【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第6話「愛の灯火」
三連続で「ぴっち」の感想。
正直、需要完全無視で始めたつもりだったんですが、何気に「プリキュア」の感想記事よりアクセスが多かったり。
タカラトミーさまはこの事実を真摯に受け止め、粛々と第三期の製作に入って欲しいものです。
つうか、それでいいのか「プリキュア」。
ところで「プリキュア」も「ぴっち」も、「ヒロインが変身し」「敵幹部が順繰りに襲ってくる」同じ構成のお話。
が、「ぴっち」の特徴として、「主人公は敵の正体を知っている」が「敵は主人公の正体を知らない」。
「プリキュア」の完全逆パターン。
なにせ「ぴっち」の敵幹部はるちあさん達の名前すら知りません。(いつも「ピンク真珠のマーメイド」のように呼称してる)
別に隠してるわけでもないのに…。
第6話では、そんな絶望的なディスアドバンテージを抱えながら戦う敵幹部・DLの最後のメンバーが登場です。
・マリア
なお、キャプチャ画像の右の娘がマリアさん。
そして彼女がしなだれかかってるのが、敵組織の親玉・ガイトさん。
趣味はバラ風呂。そしてワインとガウン。
かわいい女幹部をはべらせて、毎日、優雅な生活です。超絶カッコイイですね。
…名前が「海斗(かいと)」くんに似てますが、気づかない振りをしてあげてください。
さて、今回は、海斗くんとるちあさんが初めてのキス。
まだ6話目だというのに。さすが少女漫画。展開が早い。
(プロットの段階ではキスどころか一線を越える予定だったそうですが。さすが少女漫画)
ですが、るちあさんには大不評。
(件のシーン。二人きりで海辺の空き家で雨宿りしながら)
海斗くん:
「…実はさっき、お前が一瞬、前に言ってた歌声の娘に見えたんだ」
るちあさん:
(それってもしかして、私が海斗の初恋のマーメイドだって気づいたってこと?)
海斗くん:
「でも勘違いだ。お前があの娘と同一人物のはずないよな…」
るちあさん:
(海斗のちゃー鈍感!)
るちあさん:
「ばっかみたい!海斗ったら恋を全然分かってない!
そんな忘れられない歌声の娘なんて、幻を追いかけてるだけじゃん!
大体、そんな女の子、本当にいるわけないじゃん!
なのに、その子のことをいつまでも思ってるなんて、絶対変だ…うむぅ!」
キスで相手を黙らせる男・海斗。
まだ中学生だと言うのに。さすが少女漫画。ろくでもありません。
まぁ、むしろ、そのまま押し倒したら、それではそれで中学生らしいとも思いますが。
(この場面、訳あってるちあさんは半裸です。普通、襲う)
この強引な行為に、るちあさんは大激怒。
しかし、彼女がキレるのは一見当然のようですが…。
実際には、るちあさんのとってる行動の方が理不尽で酷い。
海斗くんは小さいころに命を救われたマーメイドのことがずっと好き。
しかし最近、ちょっと気になる女の子・るちあさんが登場。
「そこはかとなくあのマーメイドに似てる(同一人物なのだから当然)、でも偶然だよな」
揺れる海斗くんの想い。
『似てるんだし、るちあでいいや』 → 単なる代替行為の上、想い出のマーメイドまで侮辱することに…
『やっぱりマーメイド』 → 人魚なんているわけないし…それに、るちあのことも好きだし…
そんな混乱振りを知ってか知らずか、るちあさんは人魚姿でも誘惑しまくり。
「人魚は人間の姿を取ることができる」という前提知識すら持たない海斗くんにとって、まさに苦渋の日々。
しかも、るちあさんは人間時と人魚時で言動不一致。
人魚るちあ:
「私を探して…」
人間るちあ:
「マーメイドなんているわけがない!私を見て!」
一体、どうしろというのか。
そもそも、るちあさんの本性は人魚。
第1話の時点で、人魚姿でなら相思相愛です。
それにも関わらず、仮初の人間姿で恋愛を成立させようとするから話がややこしくなる。
「そりゃあやっぱり、下半身が魚だと、いろいろと味気ないからだろ」
そんな思わず納得しそうになる理由付けも、「変身後のアイドル姿はバラしても構わない」という設定が判明し、即座に崩壊。
下半身が必要ならその姿でいいじゃないか。
るちあさんの考えることは謎過ぎる。
逆に、人間姿で恋愛を成立させたいのなら、マーメイド姿を披露する意味がありません。
姿を見せなければ、海斗くんも「人魚なんてやっぱり幻」で納得してくれただろうに。
まぁ、人魚が好きだという海斗くんに人間姿だけで勝負かけるのが不安な乙女心は分からんでもないですが…。
るちあさんの壮絶な自爆のせいで、話が混乱しまくり。
我侭人魚の理不尽極まりない言動に振り回される海斗くんですが、それでもやっぱりるちあさんのことも好き。
色々と錯乱しながらも、二人は仲直りして第6話も終了。
全91話のうち、6話目にして事実上の相思相愛。そりゃネタが尽きて妙な方向に行くわけだ…。
なお、上記のやりとりの中のるちあさんの台詞。
るちあさん:
(海斗のちゃー鈍感!)
ち ゃ ー 鈍 感
「ぴっち」の名台詞の一つです。
るちあさんの中の人は、声優初挑戦ということもあり、もの凄く愛嬌のある声をなさってるのですが、その代表例。
他に、「ひのい」「のーし、ひっくわよー!」等々。これらを知ってれば、今日から貴方も「ぴっち」通。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第6話「愛の灯火」
三連続で「ぴっち」の感想。
正直、需要完全無視で始めたつもりだったんですが、何気に「プリキュア」の感想記事よりアクセスが多かったり。
タカラトミーさまはこの事実を真摯に受け止め、粛々と第三期の製作に入って欲しいものです。
つうか、それでいいのか「プリキュア」。
ところで「プリキュア」も「ぴっち」も、「ヒロインが変身し」「敵幹部が順繰りに襲ってくる」同じ構成のお話。
が、「ぴっち」の特徴として、「主人公は敵の正体を知っている」が「敵は主人公の正体を知らない」。
「プリキュア」の完全逆パターン。
なにせ「ぴっち」の敵幹部はるちあさん達の名前すら知りません。(いつも「ピンク真珠のマーメイド」のように呼称してる)
別に隠してるわけでもないのに…。
第6話では、そんな絶望的なディスアドバンテージを抱えながら戦う敵幹部・DLの最後のメンバーが登場です。
・マリア
,--‐-、 ((ルルル)) E|| ゜ ー゜,||ヨ ⊂Y_v、)つ 川( ...ヽ 川ノ,,j,,ム 冷気を操るお姉さん。 登場時は「最後の切り札」「他とは一味違う冷酷な女幹部」な立場のキャラだったのに、哀れ、一瞬で零落。 気が付けば、「愉快で暢気な可愛いお姉さん」として視聴者からは認識されるように。 微妙に役得というか、スタッフから愛されてるらしく、 パワーアップ話や「世にも珍しい、マメプリの肉弾攻撃に敗れる」等の輝かしい戦跡を持ってる。 …というか、紹介文を書いておいてなんですが、彼女のカラーリングは「黄色」です。 もうその一言で全部説明できる気がする。 そして、例によって、私はこの娘がDLの中では一番好き。 |
なお、キャプチャ画像の右の娘がマリアさん。
そして彼女がしなだれかかってるのが、敵組織の親玉・ガイトさん。
趣味はバラ風呂。そしてワインとガウン。
かわいい女幹部をはべらせて、毎日、優雅な生活です。超絶カッコイイですね。
…名前が「海斗(かいと)」くんに似てますが、気づかない振りをしてあげてください。
さて、今回は、海斗くんとるちあさんが初めてのキス。
まだ6話目だというのに。さすが少女漫画。展開が早い。
(プロットの段階ではキスどころか一線を越える予定だったそうですが。さすが少女漫画)
ですが、るちあさんには大不評。
(件のシーン。二人きりで海辺の空き家で雨宿りしながら)
海斗くん:
「…実はさっき、お前が一瞬、前に言ってた歌声の娘に見えたんだ」
るちあさん:
(それってもしかして、私が海斗の初恋のマーメイドだって気づいたってこと?)
海斗くん:
「でも勘違いだ。お前があの娘と同一人物のはずないよな…」
るちあさん:
(海斗のちゃー鈍感!)
るちあさん:
「ばっかみたい!海斗ったら恋を全然分かってない!
そんな忘れられない歌声の娘なんて、幻を追いかけてるだけじゃん!
大体、そんな女の子、本当にいるわけないじゃん!
なのに、その子のことをいつまでも思ってるなんて、絶対変だ…うむぅ!」
キスで相手を黙らせる男・海斗。
まだ中学生だと言うのに。さすが少女漫画。ろくでもありません。
まぁ、むしろ、そのまま押し倒したら、それではそれで中学生らしいとも思いますが。
(この場面、訳あってるちあさんは半裸です。普通、襲う)
この強引な行為に、るちあさんは大激怒。
しかし、彼女がキレるのは一見当然のようですが…。
実際には、るちあさんのとってる行動の方が理不尽で酷い。
海斗くんは小さいころに命を救われたマーメイドのことがずっと好き。
しかし最近、ちょっと気になる女の子・るちあさんが登場。
「そこはかとなくあのマーメイドに似てる(同一人物なのだから当然)、でも偶然だよな」
揺れる海斗くんの想い。
『似てるんだし、るちあでいいや』 → 単なる代替行為の上、想い出のマーメイドまで侮辱することに…
『やっぱりマーメイド』 → 人魚なんているわけないし…それに、るちあのことも好きだし…
そんな混乱振りを知ってか知らずか、るちあさんは人魚姿でも誘惑しまくり。
「人魚は人間の姿を取ることができる」という前提知識すら持たない海斗くんにとって、まさに苦渋の日々。
しかも、るちあさんは人間時と人魚時で言動不一致。
人魚るちあ:
「私を探して…」
人間るちあ:
「マーメイドなんているわけがない!私を見て!」
一体、どうしろというのか。
そもそも、るちあさんの本性は人魚。
第1話の時点で、人魚姿でなら相思相愛です。
それにも関わらず、仮初の人間姿で恋愛を成立させようとするから話がややこしくなる。
「そりゃあやっぱり、下半身が魚だと、いろいろと味気ないからだろ」
そんな思わず納得しそうになる理由付けも、「変身後のアイドル姿はバラしても構わない」という設定が判明し、即座に崩壊。
下半身が必要ならその姿でいいじゃないか。
るちあさんの考えることは謎過ぎる。
逆に、人間姿で恋愛を成立させたいのなら、マーメイド姿を披露する意味がありません。
姿を見せなければ、海斗くんも「人魚なんてやっぱり幻」で納得してくれただろうに。
まぁ、人魚が好きだという海斗くんに人間姿だけで勝負かけるのが不安な乙女心は分からんでもないですが…。
るちあさんの壮絶な自爆のせいで、話が混乱しまくり。
我侭人魚の理不尽極まりない言動に振り回される海斗くんですが、それでもやっぱりるちあさんのことも好き。
色々と錯乱しながらも、二人は仲直りして第6話も終了。
全91話のうち、6話目にして事実上の相思相愛。そりゃネタが尽きて妙な方向に行くわけだ…。
(左画像) 【DVD】マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 2 (右画像) マーメイドメロディ ぴちぴちピッチ オリジナルサウンドトラック1 |
なお、上記のやりとりの中のるちあさんの台詞。
るちあさん:
(海斗のちゃー鈍感!)
ち ゃ ー 鈍 感
「ぴっち」の名台詞の一つです。
るちあさんの中の人は、声優初挑戦ということもあり、もの凄く愛嬌のある声をなさってるのですが、その代表例。
他に、「ひのい」「のーし、ひっくわよー!」等々。これらを知ってれば、今日から貴方も「ぴっち」通。