・Fate/stay night 第24話(最終回)「全て遠き理想郷」
始まった瞬間、放送事故かと思った。
なんだこのへっぽこな演出は。
やりたかったことは分かりますが、もうちょっとデコレイトする余地もあったでしょうに…。
しかもそれに続くのが画面いっぱいの「死ね氏ね死ね」。
…いまどき文字演出もないだろうと。
どうせなら画面真っ暗で音だけで「死ね氏ね死ね」と流し続ける方が、原作の意図としても「呪い」効果のインパクトとしても良かったような。
そんなびっくり演出で始まる最終回。2クールに渡って続いた聖杯戦争もこれがラストです。
先週最後に「この世の全ての悪」を自負する呪いの飛び道具を食らった士郎くん。
士郎くんの命も風前の灯……かに見えましたが、気合のみでその危機を脱出。
「この世の全ての悪」、一学生の精神力に敗れる。
呪いから脱出するや否や、ズボンの下から先週遠坂さんに授与された剣杖を取り出します。
真剣を生でズボンに入れて持ち歩く男。さすがは死をも恐れぬタフガイ。
なにやら怖い顔しながら刃物を振りかざす士郎くんですが、そこに神父さんから一言。
神父さん:
「呆れたな。あれから逃れたかと思ったら、万策尽きたか」
士郎くん:
「初めから策なんて持ってねぇ!!」
お願いだから持ってきておいてください。
案の定、何も考えず突撃した士郎くんは、再び神父さんの放つ飛び道具の餌食に。
振り出しに戻る。
一方、お気楽娘セイバーさんは依然としてギルガメッシュさんと交戦中。
ギルガメッシュさんの放つ、必殺のエヌマエリシュ。
それを迎え撃つべく、セイバーさんもエクスカリバーを発射。
ずがん。だんっ。どんっ。ずしゃあ。
押し負けて吹っ飛ばされるセイバーさん。
まるで水切りのごとく跳ね飛ぶセイバーさんがいとおかし。
飛び道具の出力勝負に負けるのはこれで三度目です。学習しない娘だこと。
再び画面は変わって士郎くん。
先ほど食らった呪いの飛び道具にもがき苦しんでいました。
その攻撃は一度破ったはずなのに、番組冒頭と状況が進展していません。
が、追い詰められた士郎くんとセイバーさん、やおら何もない空間に手を伸ばすと不思議アイテムをゲット。
士郎くん&セイバーさん:
「アヴァロン!」
前に出てきた「アーサー王の鞘」とやらが再度登場。
そこから出る謎の光により、士郎くん、呪いの魔の手から脱出。
出来るんだったら最初からやれ。
セイバーさんも、アヴァロンを確認すると全力疾走。それに対し、ギルガメッシュさんは四度、飛び道具を放つ構え。
一方のセイバーさんも、破られ続けたご自慢の飛び道具を発射準備。
おい、それじゃまた同じことの繰り返…
ギルガメッシュさん:
「エヌマ…」
セイバーさん:
「エクスカリバー!」(ざしゅう)
直接、斬った。
やってくれるぜセイバーさん。
飛び道具の名前を叫びながら、相手の口上を遮っての直接打撃。
騎士王の真髄・騙まし討ち、数話ぶりにセイバーさんらしいところが見れた気がする。
つうか、アヴァロン、関係ねぇ。
相手が暢気に飛び道具を撃とうとしたところを、駆け寄って斬っただけです。
出来るんだったら最初からやれ。
【追記】
完全遮断、絶対防御が売りのアヴァロン。
じゃあ、視覚情報や聴覚刺激も遮断しろよ、と思ったのは私だけじゃないはず。
このままじゃ、ショッキング映像を見せられて精神ダメージ、とかを防げません。
あと、とりあえず矛を探そうよ矛。
一方の士郎くん。
冒頭と同じく呪い攻撃を打破すると、刃物抱えて神父さんに特攻。
そこに三度、神父さんから飛び道具攻撃。
ひらり。
華麗なステップでそれをかわすと、刃物を神父さんに。ぐさり。
こっちもこっちでアヴァロンとやらが意味をなしていません。
普通に避けれるんなら、最初に呪いを破った後の特攻で、ちゃんと避けろと。
…かくして、謎の不意打ちによって両者とも無事に勝利。
残るは全ての根源「聖杯」の破壊。
聖杯を壊せばセイバーさんも消滅してしまいますが、士郎くんは決断。
セイバーの誇りを傷つけたくはない、だから責務を全うさせよう。
……今まで、散々セイバーさんの誇りを踏みにじりまくりだった割には、ラストで心変わり。
まぁ、彼も成長したということで納得します。
(しかし、聖杯の中身飲ませてから破壊、じゃダメなのか)
ご主人様の許可を得て、セイバーさんはエクスカリバーを聖杯目掛けて発射。
って、そんな軽いノリで壊していいの、それ!?
そんな不安をよそに、聖杯は無事に崩壊。良かった、これで全滅オチだったらどうしようかと…。
聖杯は破壊され、セイバーさんも消滅。
そして戻ってくる平和な日常。
一方、遠い遠い時の彼方で、セイバーさんは長く果てない夢の中へ。
でも大丈夫、思いさえ覚えていれば、離れていても共にあると信じられるさ。
士郎くんもなにやら悟ったところで、本編終了。
…かくして、死傷者多数、倒壊物無数の壮大な痴話喧嘩・聖杯戦争も終結。めでたしめでたし。
ところで、諸悪の根源「聖杯」は人の手によって作成されたそうですが。
その作成者が同じ手段をいまだ保持していた場合、また作られてしまうと思うのですがどうでしょう。
…そんなわけで、また数年後。次の聖杯戦争でお会いしましょう。
始まった瞬間、放送事故かと思った。
なんだこのへっぽこな演出は。
やりたかったことは分かりますが、もうちょっとデコレイトする余地もあったでしょうに…。
しかもそれに続くのが画面いっぱいの「死ね氏ね死ね」。
…いまどき文字演出もないだろうと。
どうせなら画面真っ暗で音だけで「死ね氏ね死ね」と流し続ける方が、原作の意図としても「呪い」効果のインパクトとしても良かったような。
そんなびっくり演出で始まる最終回。2クールに渡って続いた聖杯戦争もこれがラストです。
先週最後に「この世の全ての悪」を自負する呪いの飛び道具を食らった士郎くん。
士郎くんの命も風前の灯……かに見えましたが、気合のみでその危機を脱出。
「この世の全ての悪」、一学生の精神力に敗れる。
呪いから脱出するや否や、ズボンの下から先週遠坂さんに授与された剣杖を取り出します。
真剣を生でズボンに入れて持ち歩く男。さすがは死をも恐れぬタフガイ。
なにやら怖い顔しながら刃物を振りかざす士郎くんですが、そこに神父さんから一言。
神父さん:
「呆れたな。あれから逃れたかと思ったら、万策尽きたか」
士郎くん:
「初めから策なんて持ってねぇ!!」
お願いだから持ってきておいてください。
案の定、何も考えず突撃した士郎くんは、再び神父さんの放つ飛び道具の餌食に。
振り出しに戻る。
一方、お気楽娘セイバーさんは依然としてギルガメッシュさんと交戦中。
ギルガメッシュさんの放つ、必殺のエヌマエリシュ。
それを迎え撃つべく、セイバーさんもエクスカリバーを発射。
ずがん。だんっ。どんっ。ずしゃあ。
押し負けて吹っ飛ばされるセイバーさん。
まるで水切りのごとく跳ね飛ぶセイバーさんがいとおかし。
飛び道具の出力勝負に負けるのはこれで三度目です。学習しない娘だこと。
再び画面は変わって士郎くん。
先ほど食らった呪いの飛び道具にもがき苦しんでいました。
その攻撃は一度破ったはずなのに、番組冒頭と状況が進展していません。
が、追い詰められた士郎くんとセイバーさん、やおら何もない空間に手を伸ばすと不思議アイテムをゲット。
士郎くん&セイバーさん:
「アヴァロン!」
前に出てきた「アーサー王の鞘」とやらが再度登場。
そこから出る謎の光により、士郎くん、呪いの魔の手から脱出。
出来るんだったら最初からやれ。
セイバーさんも、アヴァロンを確認すると全力疾走。それに対し、ギルガメッシュさんは四度、飛び道具を放つ構え。
一方のセイバーさんも、破られ続けたご自慢の飛び道具を発射準備。
おい、それじゃまた同じことの繰り返…
ギルガメッシュさん:
「エヌマ…」
セイバーさん:
「エクスカリバー!」(ざしゅう)
直接、斬った。
やってくれるぜセイバーさん。
飛び道具の名前を叫びながら、相手の口上を遮っての直接打撃。
騎士王の真髄・騙まし討ち、数話ぶりにセイバーさんらしいところが見れた気がする。
つうか、アヴァロン、関係ねぇ。
相手が暢気に飛び道具を撃とうとしたところを、駆け寄って斬っただけです。
出来るんだったら最初からやれ。
【追記】
完全遮断、絶対防御が売りのアヴァロン。
じゃあ、視覚情報や聴覚刺激も遮断しろよ、と思ったのは私だけじゃないはず。
このままじゃ、ショッキング映像を見せられて精神ダメージ、とかを防げません。
あと、とりあえず矛を探そうよ矛。
一方の士郎くん。
冒頭と同じく呪い攻撃を打破すると、刃物抱えて神父さんに特攻。
そこに三度、神父さんから飛び道具攻撃。
ひらり。
華麗なステップでそれをかわすと、刃物を神父さんに。ぐさり。
こっちもこっちでアヴァロンとやらが意味をなしていません。
普通に避けれるんなら、最初に呪いを破った後の特攻で、ちゃんと避けろと。
…かくして、謎の不意打ちによって両者とも無事に勝利。
残るは全ての根源「聖杯」の破壊。
聖杯を壊せばセイバーさんも消滅してしまいますが、士郎くんは決断。
セイバーの誇りを傷つけたくはない、だから責務を全うさせよう。
……今まで、散々セイバーさんの誇りを踏みにじりまくりだった割には、ラストで心変わり。
まぁ、彼も成長したということで納得します。
(しかし、聖杯の中身飲ませてから破壊、じゃダメなのか)
ご主人様の許可を得て、セイバーさんはエクスカリバーを聖杯目掛けて発射。
って、そんな軽いノリで壊していいの、それ!?
そんな不安をよそに、聖杯は無事に崩壊。良かった、これで全滅オチだったらどうしようかと…。
聖杯は破壊され、セイバーさんも消滅。
そして戻ってくる平和な日常。
一方、遠い遠い時の彼方で、セイバーさんは長く果てない夢の中へ。
でも大丈夫、思いさえ覚えていれば、離れていても共にあると信じられるさ。
士郎くんもなにやら悟ったところで、本編終了。
…かくして、死傷者多数、倒壊物無数の壮大な痴話喧嘩・聖杯戦争も終結。めでたしめでたし。
(左画像) M.N./THIS ILLUSION ビジュアルノベル「Fate/stay night」テーマソング (右画像) /Fate/hollow ataraxia その他、Fate 関連アイテム、および、同、オークション |
ところで、諸悪の根源「聖杯」は人の手によって作成されたそうですが。
その作成者が同じ手段をいまだ保持していた場合、また作られてしまうと思うのですがどうでしょう。
…そんなわけで、また数年後。次の聖杯戦争でお会いしましょう。