・シムーン 第11話「共同戦線」
先週放送分で左のお下げを断髪したロードレアモンさん、残った右も切り落としてショートにしてしまいました。
嗚呼、ますますキャラの見分けがつかなくなっていく。
新規視聴者の錯乱ぶりが目に浮かびます。
さてテンペスト隊の乗り込む母艦に、陸戦兵士さん達が乗船してきました。
艶やかで艶やかなテンペスト隊とはえらい違い。むさくるしいことこの上なし。
一応、彼らも元女の子のはずですが、その面影はありません。
どん引きのテンペスト隊ですが、彼らの目的は共同戦線を張ること。
隊長さん:
「しかし本当に大丈夫ですか?
この船に乗る子供達はとても戦いに従事する連中に見えませんが」
それは誰もが思ってることだ。
しかし、巫女さんたちが談笑しながら放つリマージョンが最強兵器なのも事実。
現実は理不尽。
そんなこんなで母船には大量に兵士さんが乗り込むことに。
おかげで今までのお嬢様生活がさらに野卑なものに。
どんどん下がっていく生活水準に、巫女様たちの危機感も募りまくり。
パライエッタさん:
「どんどん汚されていくな、私達」
が、そんな中。
フロエさん:
「へ~、そうなんだ。この近くの出身なんだ!」
紅顔の少年兵:
「はい!戦争が始まって、すぐに志願しました」
フロエさん:
「えらいえらい♪正義の味方だね!」
さすがフロエ姉さん。
この状況にご満悦。男が増えて大喜び。
よりどりみどりの食いまくりです。
これにはむしろ兵士さんの方が引き気味。
フロエさん:
「…大丈夫だよ、私、女になるから♪」
なにこの邪悪な娘。
一方、別の場所では作戦会議。
なんでも某街の奪還のための共同作戦だそうな。
作戦内容は「シムーンで兵士を輸送し制圧する」。
攻撃目標がはっきりしてるなら、軽くシムーン飛ばして銀のリマージョンの一発も打ち込めば?
…とも思ったのですが、「民間の被害を最小にして制圧」するのには向いてないんですね、この小娘ども。
大量破壊兵器しか搭載していない戦略爆撃機。
なお、このときの「作戦会議」中に流れる音楽は、いつもの腑抜けた「ぺけぺけぺけぺけぺっぺぺけー♪」の曲。
まがりなりにも「驚愕の作戦内容」の軍事シーンだというのに、この能天気さ。
さすが「戦闘なんて二の次」な「シムーン」。
そんなわけで早速シムーンには兵員輸送用のコンテナが取り付けられることに。
もちろん巫女様には大不評。「格好悪い」「シムーンが可愛そう」とシムーンオタクのモリナスさんも大嘆き。
つうか、この娘はやることなすことエロスが漂いすぎ。なんとかしてください。
そんな中、あいも変わらず、フロエさんはお気に入りの少年兵をたぶらかしまくり。
あまりに積極的なフロエさんに、連れまわされる少年兵も困惑することしきり。
少年兵:
「シヴュラ(巫女)とはもっと神聖な侵すべからず…無口なのかと思ってました」
こ い つ ら が 例 外 な ん だ 。
フロエさん:
「…幻滅した?」
少年兵:
「い、いえ」
頬を染める少年兵。
かわいそうに。
無垢な少年が、また一人毒牙に。
退廃しきった空気を流しつつ、何はともあれ始まる作戦行動。
さて、シムーンは起動時にパイロット同士で無意味に接吻するのが通例。
が、フロエさんの視界には先ほど引っ掛けた少年兵が。
…さすがのフロエさんも多少は躊躇。ですが、彼女の相方はアルティさん。
ぶっちゃけ、不本意なのはアルティさんも同じだ。
無理やり事を済ませると作戦開始。
しかし、飛び立ったものの、不安な面々。
アルティさん:
「(輸送兵士を)落とさないように飛ぶだけでも一苦労だよ」
フロエさん:
「(さっき口説いた少年兵が)危険な目にあわないといいけど…」
そんな中、いつだってマイペースなモリナスさん。
モリナスさん:
「ロードレアモン、その髪型素敵じゃない♪」
お前は今がどういうときか分かってるのか。
幸いにも、特にトラブルもなく目標地点には到着。
兵士の皆さんは早速突撃を開始。
一息ついたところで、ネヴィリルさんから、次の指示。
ネヴィリルさん:
「(輸送用の)特殊兵装を切り離すわ」
え?兵隊さんの帰りの輸送はどうするつもりなんだ、お前。
それとも、街を制圧するまで戻ってくるなとでも?
酷ぇ話だ。
しかし、そんな無体な行動にでようとした矢先、突如、街中に炊かれる閃光弾。
どうも今回の襲撃は敵側に筒抜けだった模様。
完全に待ち伏せされてしまっていたようです。
このままでは制圧部隊が大ピンチ。
慌てて支援に向かうテンペスト隊。
市街戦が出来るんだったら最初からやれよ、とも思いますが…。
たぱぱぱぱぱ。唸るシムーンの機銃。
どがむ。爆砕する敵戦車。
意外にも高い戦闘力を誇るシムーン。なんだ、リマージョン抜きでも制圧できそうじゃないか。
ですが、今は陸軍との共同作戦中。
地上では依然として友軍兵が不利な戦いを展開しています。
こうなるとただの足手まとい。シムーンだけで突撃したほうが話が早かったじゃないか。
アーエルさん:
「このままじゃあの人たちが!リマージョンで叩こう!」
ネヴィリルさん:
「でもリマージョンは威力がありすぎるわ」
アーエルさん:
「あの人たちを見殺しにする気か!?」
会話が成立してないのは気のせいですか。
『乱戦してるところにMAP兵器を打ちこもう』
見殺しにはしないかもしれませんが、一緒くたに吹き飛ばすことになりそうなんですが。
が、やむなく放たれたリマージョンは的確に敵戦車のみを粉砕。
おお、ピンポイント爆撃。やればできるじゃないか、とちょっと感心。
が、次に描かれた航跡は…
フロエさん:
「鉄のリマージョン!」
ちょっと待て。
それって、数百機の航空艦隊を一撃爆破する代物じゃ?
唖然とする中、振り下ろされる神の雷。
…さすがに、「味方もろとも粉砕」などと酷いことにはならなかったものの、美しかった街並みは瓦礫の山に。
当然、標的となった敵司令部は見る影もなく木っ端微塵に。
そのあまりの破壊力に、先ほどフロエさんの毒牙にかかった少年兵も呆然。
少年兵:
「シムーンは…悪魔だ」
慟哭したところで次回へ。
【次回予告】
(ナレーション)
『カイムとアルティはパルとなって偵察に出る』
!?
とうとう、みんな大好き変態姉妹のお話のようです。
しかもパル結成ときた。心底ろくでもない話になりそうで、とても楽しみ。
来月号からメガミマガジンでも連載開始。
こっちはギャグテイストになるそうな。
先週放送分で左のお下げを断髪したロードレアモンさん、残った右も切り落としてショートにしてしまいました。
嗚呼、ますますキャラの見分けがつかなくなっていく。
新規視聴者の錯乱ぶりが目に浮かびます。
さてテンペスト隊の乗り込む母艦に、陸戦兵士さん達が乗船してきました。
艶やかで艶やかなテンペスト隊とはえらい違い。むさくるしいことこの上なし。
一応、彼らも元女の子のはずですが、その面影はありません。
どん引きのテンペスト隊ですが、彼らの目的は共同戦線を張ること。
隊長さん:
「しかし本当に大丈夫ですか?
この船に乗る子供達はとても戦いに従事する連中に見えませんが」
それは誰もが思ってることだ。
しかし、巫女さんたちが談笑しながら放つリマージョンが最強兵器なのも事実。
現実は理不尽。
そんなこんなで母船には大量に兵士さんが乗り込むことに。
おかげで今までのお嬢様生活がさらに野卑なものに。
どんどん下がっていく生活水準に、巫女様たちの危機感も募りまくり。
パライエッタさん:
「どんどん汚されていくな、私達」
が、そんな中。
フロエさん:
「へ~、そうなんだ。この近くの出身なんだ!」
紅顔の少年兵:
「はい!戦争が始まって、すぐに志願しました」
フロエさん:
「えらいえらい♪正義の味方だね!」
さすがフロエ姉さん。
この状況にご満悦。男が増えて大喜び。
よりどりみどりの食いまくりです。
これにはむしろ兵士さんの方が引き気味。
フロエさん:
「…大丈夫だよ、私、女になるから♪」
なにこの邪悪な娘。
一方、別の場所では作戦会議。
なんでも某街の奪還のための共同作戦だそうな。
作戦内容は「シムーンで兵士を輸送し制圧する」。
攻撃目標がはっきりしてるなら、軽くシムーン飛ばして銀のリマージョンの一発も打ち込めば?
…とも思ったのですが、「民間の被害を最小にして制圧」するのには向いてないんですね、この小娘ども。
大量破壊兵器しか搭載していない戦略爆撃機。
なお、このときの「作戦会議」中に流れる音楽は、いつもの腑抜けた「ぺけぺけぺけぺけぺっぺぺけー♪」の曲。
まがりなりにも「驚愕の作戦内容」の軍事シーンだというのに、この能天気さ。
さすが「戦闘なんて二の次」な「シムーン」。
そんなわけで早速シムーンには兵員輸送用のコンテナが取り付けられることに。
もちろん巫女様には大不評。「格好悪い」「シムーンが可愛そう」とシムーンオタクのモリナスさんも大嘆き。
つうか、この娘はやることなすことエロスが漂いすぎ。なんとかしてください。
そんな中、あいも変わらず、フロエさんはお気に入りの少年兵をたぶらかしまくり。
あまりに積極的なフロエさんに、連れまわされる少年兵も困惑することしきり。
少年兵:
「シヴュラ(巫女)とはもっと神聖な侵すべからず…無口なのかと思ってました」
こ い つ ら が 例 外 な ん だ 。
フロエさん:
「…幻滅した?」
少年兵:
「い、いえ」
頬を染める少年兵。
かわいそうに。
無垢な少年が、また一人毒牙に。
退廃しきった空気を流しつつ、何はともあれ始まる作戦行動。
さて、シムーンは起動時にパイロット同士で無意味に接吻するのが通例。
が、フロエさんの視界には先ほど引っ掛けた少年兵が。
…さすがのフロエさんも多少は躊躇。ですが、彼女の相方はアルティさん。
ぶっちゃけ、不本意なのはアルティさんも同じだ。
無理やり事を済ませると作戦開始。
しかし、飛び立ったものの、不安な面々。
アルティさん:
「(輸送兵士を)落とさないように飛ぶだけでも一苦労だよ」
フロエさん:
「(さっき口説いた少年兵が)危険な目にあわないといいけど…」
そんな中、いつだってマイペースなモリナスさん。
モリナスさん:
「ロードレアモン、その髪型素敵じゃない♪」
お前は今がどういうときか分かってるのか。
幸いにも、特にトラブルもなく目標地点には到着。
兵士の皆さんは早速突撃を開始。
一息ついたところで、ネヴィリルさんから、次の指示。
ネヴィリルさん:
「(輸送用の)特殊兵装を切り離すわ」
え?兵隊さんの帰りの輸送はどうするつもりなんだ、お前。
それとも、街を制圧するまで戻ってくるなとでも?
酷ぇ話だ。
しかし、そんな無体な行動にでようとした矢先、突如、街中に炊かれる閃光弾。
どうも今回の襲撃は敵側に筒抜けだった模様。
完全に待ち伏せされてしまっていたようです。
このままでは制圧部隊が大ピンチ。
慌てて支援に向かうテンペスト隊。
市街戦が出来るんだったら最初からやれよ、とも思いますが…。
たぱぱぱぱぱ。唸るシムーンの機銃。
どがむ。爆砕する敵戦車。
意外にも高い戦闘力を誇るシムーン。なんだ、リマージョン抜きでも制圧できそうじゃないか。
ですが、今は陸軍との共同作戦中。
地上では依然として友軍兵が不利な戦いを展開しています。
こうなるとただの足手まとい。シムーンだけで突撃したほうが話が早かったじゃないか。
アーエルさん:
「このままじゃあの人たちが!リマージョンで叩こう!」
ネヴィリルさん:
「でもリマージョンは威力がありすぎるわ」
アーエルさん:
「あの人たちを見殺しにする気か!?」
会話が成立してないのは気のせいですか。
『乱戦してるところにMAP兵器を打ちこもう』
見殺しにはしないかもしれませんが、一緒くたに吹き飛ばすことになりそうなんですが。
が、やむなく放たれたリマージョンは的確に敵戦車のみを粉砕。
おお、ピンポイント爆撃。やればできるじゃないか、とちょっと感心。
が、次に描かれた航跡は…
フロエさん:
「鉄のリマージョン!」
ちょっと待て。
それって、数百機の航空艦隊を一撃爆破する代物じゃ?
唖然とする中、振り下ろされる神の雷。
…さすがに、「味方もろとも粉砕」などと酷いことにはならなかったものの、美しかった街並みは瓦礫の山に。
当然、標的となった敵司令部は見る影もなく木っ端微塵に。
そのあまりの破壊力に、先ほどフロエさんの毒牙にかかった少年兵も呆然。
少年兵:
「シムーンは…悪魔だ」
慟哭したところで次回へ。
【次回予告】
(ナレーション)
『カイムとアルティはパルとなって偵察に出る』
!?
とうとう、みんな大好き変態姉妹のお話のようです。
しかもパル結成ときた。心底ろくでもない話になりそうで、とても楽しみ。
コミック百合姫 Vol.4 「Simoun」オリジナルサウンドトラック |
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こっちはギャグテイストになるそうな。