に立った時、
鏡にオレンジ色のオーブが点滅しました。
モモちゃんが亡くなったことを
知らせに来てくれたのかもしれない・・・・
ハッとして時計を見ると23時30分でした。

実はこの5日ほど毎日オーブの点滅を視せられ、
腰のあたりに茶色い色をした生き物らしきものが
スッと横切るのを視るという体験をしていました。
昨晩のモモちゃんの様子が頭から離れず朝になったら
モモちゃんの所に行くつもりだったので
7:30amにモモちゃん宅に向かいました。

チャイムを押す前、ふいに犬小屋をみると
室内のサークルに居るはずのモモちゃんの尻尾が
犬小屋から見えた時、亡くなったことを悟りました。
チャイムを押し飼い主と話すと、
「多分夜中に亡くなっていたと思う」と……
ショックでした。
もしかしたら肉体から離れ
天国に行く準備をしていたモモちゃんの魂は
5日前からうちに挨拶に来てくれたのかもしれないと
思いました。
そして憶測にすぎませんが
モモちゃんが息をひきとったのは夜中や明け方ではなく、
昨晩オーブが点滅した23時30分のような気がしています。
というのは8年前、初代愛猫ミーシャが
私の腕の中で亡くなった時、亡くなる数十分前から
昨日のモモちゃんと同じあらい呼吸をしていました。
ミーシャはその後、息を引き取りました。
モモちゃんのお宅を22時10分過ぎにあとにして、
それから1時間余り、オーブが点滅した時間が
天国に行った時間のような気がするのです。

モモちゃん、今まで本当にありがとう。
そしてお疲れさまでした。

今度、生まれ変わった時は
温かなお部屋の中で大切にされますように。

明日、モモちゃんを荼毘にふす時、
お友達のお友達の車に便乗させて頂き
モモちゃんを見送ります。

ミーシャを荼毘にふす時、手紙は入れましたが、
うっかり作品を入れられなかったので
明日、モモちゃんが入った箱に「祈」の書画
を入れさせて頂きます。

友達から連絡を受け、自宅にあったダンボールを
飼い主宅に持参しました。
ダンボールには虫が寄り付かないように
ラベンターやドラゴンタイムの精油をふりかけ、
モモちゃんの体の上に庭のラベンダーを一枝折り、
手向けました。

モモちゃんのこと忘れないよ。
モモちゃん大好き
愛してる。

今まで本当にありがとう。
お疲れ様でした。

夜、お仕事から帰ったAさんと飼い主宅に行き、
箱の中のモモちゃんを見ると安らかなお顔をしていました。


今日のモモちゃん

2021年04月22日 16時25分21秒 | 愛しき仔らに


点滴を終えたあとお友達のおうちに

連れて帰って貰い安心顔のモモちゃん

スマホの写真修正方法がいまいち分からないので

あしからずです

今日、お昼12時頃と15時過ぎの外出時2度、
モモちゃんの犬小屋を見たらモモちゃんかいなかったので
お散歩かな?と思っていました。
2度目は飼い主がたまたま外に居たので
「こんにちは。モモちゃん元気ですか?」と声をかけると、
「昨日、血液検査をして貧血ぎみで今病院で点滴をしています」
今週はずっと点滴をするということに驚いて
(飼い主ではないのですが)「〇〇さんはご存じですか?」と聞くと、
「実は今日一緒に動物病院にに行ってくれました」とのことでした。
自宅に帰り彼女に電話をすると、
「モモちゃんのことで話す事あるし良かったらうちに来ない?」と
つい2日前にお邪魔したばかりなのに、またまたお誘い下さって
お言葉に甘えお邪魔しました。(うちから彼女のおうちまで1分位)
お邪魔すると、今日の点滴を終えたばかりのモモちゃんを
彼女が預かってました。
昨日の血液検査のことや体調のことを色々話してくれました。

こんな風に、彼女のおうちで安心しているモモちゃん。

これまで自宅に友人や知人を呼ぶことは
苦ではなかったのですが、近年、様々なことがあり
気軽に「どうぞ」という気持ちがおこらずでしたが
「何もないけどモモちゃんも預かってるし、気軽に来て来て!」と
彼女から気さくにお声かけ頂いてお言葉に甘えて
スッピンで、素の自分のまま 安心して
色んなことをお話しする中
近々、彼女に来て頂こう!と
前向きな思いが久しぶりに芽生えています。

モモちゃんが齎してくれたこのご縁・・・・
本当に素晴らしいものでした。

控えめな彼女はこれまでご自身のお仕事や
得意なこと等 お話はされなかったのですが
(私も無理やり聞き出すということはしたくなかったので
何かのきっかけで自然に伺えたらいいなと思っていました。)
なんと今日、知ったのですが 
彼女は本物の素晴らしいアーティストさんでした。
お話の流れで習っていたという
トールペイントのお作品を見せて頂いたのですが、
昨年他界したワンちゃんの画、
コーヒーテーブル全体への細やかお作品は
もう、本当に素晴らしくて、
すごく感動し、鳥肌が立ちっぱなしでした。
トールペイントをする人たちの作品は
これまで拝見したことはありましたが、
皆さん大体お花を描かれる方でした。
彼女の作品は写真のような、生きているような、
ワンちゃんの瞳、鼻の質感、フワフワした毛並み
もう、本当に素晴らしくて・・・
お作品には、彼女の温かなお人柄が表れていて
深く 深く 感動しました。
前回、お邪魔した時、「私 職人だったの」と
おっしゃっていたので、
「モモちゃんのおうちの犬小屋を作ってあげたい」
ということも言っていたので、
家具職人さんなのかな?と思っていたのですが、
なんと、アーティストさんでした。
子供の頃から絵を描くのがお好きとのことで、
かつては看板のお仕事を手掛けてらしたそうですが、
もう、本当に・・・本当に素晴らしくて・・・・
ゴミ箱に施したトールペイントのお作品も
見せて下さいましたが、こちらも力作で、
フクロウや色々な昆虫や動物たちが木々の中に
描かれていてまるで森に迷い込んだような
 リアルを体感させて頂きました。

こんなにも素晴らしい才能をお持ちなのに
ご自身の才能を謙遜されていて、
今は描くことを少しお休みしているご様子で、
blogなどもやっていませんが、何かの折に
彼女の許可を取った暁には
当blogでその素晴らしいお作品を
是非紹介させて頂きますね。

Aさん、いつもありがとう。
モモちゃんのお世話、
そして私と出会ってくれてありがとう。


モモちゃんの紡いでくれたご縁

2021年04月20日 20時24分55秒 | 愛しき仔らに

 

2月で15歳になった柴犬モモちゃんとの出会いは14年前の春でした。

子供の頃、祖父母の家に遊びに行った時、
祖父母の家に近づくにつれ嬉しくなって走りだすと
祖父母の近所の、庭で放し飼いにされていた柴犬が
なんと吠えながら私を追い回しふくらはぎにガブリ
突然の出来事に私は大泣き💦😭💦 
子供の頃のこうした恐怖体験は
普通はトラウマになりそうなものですが幸いにも
トラウマにはなりませんでした。
それから数十年の時が流れ
心通わせることになった近所のワンちゃんは柴犬で
名前はモモちゃん。
つい数年前までは番犬の役割を果たすが如く血気盛んに
道行く人にワンワン鳴いていましたが、この2年ほどで
グッと弱ってきました。モモちゃんのことは元気な頃も含め
何度かblogに登場していますが、昨年12月、
モモちゃんに手からご飯をあげている女性をみかけました。
これから電車に乗ろうとしていたあまり時間がない中
自転車から降りてお声かけをさせ頂きました。
なんと、ご近所さんと分かりました。
その2ヶ月後、モモちゃんのお散歩をされていた彼女に
道でばったり再会し、一緒にお散歩に同行させて貰い
その後、連絡先を交換し「今度お茶でも」とお約束をし
更に2ヶ月経ちましたが、モモちゃんのことで
気になることがあったのでご報告すべく、
今日思いきってお茶にお誘いした所
突然の誘いにもかかわらず
今日はモモちゃんをご自宅で預かっていられるので
「よかったらうちでお茶しませんか?」とお誘い頂き、
私の方から突然誘ったにもかかわらずお言葉に甘え
ご自宅にお邪魔させて頂きました。

2時間ほど色々なお話をして本当に心満たされました。

彼女のご自宅の窓から入る優しい風を
フカフカな毛布の上で感じながら
モモちゃんは安心して眠っていました。
これまで、シャンプーをされたこともなく、
大切にされたこともなく、
悪天候の時も小さな犬小屋で
15年過ごしていたモモちゃんでした。
飼い主さんに大事にされた様子のワンちゃんたちが
モモちゃんの家の前をお散歩で通るとき、
何度となく寂しそうな表情をしているモモちゃんを
見てきたので、そんな時本当に心が苦しくなり
なんとかしてあげたい・・・と思いながらも
様々な状況から、家に入れてあげることも
預かることも出来ないもどかしさ、
時々、飼い主に「~してあげて頂けませんか?」と
直接ないし、お手紙でお願いすることと
手から柴犬用のドライフードをあげ、
フェンスの狭い格子から指を入れ
撫でてあげる事、祈ることでした。
モモちゃんが日に日に弱っていく中で、
せめて最後は苦しまず、穏やかに・・・・と
思うばかりでしたが奇跡がおきました。

昨年ワンちゃんを見送られた彼女が
モモちゃんの為に、行動を起こしてくれたのです。
飼い主のプライドを傷つけないように
お散歩を含め、お世話をさせて頂けませんか?と
お話されたということでした。
そして、時々、モモちゃんを預かり、
シャンプーに連れて行ってあげたり・・・・
私と違いこれまでワンちゃんと暮らしていた
彼女だからこそ、介護のことや様々、それはよくご存じでした。

同世代と感じていましたが、今日、色々お話する中で
同じ学年であり、家族関係を含めこれまで体験してきた様々が
とても似ていて、動物に対する思いも同じで
共感することばかりでした。

モモちゃんが繋いでくれた有難いご縁
大切にしたいと思います。

モモちゃんが晩年、おうちのなかで、
清潔で柔らかな毛布の上で
安心して眠ることができるなど
これまで想像すらできませんでしたが、
今、モモちゃんは愛を注がれ、大切に抱っこされ
心身ともに救われています。

体が疲れることで、徘徊せずよく寝れるので
1日3回お散歩をしてあげていると今日聞きました。

本当に本当に頭が下がります。
素晴らしい方です。

昨年お空にかえった
美人さんの彼女の愛犬ちゃんのお写真も拝見し
お名前も伺いました。

 

お茶をした後、夕方のお散歩にご一緒させて頂きました。
モモちゃんを抱っこする彼女の優しい手
モモちゃん、ほんとうによかったね。
愛してるよ


インスピレーション

2021年02月09日 22時37分01秒 | 愛しき仔らに

今日は朝から有難くて、嬉しくて、タイミングがいいなぁ~と
感じることが重なりました。
(明け方引いたオラクルカードも「シンクロニシティー」のカードでした)



去年から 毎週月曜日 夜8時~ (BS朝日) 
やましたひでこさんの「ウチ、断捨離しました」
楽しみに拝見しています。
この番組のお陰で「物」との向き合い方を今一度考える様になり
凝縮された1時間の放送枠の中で繰り広げられる、
それぞれのお宅のドラマに触れ「なるほど!」と感心し、
自分に置き換えてみたり、ホロリとしたり、と、
毎回心動かされています。

同局で、夜10時から放送されている、
谷原章介さんがナビゲーターをつとめる
「バトンタッチSDGsはじめてます」
も今年から拝見するようになりました。
この番組で【SDGs】という言葉とその意味を知りました。

昨晩放送された「久遠(くおん)チョコレート」の回は
深く感動しました。

久遠を運営する
ラ・バルカグループ 代表 夏目浩さん
周囲の反対をもろともせず、色々な理由で仕事をするのに
困難を抱えた人が働く場を創るため
企業や地域を巻き込み
「どんな人にも多様な選択肢が与えられて
楽しいと思える社会を創りたい」という信念を貫かれ
働く人の個性を大切に、イキイキと働ける場を創られる取り組みは
頭が下がり爽やかな気持ちになりました。

(後半に放送された「ハチドリ電力」小野さんは
まだ拝見できていませんが学ばせて頂くことが沢山あると思います。)



私はFLOの甘すぎないショコラアメールというケーキがとても好きで
自分へのご褒美に時々ピースで買うのですが
(カカオ70%の風味豊かなチョコムースを5枚数ビスキーショコラアメールでサンドされた
ちょっぴりビターなチョコレートケーキ)
「久遠チョコレート」の回を見たあと、
なんとなくFLOのアプリを見てみると、
2月末日まで使えるショコラアメールの
割引率が高いクーポンが配信されていた事に気づき(嬉)
最近、色々なことに頑張っていた自分へのご褒美に(笑)
本日購入しました。

思いがけず大好きなショコラアメールをとてもお安く購入できて
単純な私は「いい日だなぁ~嬉しいなぁ~」と
ルンルンしながら自転車をこぎ、
いよいよ自宅付近に差し掛かった時、
「今日はこっちの道を通って帰った方がいい」と
直感がきたので そちらを通ると、
1日に2度ほどおうちの前を通り犬小屋を覗いていたものの、
姿が見えずこの3週間ずっと気になっていた近所の柴犬、
モモちゃんと思われるワンちゃんが
向こうから飼い主ではない女性と
これからお散歩に行く場面に遭遇しました。
「どこかで会ったことのある女性だな・・・」と思いながら
リードの色が違うワンちゃんと女性に近づき
「失礼ですがモモちゃんですか?」と話しかけると
「はい。そうです。」と女性。そしてお互い
「あ! あの時の!」となりました。
色の違うリードと飼い主ではない女性に一瞬
モモちゃん?と思ったけれどやはりでした。

この女性を初めてみかけたのは去年のクリスマス、
ミュージカルを観に行く為、駅に向かって
自転車を走らせていました。
モモちゃんのお家の前を通り過ぎる時、
いつものようにモモちゃんの犬小屋を確認すると
モモちゃんに手からご飯をあげている女性の姿が。
思わず「こんにちは。有難うございます」と
お声かけをさせて頂きモモちゃんについて
少し立ち話をした方でした。
もっとお話ししたかったものの、
電車に乗る時刻が迫っていたので失礼しました。
お互い名乗らず別れたのですが、この女性とは
ご近所さんであることが会話でわかりました。

それから1カ月程経ち モモちゃんの様子も、
彼女のことも気になっていて
いつかお会いしたいなと思っていたのですが、
今日、直感のまま行動したら、本当に偶然、
久しぶりにモモちゃんと、その女性とお会い出来
感動しました。
自転車を押しながら数分、道端で話したのですが、
これからお散歩に行く2人の邪魔してしまうのも申し訳なく
(時刻は既に16時)でも折角会えた2人と
このまま別れるのも・・・・と思い、
「そこが自宅なので荷物を置いてご一緒していいですか?」と
お尋ねすると「勿論です。喜んで」と言って下さり
3人で1時間30分、モモちゃんのペースを守りながら
モモちゃんのことを色々お話しお散歩させて頂きました。
叶ったらいいな・・・と思いながらも叶うことはないのだろうと
諦めていたモモちゃんと初めてのお散歩は
本当に嬉しくてありがたかったです。

平成18年2月5日生まれのモモちゃんは4日前に15歳を迎えました。

モモちゃんは年齢的なこともあり去年から足腰がグッと弱り
最近は狭い犬小屋にずっとこもったままで、
姿を確認することもままなりませんでした。
小屋で寝ているかもしれないモモちゃんに声をかけ、
起こし、ふらつき倒れてしまっても申し訳ないので、
お家の前を通る時、モモちゃんの姿がみえないと心の中で、
その場にたたずみ「モモちゃん大好きだよ」という波動を
送っていました。夜も彼女の魂、心、身体が安全で
苦しくなく守られますようにと祈りました。

モモちゃんと出会って14年になります。
私はワンちゃんと暮らしたことはないのですが、
おうちの前を通る度、飼い主の「?」な飼育に何度となく
(濁ったお水、腐ったご飯)
丁重にお願いし、ポストにメモ紙を入れ
モモちゃんが元気で庭に出ている時は声をかけ、
購入した柴犬ちゃん用のご飯を手からあげ
「モモちゃんは素晴らしい仔なんだよ。大好きだよ。
みんなモモちゃんのことが好きよ。元気でね」と言葉がけをし、
狭い格子に指を入れ、こすりつけてくれる身体を
なでていました。
                 
モモちゃんとお散歩できるなど夢にも思わなかったのですが、
この愛情深い女性のお陰で格子越しではなく、モモちゃんの全身を
初めて沢山なでることができました。
モモちゃんはもたつく足で、でも一生懸命、嬉しそうな様子で
時々止まっては草の匂いをゆっくりと嗅ぎ、
あぁ、よかったな・・・と感じました。

この女性は昨年11月にワンちゃんが亡くなり、
ずっと気になっていたモモちゃんのことで我慢できなくなり、
飼い主を責めるでもなく 飼い主を慮りながら丁重に
「散歩させて頂けませんか?」と切り出されたそうです。
これまでお年を召した近所の方が散歩を申し出ても、
頑なに断っていた飼い主もこの女性には心を開き、
受け入れたそうです。
愛あふれる本当に素晴らしいこの女性に
本当に有難うございます。と申し上げ、
耳も遠くなり よく聞こえないだろうモモちゃんに
「モモちゃん、本当に良かったね」といいました。

この女性と再会できたこと、
ずっと気になっていたモモちゃんの安否を
やっと確かめることができたこと
有難い気持ちでいっぱいでした。
ワンちゃんと暮らしたことのない私は
ワンちゃんの習性など分からないことだらけですが、
私にできることを考え 感性の合うこの女性と
モモちゃんの残された日々を
見守りたいと思います。


大河の一滴だとしても

2014年02月20日 00時34分13秒 | 愛しき仔らに

002

  どんなに思い 発信し続けても 

  そのことに対し 心痛め 

    心砕いて下さる方々が 沢山いらしても

    哀しいかな、長い間 当たり前の事として 

疑問に思われることもなく あとまわしにされ続けてきた

    そのおかしなシステムは 終わることなく・・・・

   何もできない自分が 本当に虚しく感じる

   でも、それでも 同じ想いの人と手に手をとって

  智慧を働かせ 出来うることを つづけていきたい。

  それが大河の一滴でも 私はあきらめない。

   気付いてしまったからには
  
   見て見ぬふりなんて できはしないから。

   気にかけて貰えるということ

     忘れないでいて貰えるということ、

    愛の根源は それにつきるような気がする。