寒い冬の日の休日、久しぶりにバイクに乗ろう思って、エンジンをかけましたがバッテリーがあがって、セルがまわりません。ヴィッツからブースターケーブルをつないで何とかエンジンが息をふき返しました。充電のため、ちょっとエンジンは止められません。
そこで、R134を西へ向かいます。西湘BPを快適に走ります。ここは、橘の料金所の先のエスケープゾ-ン。ところどころ白くなった箱根の山々がきれいに見渡せます。当然エンジンはかけたままです。水温計は、105度を超えました。
そして、ついたところがJR根府川駅です。相模湾が見渡せる、県内随一の景観を誇る駅です。眩しい日差しと青い海、蜜柑のなる丘とのどかな停車場。いいところです。この駅で一日中、ボケッとしていたいと思います。
改札口を入ったところに記念碑があります。大正12年9月1日の大地震のとき、この駅は線路ごと、相模湾に沈みました。詳しいことはこちらへ。
この駅で海に一番近い線路。今では使われてないようです。震災のとき、この線路が海に落ちたなど、想像がつきません。今、この線路は穏やかな余生を、海を望みながらすごしてます。
有名な根府川の鉄橋を渡って、「踊り子」がやってきました。特急と普通との兼用ということでデビューした珍しい車両です。たしか185系? 何故か「踊り子」デビュー時とカラーリングが違います。手前にいるのは、待避線で通過列車を待つ、下りの伊東行き普通電車です。
駅構内から駅前に戻って、通り(R135)へでてみると、スイセンの花がたくさん咲いてました。東京駅へ直通するグリーン車付きの電車が頻繁に走る駅の前とは思えません。のどかです。
国鉄の線路が敷設される前、このあたりに人力のトロッコ鉄道があったそうです。丹那トンネルが開通し、根府川駅ができたころ、そのトロッコ鉄道はなくなりました。
今日、なぜここを目的地として選んだのかというと、
①きれいなトイレがある。
②万が一バイクのセルが回らなくてもR135の下り坂をつかってエンジンをかけられる。
との理由からです。幸い、セルは元気よくまわりました。
今のバッテリーは、新車当時の5年前のもの。そろそろ変えどきかもしれません。
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