・Fate/stay night 第22話「願いの果て」
最近、すっかり人が丸くなってしまったセイバーさん。
空を見上げながら、士郎くんとの恋の行方をあれこれ妄想。
すっかり腑抜けてるところに、いまだ腑抜けない遠坂さんが登場。
遠坂さん:
「士郎がどこにいるか知らない?」
セイバーさん:
「!?」
あの馬鹿、また一人でほっつき歩いてるのか!
セイバーさんの顔に怒りが浮かびますが、
続いて遠坂さんから告げられたのは、別の異常事態。
遠坂さん:
「イリヤの熱が上がってるの」
なんでも聖杯戦争が終わらない限り、この状態は治らないそうです。
遠坂さん:
「イリヤは聖杯戦争が進めば進むほど、壊れていくようにできてる」
セイバーさん:
「???」
遠坂さん:
「いいの、今のは分からないように言ったんだから」
まぁ、相当テンパってることだけは分かった。
つうかこの娘、無駄に回りくどい説明しますね。素で説明すればいいものを…。
あいかわずの一人芝居が可愛いです。
とりあえず、イリヤさんを治癒するためには聖杯戦争を終わらせないといけない。
そして残る敵はランサーさんのみ。二人は早速、ランサーさんの行方や正体について検討。
結果、「前回の聖杯戦争の生き残りがランサーのマスターになった」とう結論に。
セイバーさん:
「それで士郎は?」
遠坂さん:
「まさか、綺礼のとこ?」
セイバーさん:
「…あの教会に?」
そのころ士郎くんは死にかけていました。
セイバーさん:
「士郎!」
異変を感じとり、迷わず教会に直行したセイバーさんはそこで倒れ伏す士郎くんを発見。
なんていうか、ぶっ倒れてること自体には驚きもしてないあたり、彼のキャラクターを予想しきってます。
すかさず駆け寄るセイバーさんの前に、噂のランサーさんが出現。
ランサーさん:
「よう」
セイバーさん:
(無視)「でやぁぁぁ!!」
挨拶を完全無視して真剣で斬りかかる物騒な小娘。
ちょっとムッとしながらもランサーさんも応戦。
打ち合う二人の前に、聖杯戦争の見届け人にして最後の敵・神父さん登場、瀕死の士郎くんに問いかけます。
神父さん:
「10年前のあの出来事をなかったことにできるなら、お前は聖杯を欲するか?」
士郎くんは10年前の戦乱で大災厄に巻き込まれた過去を持っています。
それは彼の大きなトラウマとなり、現在の彼の理不尽行動の原動力に。
もし、それを「なんでも願いを叶える聖杯」の力でやり直せるとしたらどうするか。
しかし士郎くんはそれを拒否。
曰く「やり直すことよりも、死や悲しみを乗り越えたそのことが大事」だそうな。
この腐れ偽善者め。その台詞は、生き残りの君が言っても説得力皆無だぞ。
神父さん:
「お前はどうだセイバー」
問われて、セイバーさんも熟考。
彼女の望みは、アーサー王時代の統治の失敗をやり直すこと。
アーサー王の時代に「統治」なんて概念は存在しない気もしますが、まぁ、フィクションだし。
セイバーさん:
「もう一度最初からやり直したい…」
その言葉に虫の息の士郎くんが反論。
士郎くん:
「この道は間違ってないって信じてる…!」
だからお前が言うな。
彼が「死者蘇生」や「やり直し」否定論者だとは聞いていましたが、まさかそんな理由で否定していたとは。
「生き返った人間は別人である」理論ならまだ理解できますが、「悲しみにも意味がある」では酷い話です。
じゃ、とりあえずセイバーさんや遠坂さん、イリヤさんに間桜さん、大河さんを虐殺されてから、その後でも同じ台詞が言えるかどうか試させてください。
もし、それでもノーと言えたなら、今度は死なない程度に無力化してから目の前で友人知人を一人ずつ抹殺していってみよう。
もちろん、抹殺対象には「士郎くんが『やり直し』を望めばお前は助かる」と吹き込んで、思いっきり哀願&罵倒させよう。
その状況で、いつまで「やり直し」を否定できるか見ものです。
さて、士郎くんの余計な茶々入れもあり、セイバーさんも「聖杯」を拒否。
当然、神父さんはご不満気。
偽善者二人に愛想を尽かすと、誰かに合図を。
神父さん:
「紹介しよう。前回の聖杯戦争で私のパートナーだった英霊だ」
現れたのは黄色いアーチャー・ギルガメッシュさん。
…黒幕は神父さんでした。
案内人がラスボス。なんていうか、ますます「龍騎」じみてきた気がする。
微妙に微妙な驚きの視聴者に反して、やたらと驚いてたのがこの人。
ランサーさん:
「どういうことだ!?」
お前、知らなかったのか。
「サーヴァントはサーヴァントの存在を感知できる」とか設定がありませんでしたっけ?
随分と鈍い子だこと。
そんなランサーさんをよそに神父さんは予想外の台詞を発言。
神父さん:
「(聖杯は)持ち主の願いを破壊という手段だけで叶える純粋な力だ」
それは猿の手みたいなものか?…とも思ったのですが…。
神父さん:
「持ち主以外を殲滅する呪いの壷だ」
それのどこが「なんでも願いを叶える」アイテムか。
大前提が崩れ去りました。
つうか、だったら何で、そんなもののために聖杯戦争なんぞやってるんですか。
単に破壊活動したいだけならサーヴァントで十分でしょうに。
愕然とするセイバーさんたちへ、アーチャーさんおよびランサーさんが攻撃再開。
1対2。しかも二人とも以前に敗北した相手。
絶体絶命かに思われましたが、突然ランサーさんが裏切り。
ランサーさん:
「さっさと失せろ、セイバー!」
セイバーさん:
「……ご武運を」
どうも、自分のマスターにもう一人サーヴァントがいたことにプライドを傷つけられたようです。
しかし、この状況でセイバーさんは引く理由があるんでしょうか?
一応、「神父さんを追跡して本体を叩く」意味はありますが…。
素直にランサーさんと共同戦線はるのが最善手な気がする。
案の定、ランサーさんはあっさり他界。
なんというか千載一遇のチャンスを逃した気がします。
この後、どうやってアーチャーさんに勝つつもりなんだ、セイバーさん。
けれど、後先考えてない彼女は暢気に士郎くんとの語らいを優先。
セイバーさん:
「聖杯は私が必要とするものではない。
やり直しなんて出来ない。
あなたのおかげで、ようやく取るべき道が分かりました」
それは「道が分かった」わけでも「理解しあった」わけでもなく、「選択肢が消えた」というのでは。
どう転んでもハッピーエンドにはならないことが分かったところで今回の話は終了。
次回は『聖杯』。
ここにきて、今までやってきたことが全否定されたような気がしますが、ラストはどうするつもりなのやら…。
二千円引きはやりすぎだと思ってみた。
ところで、ランサーさんがギルガメッシュさんの存在を知らなかったとなると、遠坂さんの推察が無意味になりますね。
彼女の読みは「他にサーヴァントがいるからランサーは捨て駒同然の偵察役に徹してる」。
…残念ながら、「単にお調子者だった」が正解のようです。
最近、すっかり人が丸くなってしまったセイバーさん。
空を見上げながら、士郎くんとの恋の行方をあれこれ妄想。
すっかり腑抜けてるところに、いまだ腑抜けない遠坂さんが登場。
遠坂さん:
「士郎がどこにいるか知らない?」
セイバーさん:
「!?」
あの馬鹿、また一人でほっつき歩いてるのか!
セイバーさんの顔に怒りが浮かびますが、
続いて遠坂さんから告げられたのは、別の異常事態。
遠坂さん:
「イリヤの熱が上がってるの」
なんでも聖杯戦争が終わらない限り、この状態は治らないそうです。
遠坂さん:
「イリヤは聖杯戦争が進めば進むほど、壊れていくようにできてる」
セイバーさん:
「???」
遠坂さん:
「いいの、今のは分からないように言ったんだから」
まぁ、相当テンパってることだけは分かった。
つうかこの娘、無駄に回りくどい説明しますね。素で説明すればいいものを…。
あいかわずの一人芝居が可愛いです。
とりあえず、イリヤさんを治癒するためには聖杯戦争を終わらせないといけない。
そして残る敵はランサーさんのみ。二人は早速、ランサーさんの行方や正体について検討。
結果、「前回の聖杯戦争の生き残りがランサーのマスターになった」とう結論に。
セイバーさん:
「それで士郎は?」
遠坂さん:
「まさか、綺礼のとこ?」
セイバーさん:
「…あの教会に?」
そのころ士郎くんは死にかけていました。
セイバーさん:
「士郎!」
異変を感じとり、迷わず教会に直行したセイバーさんはそこで倒れ伏す士郎くんを発見。
なんていうか、ぶっ倒れてること自体には驚きもしてないあたり、彼のキャラクターを予想しきってます。
すかさず駆け寄るセイバーさんの前に、噂のランサーさんが出現。
ランサーさん:
「よう」
セイバーさん:
(無視)「でやぁぁぁ!!」
挨拶を完全無視して真剣で斬りかかる物騒な小娘。
ちょっとムッとしながらもランサーさんも応戦。
打ち合う二人の前に、聖杯戦争の見届け人にして最後の敵・神父さん登場、瀕死の士郎くんに問いかけます。
神父さん:
「10年前のあの出来事をなかったことにできるなら、お前は聖杯を欲するか?」
士郎くんは10年前の戦乱で大災厄に巻き込まれた過去を持っています。
それは彼の大きなトラウマとなり、現在の彼の理不尽行動の原動力に。
もし、それを「なんでも願いを叶える聖杯」の力でやり直せるとしたらどうするか。
しかし士郎くんはそれを拒否。
曰く「やり直すことよりも、死や悲しみを乗り越えたそのことが大事」だそうな。
この腐れ偽善者め。その台詞は、生き残りの君が言っても説得力皆無だぞ。
神父さん:
「お前はどうだセイバー」
問われて、セイバーさんも熟考。
彼女の望みは、アーサー王時代の統治の失敗をやり直すこと。
アーサー王の時代に「統治」なんて概念は存在しない気もしますが、まぁ、フィクションだし。
セイバーさん:
「もう一度最初からやり直したい…」
その言葉に虫の息の士郎くんが反論。
士郎くん:
「この道は間違ってないって信じてる…!」
だからお前が言うな。
彼が「死者蘇生」や「やり直し」否定論者だとは聞いていましたが、まさかそんな理由で否定していたとは。
「生き返った人間は別人である」理論ならまだ理解できますが、「悲しみにも意味がある」では酷い話です。
じゃ、とりあえずセイバーさんや遠坂さん、イリヤさんに間桜さん、大河さんを虐殺されてから、その後でも同じ台詞が言えるかどうか試させてください。
もし、それでもノーと言えたなら、今度は死なない程度に無力化してから目の前で友人知人を一人ずつ抹殺していってみよう。
もちろん、抹殺対象には「士郎くんが『やり直し』を望めばお前は助かる」と吹き込んで、思いっきり哀願&罵倒させよう。
その状況で、いつまで「やり直し」を否定できるか見ものです。
さて、士郎くんの余計な茶々入れもあり、セイバーさんも「聖杯」を拒否。
当然、神父さんはご不満気。
偽善者二人に愛想を尽かすと、誰かに合図を。
神父さん:
「紹介しよう。前回の聖杯戦争で私のパートナーだった英霊だ」
現れたのは黄色いアーチャー・ギルガメッシュさん。
…黒幕は神父さんでした。
案内人がラスボス。なんていうか、ますます「龍騎」じみてきた気がする。
微妙に微妙な驚きの視聴者に反して、やたらと驚いてたのがこの人。
ランサーさん:
「どういうことだ!?」
お前、知らなかったのか。
「サーヴァントはサーヴァントの存在を感知できる」とか設定がありませんでしたっけ?
随分と鈍い子だこと。
そんなランサーさんをよそに神父さんは予想外の台詞を発言。
神父さん:
「(聖杯は)持ち主の願いを破壊という手段だけで叶える純粋な力だ」
それは猿の手みたいなものか?…とも思ったのですが…。
神父さん:
「持ち主以外を殲滅する呪いの壷だ」
それのどこが「なんでも願いを叶える」アイテムか。
大前提が崩れ去りました。
つうか、だったら何で、そんなもののために聖杯戦争なんぞやってるんですか。
単に破壊活動したいだけならサーヴァントで十分でしょうに。
愕然とするセイバーさんたちへ、アーチャーさんおよびランサーさんが攻撃再開。
1対2。しかも二人とも以前に敗北した相手。
絶体絶命かに思われましたが、突然ランサーさんが裏切り。
ランサーさん:
「さっさと失せろ、セイバー!」
セイバーさん:
「……ご武運を」
どうも、自分のマスターにもう一人サーヴァントがいたことにプライドを傷つけられたようです。
しかし、この状況でセイバーさんは引く理由があるんでしょうか?
一応、「神父さんを追跡して本体を叩く」意味はありますが…。
素直にランサーさんと共同戦線はるのが最善手な気がする。
案の定、ランサーさんはあっさり他界。
なんというか千載一遇のチャンスを逃した気がします。
この後、どうやってアーチャーさんに勝つつもりなんだ、セイバーさん。
けれど、後先考えてない彼女は暢気に士郎くんとの語らいを優先。
セイバーさん:
「聖杯は私が必要とするものではない。
やり直しなんて出来ない。
あなたのおかげで、ようやく取るべき道が分かりました」
それは「道が分かった」わけでも「理解しあった」わけでもなく、「選択肢が消えた」というのでは。
どう転んでもハッピーエンドにはならないことが分かったところで今回の話は終了。
次回は『聖杯』。
ここにきて、今までやってきたことが全否定されたような気がしますが、ラストはどうするつもりなのやら…。
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二千円引きはやりすぎだと思ってみた。
ところで、ランサーさんがギルガメッシュさんの存在を知らなかったとなると、遠坂さんの推察が無意味になりますね。
彼女の読みは「他にサーヴァントがいるからランサーは捨て駒同然の偵察役に徹してる」。
…残念ながら、「単にお調子者だった」が正解のようです。