穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

売れない娘に価値はない

2006年06月21日 | アニメ、ゲーム・全般
以前にネタにしたお店で今日もお買い物。
例にって例のごとく、玩具コーナーチェック。
先日覗いたときには「プリキュア」を駆逐して「ふたご姫」がのさばっていましたが…。

■新商品:プリキュアにおまかせ!!

プリキュアさんが巻き返していました。
哀れ、ふたごの新商品「ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!プリンセスドール」は二軍行き。メインコーナーから追いやられる始末。
嗚呼、美翔さんからクロスカウンター喰らって崩れ落ちるレインさんの姿が目に浮かぶ。

しかし、よくよくチェックしてみると両者の新商品、発売日は同じですね。
てことは、「ふたご姫」がメインコーナーを飾ってたのはたまたま入荷か何かの都合で「プリキュア」が遅れただけだったのか。
もしくは蓋を開けてみたら売り上げに絶大な差が出たとか。なんて悲しい現実。


とりあえず、悲しくなったので「ふたご」のファインさんのやつを買ってあげました。
だって「前列にレイン。後列にファイン」なんて無体な陳列のされ方してたんだもの!
なにその差別的な売り方!

巷では圧倒的にレインさんの売れ行きが良く、ファインさんが売れ残ってると聞いていたのに、件のお店にはレインさんばかり。
おお、ここではファインさんが強いのか、そんなことを思いつつも嫌な予感。
なんとなくレインさんの箱をどけてみたところ、あらびっくり。

…三列目以降にずらりと並んでいたファインさんの笑顔がいたたまれません。
あの娘はどこまでレインさんに出し抜かれれば気が済むのでしょう。
本当に鈍くさい娘だこと。


【追記】
とりあえず件のフィギュアを組み立てて見たのですが。
この娘、どう見ても下着を着用してるように見えません。
そりゃ、下手に下着なんて描くとあらぬ妄想の対象にされるというのは分かりますが…。
おかげで二重構造になってるスカートのうち、下側を取っ払って組み立てるととんでもない絵面に。
ファインさん、いつの間にこんなアナーキーな娘に…。
コメント (2)
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シムーン 第12話「姉と妹」

2006年06月20日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
・シムーン 第12話「姉と妹」

シムーンを知らない方へ。
基本設定その1:アルティさんとカイムさんは実の姉妹。
基本設定その2:戦闘機・シムーンのペアパイロット=パルは、事実上、恋人同士と同義。


では、本編。

アルティさん:
 「ぁは♪」
カイムさん:
 「僕はパラ様のパルだ!今更なんで!?」

『変態姉妹』の愛称でお馴染みのカイムさんとアルティさん。
いきなり天国と地獄のような二人の反応でお話開始。
彼女たちに告げられた内容はいたって単純。

ドミヌーラさん:
 「明日から、カイムとアルティでパルを組みなさい」

嗚呼、それはなんつうか…。

愛しのカイム姉さんと堂々とパルれることになり、大喜びのアルティさん。
愛しのパライエッタさんと引き離された挙句、変質者以外の何者でもない妹と組まされ激怒するカイムさん。
まさに悲喜こもごも。

絶望にふけるカイムさんは他の娘にも八つ当たり。
とりあえず、先週、彼氏を作ったものの即行で破局したフロエさんに絡んでみた。
(つうか、フロエさん、また新人娘に手を出してる…)

フロエさん:
 「ユンって可愛いとこあるんだ♪」
カイムさん:
 「ふん、やっぽりこの程度か。
  好きだのなんだの言ったって結局こんなもんなんだ」
フロエさん:
 「なによ!大好きなパラ様に振られたからって当たらないでくれる!」
カイムさん:
 (ぶちぃ!!)

そういや、フロエさんはアルティさんのパル。
アルティさんがカイムさんと組むということは、自然に考えればパラ様とはフロエさんが組むんでしょうか。
そんな娘にこんなこと言われたら、そりゃ血管の一つや二つはぶち切れますよ。

その後、小競り合いを演じてしまったフロエさんのところに、アルティさんがフォローをしに。
フォローというか、根回しして味方を増やそうとしてるようにしか見えませんが…。
そんな本心を知ってから知らずか、フロエさんも前回からの恋話をとつとつと語りだします。

フロエさん:
 「…あの夜のことは忘れたくないと思ってる」

夜!?
一瞬、焦りましたが、まぁ、前回の軍事作戦のことなんでしょう。あれ、夜だったし。
が、そんなこととにはお構いなしのアルティさん。何やら思うことがあったらしく、フロエさんの言葉を反芻。

アルティさん:
 「忘れない…あの夜のこと…姉さん…」

流れる、裸のアルティさんがカイムさんに覆いかぶさる回想シーン。
フロエさんの言う「あの夜」とはえらい違いのような気がしますが。
ダメだ、この娘。

翌朝。

しぶしぶながらもパルを組み、アルティさんとカイムさんは空へ。
シムーンに乗る前はとりあえず百合行為に及ぶのがお約束です。ぶっちゃけ接吻。
良かったね、アルティさん。

アルティさん:
 (ぼたぼたぼたっ)

が、キスしたように見えたその後、アルティさんの唇から出血。
カイムさん、噛み切りやがった。
恐ろしい娘。

…まぁ、「実の姉をガチで押し倒す妹」と「それをいつまでも根に持つ姉」では、前者の方が明らかに変態ですが。
なんか、今回の話を見てると「アルティさん、嫌われて可哀想」なんて錯覚をしてしまいそう。
騙されちゃダメだ。

何はともあれシムーンに乗り、空をいく二人。
が、雰囲気は険悪。
アルティさんはなんとか場を和まそうとフリートークをかましますが、逆効果。

アルティさん:
 「姉さん…どうしてこうなっちゃたんだろう」

お前が押し倒したりするからだ。

それでも健気(?)に話しかけ続けるアルティさん。
けれどカイムさんの頑なな態度は変わらず(当たり前だ)。
と、そのとき、二人の乗るシムーンが突如、異常飛行。

…まぁ、こんだけ仲違いしてて問題なく飛ばせたりしたら、パル=百合関係の最後の言い訳すら崩壊するもんな…。

慌てて、同行していたネヴィリル-アーエル機が救助。
と、そんな二機の前に、敵国の空中基地が唐突に登場。
すわ戦闘かと思われましたが、どういうわけか、向こうはこちらに気づいておらず。

アーエルさん:
 「こんなに近づいてるのに、気が付いてないみたい。調べてみようっか」

いつものように無謀極まりない提案をするアーエルさん。

カイムさん:
 「最初から無理だったんだ。いくら姉妹だからって…」

こいつ、アーエルさんの話、聞いちゃいねぇ。
ええと、パルになるのが無理だって?
つうか、我々の常識では、むしろ姉妹だからこそ無理です。

アルティさん:
 「私、(偵察に)行く。私と姉さんは、無理じゃないことをドミヌーラに分かってもらう」
カイムさん:
 「!?」

分からせるべき相手はドミヌーラさんじゃねぇ。
こんだけ嫌がられてるのに、それでも押しの一手。
やっぱり、真に変態なのはアルティさん。

つうか、上記の会話、3人で話が全く噛み合ってません。
テンペスト隊には話を聞かない娘しかいないのか。
絶不安ですが、何はともあれ、アルティ-ネヴィリルで敵戦艦に乗り込んで偵察開始。

慎重に歩を進める二人ですが、敵兵の警戒態勢はザル。気づかれる気配がありません。
その余裕からか、いつしかアルティさんはカイムさんとのことをネヴィリルさんに吐露。
彼女の話した言葉を字義通りに受け取れば、「恋人としてではなく姉妹として仲良くしたい」になるのですが…。

アルティさん:
 「いつか男になって、今度は私が抱きしめてあげたい、姉さんを」

男になる必要はないだろうと。
この娘の本心がよく分かりません。本人も分かってないんじゃなかろうか。
それに、掲載紙が掲載紙だしなぁ…。

一方、待機組のカイム-アーエルペア。
空気読まないアーエルさんが、恐れを知らず、姉妹の不仲の原因を聞いてみます。
それに答えて、カイムさんは壮絶な姉妹喧嘩の発端を語ってくれました。

カイムさん:
 「…あの夜。ボクは弱くなってた。朝になれば初めての戦争。怖かった。逃げ出したかった。そんなとき…」

かちゃ。開くドア。そこにいたのは、アルティさん。

カイムさん:
 「つけこまれたんだ。拒めなかったんだ、アルティの誘いを」

このときのアルティさんの映像。
勝ちを確信し、狙い続けてきた獲物を捕食する、すげぇ邪悪な笑顔。
が、そんな衝撃告白を聞いても、タフネスガール・アーエルさんは平然と応答。

アーエルさん:
 「誘ったのはカイムの方かもしれないじゃないか」

どう考えても、最初に夜這いをかけてきてるのはアルティさんです。
まぁ、最後のゴーサインを出してしまってた可能性はありますが。
しかし、この無茶苦茶な切り返しにカイムさん動揺。

カイムさん:
 「確かめなきゃ!」

言うや否や、敵戦艦に飛びのり猛ダッシュ。
が、なんぼなんぼでもそこまで派手なことをすれば敵兵さんに見つかります。
あっさり空中要塞の縁に追い詰められ、大ピンチ。

と、そこにカイムさんを救出するべく、シムーンが浮上。
乗っているのはアルティさんとネヴィリルさん。
船の縁からシムーンに飛び降りろと呼びかけます。

アルティさん:
 「安心して!私が抱きしめてあげるから!」
カイムさん:
 (うぞぞぞっ!!)

こんなときまで、アルティさん…。
顔面蒼白になったカイムさんは、茫然自失。
そのまま、船の外、空中に転落。

アルティさん:
 「姉さん!?」

落下していくカイムさん。嗚呼、どんどん落ちていく。
幸い、新登場のリマージョンにより救出されましたが、この姉妹の破局の溝の深さを再認識。
こりゃダメだとドミヌーラさんも悟ったところで次回。


…つうか、今回の件、どう考えてもドミヌーラさんの采配ミス。
前回の作戦漏れといい、リモネさんに舐められっぱなしといい、この人のへっぽこぶりはなんなんだろう。
マミマミと並ぶ、壮絶な自爆キャラな気がする。


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今回のキャプチャ画像は、『憎き愚妹とパルを組まされ激怒と憎悪に歪むカイムさん』から。
憎しみで人を殺せるかどうか挑戦中。
可愛いですね、ええ。

【追記】
他の方の感想を見てようやく気が付きましたが、中盤のロードレアモンさんの雷話、ちゃんと伏線だったのですね。
まったく気が回りませんでした。
すごいや「シムーン」。全面的に、してやられた気分。

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三人でプリキュア

2006年06月19日 | アニメ・日曜朝 感想その他
性懲りもなく、どこぞのオークションで商品を落札しました。

■商品名:ふたりはプリキュア MaxHeart ポーズつきぬいぐるみ ~プリキュア&ルミナス三体セット~

前回は黒キュアさん4人セットを1円で落札。
いくら黒キュアさんが中古とはいえ、このお値段はあんまりです。
これでも一世を風靡したというのに…。

でも、今度はちゃんと、人気の白キュアさんもついてます。ついでにルミナスも。
これならきっと商品として成立するに違いない。
さあ、気になるお値段は…?

■落札価格:1円

またか。

気の毒でなりません。
まぁ、その値段で指したのは私ですが、誰も競ってこないので仕方がありません。
1円で成立する人身売買の存在にびっくり。

ちなみに出品者は、前回の黒キュアさんと同じ人です。
連続で1円落札なんてしてしまって、心底申し訳ない。
なんつうか、明らかに発送の手間暇の方がかかってる。

ちなみに、届いた件の商品ですが。
「ポーズつきぬいぐるみ」と題するだけあって、それぞれ可愛らしくポーズをとってくれてます。
ぬいぐるみのデフォルメ具合と相まって、なかなか愛らしいことこの上なし。

……この上ないのですが。



誰だお前。

無理やりな作り笑いと、似合わないぶりっ子ポーズが痛々しいです。
どこからともなく、「買って買って♪」という彼女の声が聞こえてきそう。
でも残念。1円玉でお釣りが来てしまう、この無常さ。

まぁ、ルミナスといえば、本編では無愛想でやる気ないのに、販促グッズになった途端、媚々の笑顔を振りまくことで有名ですが、ここまで極端とは。
人気獲得のため本来のキャラを殺して愛想を振りまいてみたのか、
それとも本当はやりたくないけどお仕事だからと屈辱を押さえて頑張ったのか。

なんにせよ、そんな妄想をしてたらなんだか無性に癒されました。
良かった、落札代金の元は取れたよ。
出品者の方、本当にありがとう。あと、色々とごめんなさい。


…なお、言うまでもない気もしますが、私はルミナスが一番お気に入り。
だってあの娘、小ずるく立ち回っていいとこどりしてるはずなのに、そこはかとなく薄幸なんだもの。
番組が終わって数ヶ月、「なぎほのが恋しい」という声は聞くけれど、「ひかりが恋しい」とは誰も言ってくれない、そんな彼女に幸あれ。

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始まりのチャイムが鳴り出したらイイナ!

2006年06月18日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第12話「かまってくれたらイイナ!」

マイメロの所属事務所・サンリオの株主総会が今月22日に開催。

…まぁ、それ自体はさして興味はありません。
総会で聞きたいことなんて「歌ちゃんはサンリオワールドに居住権持ってるんですか?」とかそんなことしかないですし。
多分、総会屋さんに殴られて退場するのが関の山。(注:サンリオさんはそんな黒い関係はありません!)

どちらかといえば、同日、ピューロランドを無料利用できる方が目玉。
この日、ピューロランドは通常業務はお休み。株主さんに独占解放されます。
なんて素晴らしい。これがブルジョアな気持ちなのね!

当日はアトラクションが全面無料。
しかも、ちゃんとライブショーの類もやっています。
怪奇・「ハローキティのくるみ割り人形」の先行上演をはじめ、恐怖の参加型ミュージカルショー「マイメロディ 天使の大行進」と盛りだくさん!

…しかし、この日、ちゃんと観客は揃うんでしょうか。
なにせ22日は平日。「株券持っててピューロランドに興味あって平日自由に動ける人間」?
下手したら、たった一人でマイメロの大行進を眺める羽目になりそうです。行くべきか行かざるべきか。


さて、今回は父の日ネタ。相も変わらず時事ネタです。
つうか、いつになったら、まともに話が始まるのでしょう。なんだか、延々前作の延長戦が続いてるだけのような…。
もう1クール経過。そろそろ、「くるくるシャッフル」としての話が確立し始めてもいいかと。

そんなこんなで微妙に低いテンションで開始した今回。
しょうもない展開に期待薄でしたが、何気に終盤のオチはいい感じです。
夢野父のギャグ設定は夢野母が発端。
くだらない設定に密かな裏があるのは、個人的には大好き。
そこに至るまでのギャップがでかかっただけに、素直に感動してみた。

以下、それ以外の感想を適当に箇条書き。

・姉さん

奏姉さん:
 「サービスセールの時間に遅れちゃう」

そのまま、疲労困憊して帰宅した父を突き飛ばすようにして外出。
父の日だから優しくしてくれるだろうと思ってた夢野父はがっかり、というのが今回の導入。
ご多分に漏れず、「買おうとしてたのは父の日のプレゼント」オチですが…。

 1.何気にそれはセール品。(もしくはセール品のついでに購入)
 2.そもそも祝う相手をないがしろにしたら、本末転倒では…?

さすが奏姉さん。あの妹にしてこの姉あり。

・マイメロ父

バク父に酒を勧められたシーンにて。

バク父:
 「まぁまぁ、ぐっと一杯」
マイメロ父:
 「…私はお酒は飲めませんので」

そりゃあ、サンリオワールド住人だからな!
サンリオ正社員のマイメロやリズムの父として、酒と煙草とギャンブルはご法度。
バク父とは立場が違います。

なお、この後のやりとりで「そう言わずに」と続くかと思って一瞬焦りました。
酒の強要はリアルに犯罪。さすがにサンリオに怒られます。
まぁ、そこはアナーキーに見せても最後の一線は越えない「マイメロ」。ちゃんと逃げました。一安心。

・マイメロ母

あの母がアイドルなのは必然というか、自然というか。
なにせ娘のマイメロが、今まさにその立場。
ウサギ族は高貴な一族なのです。

しかし、アイドルなウサギ族と比して、酷い扱いのバク族。
バクの刑から察するに、彼らは罪人の一族なのか。それとも酷い扱いを受けてるから刑として選択されたのか。
どちらかはっきりしませんが、欝な話です。
つうか、バクの刑=バクの姿になって惨め、ウサミミの刑=ウサギになって正義の味方。
マリーランドは種族差別の横行する暗黒社会のようです。

・夢野母

ダジャレをはじめ、夢野家の奇妙な伝統を作り上げた張本人。
何気に、彼女の異常行動は桜塚さんクラスのような気が…。
おかげで、今週の「父と母の馴れ初めシーン」、夢野母の仕掛けたトラップのように見えてなりません。
事前にロックオンしてた相手に偶然を装って接触、自分に惚れるように誘導して、見事、本懐を果たしたんじゃ…?
…なんだか、夢野さんが問題児なのも仕方がない気がしてきた。

・夢野さん

騒動が全て解決したその場面で。

夢野さん:
 「バク父さん見てたらナスが食べたくなっちゃったね」

う、歌ちゃん。そんなとんでもない問題発言を…。
いつかこの娘は、ピアノさんを見て「ラムが食べたくなった」とか言い出しそうで心配です。
そんなんだから、いつまでたってもピューロランドに永住権を貰えないんだ。


で、来週は新規クラスメイト話。
良かった、今度こそ新しく何かが始まりそうです。
スタッフの開き直りに期待。


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ところで番組終わりの奏姉さんの一枚絵。
同じ服装でのポーズ違いが複数あった気がしますが、彼女はあのコスプレがデフォルトなんでしょうか。
せっかくなんで、衣替えしまくる妹に対抗して、アングル変えまくりでシリーズ化してみてください。

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Fate/stay night 第24話(最終回)「全て遠き理想郷」

2006年06月17日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
・Fate/stay night 第24話(最終回)「全て遠き理想郷」

始まった瞬間、放送事故かと思った。
なんだこのへっぽこな演出は。
やりたかったことは分かりますが、もうちょっとデコレイトする余地もあったでしょうに…。

しかもそれに続くのが画面いっぱいの「死ね氏ね死ね」。
…いまどき文字演出もないだろうと。
どうせなら画面真っ暗で音だけで「死ね氏ね死ね」と流し続ける方が、原作の意図としても「呪い」効果のインパクトとしても良かったような。

そんなびっくり演出で始まる最終回。2クールに渡って続いた聖杯戦争もこれがラストです。

先週最後に「この世の全ての悪」を自負する呪いの飛び道具を食らった士郎くん。
士郎くんの命も風前の灯……かに見えましたが、気合のみでその危機を脱出。
「この世の全ての悪」、一学生の精神力に敗れる。

呪いから脱出するや否や、ズボンの下から先週遠坂さんに授与された剣杖を取り出します。
真剣を生でズボンに入れて持ち歩く男。さすがは死をも恐れぬタフガイ。
なにやら怖い顔しながら刃物を振りかざす士郎くんですが、そこに神父さんから一言。

神父さん:
 「呆れたな。あれから逃れたかと思ったら、万策尽きたか」
士郎くん:
 「初めから策なんて持ってねぇ!!」

お願いだから持ってきておいてください。
案の定、何も考えず突撃した士郎くんは、再び神父さんの放つ飛び道具の餌食に。
振り出しに戻る。

一方、お気楽娘セイバーさんは依然としてギルガメッシュさんと交戦中。
ギルガメッシュさんの放つ、必殺のエヌマエリシュ。
それを迎え撃つべく、セイバーさんもエクスカリバーを発射。

ずがん。だんっ。どんっ。ずしゃあ。

押し負けて吹っ飛ばされるセイバーさん。
まるで水切りのごとく跳ね飛ぶセイバーさんがいとおかし。
飛び道具の出力勝負に負けるのはこれで三度目です。学習しない娘だこと。

再び画面は変わって士郎くん。
先ほど食らった呪いの飛び道具にもがき苦しんでいました。
その攻撃は一度破ったはずなのに、番組冒頭と状況が進展していません。

が、追い詰められた士郎くんとセイバーさん、やおら何もない空間に手を伸ばすと不思議アイテムをゲット。

士郎くん&セイバーさん:
 「アヴァロン!」

前に出てきた「アーサー王の鞘」とやらが再度登場。
そこから出る謎の光により、士郎くん、呪いの魔の手から脱出。
出来るんだったら最初からやれ。

セイバーさんも、アヴァロンを確認すると全力疾走。それに対し、ギルガメッシュさんは四度、飛び道具を放つ構え。
一方のセイバーさんも、破られ続けたご自慢の飛び道具を発射準備。
おい、それじゃまた同じことの繰り返…

ギルガメッシュさん:
 「エヌマ…」
セイバーさん:
 「エクスカリバー!」(ざしゅう)

直接、斬った。

やってくれるぜセイバーさん。
飛び道具の名前を叫びながら、相手の口上を遮っての直接打撃。
騎士王の真髄・騙まし討ち、数話ぶりにセイバーさんらしいところが見れた気がする。

つうか、アヴァロン、関係ねぇ。
相手が暢気に飛び道具を撃とうとしたところを、駆け寄って斬っただけです。
出来るんだったら最初からやれ。

 【追記】
  完全遮断、絶対防御が売りのアヴァロン。
  じゃあ、視覚情報や聴覚刺激も遮断しろよ、と思ったのは私だけじゃないはず。
  このままじゃ、ショッキング映像を見せられて精神ダメージ、とかを防げません。
  あと、とりあえず矛を探そうよ矛。

一方の士郎くん。
冒頭と同じく呪い攻撃を打破すると、刃物抱えて神父さんに特攻。
そこに三度、神父さんから飛び道具攻撃。

ひらり。

華麗なステップでそれをかわすと、刃物を神父さんに。ぐさり。
こっちもこっちでアヴァロンとやらが意味をなしていません。
普通に避けれるんなら、最初に呪いを破った後の特攻で、ちゃんと避けろと。

…かくして、謎の不意打ちによって両者とも無事に勝利。

残るは全ての根源「聖杯」の破壊。
聖杯を壊せばセイバーさんも消滅してしまいますが、士郎くんは決断。
セイバーの誇りを傷つけたくはない、だから責務を全うさせよう。

……今まで、散々セイバーさんの誇りを踏みにじりまくりだった割には、ラストで心変わり。
まぁ、彼も成長したということで納得します。
(しかし、聖杯の中身飲ませてから破壊、じゃダメなのか)

ご主人様の許可を得て、セイバーさんはエクスカリバーを聖杯目掛けて発射。
って、そんな軽いノリで壊していいの、それ!?
そんな不安をよそに、聖杯は無事に崩壊。良かった、これで全滅オチだったらどうしようかと…。


聖杯は破壊され、セイバーさんも消滅。
そして戻ってくる平和な日常。
一方、遠い遠い時の彼方で、セイバーさんは長く果てない夢の中へ。
でも大丈夫、思いさえ覚えていれば、離れていても共にあると信じられるさ。
士郎くんもなにやら悟ったところで、本編終了。

…かくして、死傷者多数、倒壊物無数の壮大な痴話喧嘩・聖杯戦争も終結。めでたしめでたし。


M.N./THIS ILLUSION ビジュアルノベル「Fate/stay night」テーマソング(左画像)
M.N./THIS ILLUSION ビジュアルノベル「Fate/stay night」テーマソング

(右画像)
/Fate/hollow ataraxia

その他、Fate 関連アイテム、および、同、オークション
/Fate/hollow ataraxia

ところで、諸悪の根源「聖杯」は人の手によって作成されたそうですが。
その作成者が同じ手段をいまだ保持していた場合、また作られてしまうと思うのですがどうでしょう。
…そんなわけで、また数年後。次の聖杯戦争でお会いしましょう。
コメント (4)
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「おかしなお菓子なプリンセス」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年06月17日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第12話「ふたごピンチ!☆ドキドキの公開授業」

問:あなたが『ふたご姫』を視聴するようになったきっかけは?
答:ライブで小島めぐみさんの歌う『おかしなお菓子なプリンセス』を聞いたこと

昨年8月に行われたライブ「Voice in the Live」にて。
参加者の一人、ファインさんの中の人こと小島めぐみさんが当時新発売の「おかしなお菓子なプリンセス」を歌唱。
そのときのライブが良かったこともあって、視聴し始めてみた。


そんなきっかけだったせいもあり、私は絶賛赤派。
最近、不遇な出番が続く彼女ですが、今回はなんと公開授業の参加生徒にご指名されました。
まぁ、レインさんと1セットでですが。

なんで学園きっての問題児が選ばれたのかはいささか疑問ですが、考えてみればふたごたちは宇宙の意思を代弁するユニバーサルプリンセス様。
『問題児のくせにユニバーサルプリンセス』。
そりゃ学園のスポンサー様にとっては視察の最優先ターゲットだわな。

しかしこれには教頭も青ざめ。
スポンサー様の前でふたごどもが大失態を晒せば首が危ういです。
絶望にふける中、決定された公開授業のテーマは「テーブルマナー」。

…これも視察者からご指定?
そうでないとしたら教頭の苦肉の策に違いない。
「ふたごのことだから、食べることに関する技能には期待できるかも」
必死です。

そんな教頭の心労をあざ笑うかのように、ふたごの部屋では彼女たちの教育係による秘密特訓が開始されました。

キャメロットさん:
 「では、明日の公開授業に備え、テーブルマナーをお教えします」

今まで仕込んでなかったのかよ。

教頭、読みを完全に外す。
つうか、これまで宮廷での作法はどうやっていたのでしょう。
テーブルにたどり着くことすらできてなかったとか?……ありそうな気がする。

「プリンセスらしくないプリンセス」の称号に恥じない無能ぶりを露呈したふたご達。
一夜漬けの猛特訓を開始しますが、前途は多難。
特にファインさんの進捗具合が気になります。

レインさん:
 「(ファインの切り取ったステーキのサイズを見て)
  少し大きすぎない?」
ファインさん:
 「私はいつもこのくらい一口で食べるよ?」
レインさん:
 「…少しは周りに合わせないと」

豪快なファインさんにレインさんから冷徹なアドバイス。
レインさんが微妙に上からの目線で話しかけてきてるように思うのは気のせいですか?
ダメな子ファイン。そんな彼女が愛しくてたまらない。


決死の夜が明けて。
無常にも始まる公開授業。
疲労困憊のふたごたちですが、担当の先生も体調に異変が。

タンバリン先生:
 「ごほっ!げほっ!」

風邪でぶっ倒れました。

そもそも料理の授業をするのに、病人を配置するなと。
この学園の人材不足には涙が出そうです。
先生は担架で退場。いきなり病院送りが出てしまいました。

教頭先生:
 「授業を続けるんだ!」
ふたご:
 「でも私たちだけじゃ無理です!」

そりゃ、先生いなかったら「自習」だからな。

これでは公開「授業」にすらなりゃしない。
ふたごの当然の抗議に応え、急遽バンジョー先生が代打登場。
いきなりスタートで蹴つまづきましたが、なんとか授業開始。

バンジョー先生:
 「まずはパンだ」

しかし、運ばれたお皿は空っぽ。
なんでも予算がなかったのでパントマイムで我慢しろとのこと。
まぁ、練習なのだからそれもアリなんでしょうが、公開授業としてはしょぼい限り。

当然、ふたごたちには大不評。

ファインさん:
 「空気の味しかしないよー。
  おいしくない~」

流石は三度の飯より食うことが好きなファインさん。
空気の味を認識していらっしゃる。
しかし、そんな不遜な彼女をバンジョー先生は一喝。

バンジョー先生:
 「おいしくないなどと、例えそう思っても言ってはいかん」

確かに。これはテーブルマナーの講義。
単に料理を食べるだけなら、料理人に文句言うのも一つの権利でしょうが、マナーとしては褒められたものではありません。
『他国の設営で料理にけちをつけるふたご、そして始まる星間戦争』。そんな暗い未来がリアルに浮かぶ。

しかし、ふたごの訴え自体は無事に通り、本物の料理が用意されることに。
出てきた料理は「スープ」。
「音を立ててはいけない」との指導を受け、ふたごはパニック寸前の静けさで食事を開始。

バンジョー先生:
 「…音を立てるなとは言ったが、話はしていいんだぞ」
レインさん:
 「バンジョー先生って、見かけによらずマナーに詳しいのね」

いきなり誘惑するな。

が、そんなレインさんのフリートークに付き合ってる余裕はファインさんにはありません。

冷静に考えれば、ふたごの通称「プリンセスらしくないプリンセス」はファインさん一人に向けられてるようなもの。
こと、テーブルマナーなどの技能に関して、彼女の無能ぶりはレインさんに10馬身つけています。
必死の形相でお上品にスープを掬おうとしますが、スプーンが皿の縁に激突。かちん♪

レインさん:
 「!?」(音が鳴った!!)

レインさん、超反応しすぎ。

バンジョー先生:
 「わざわざ見なくていい。人の失敗は見てみぬふりだ」

そんなレインさんに飛ぶ教育的指導。
おお、なんて的確な注意。
この先生はいい先生です。この学園に入学することがあったら、彼に担任を担当してもらおう。

予想外にまともな授業を展開するバンジョー先生。さすがは王家ご用達の学園の先生です。
けれど、失敗だらけのふたごに業を煮やし、教頭の指示によって一時水入り。
その間に、友人連は元より、普段は敵対してる教頭先生からも応援が飛びます。

ファインさん:
 「でももう後がないよ」

既に詰んでるとは考えないのがふたごのいいところ。

授業再開。最後のお題は「デザート」、出てきた料理は「ぶどう」です。
これは難易度が高い…。
案の定、ファインさんはぶどうを取り落とし、その弾みにナイフを床に落っことしてしまいました。

バンジョー先生:
 「…さあ、ファイン、ナイフを落としたときはどうするんだ?」

『ウエイターを呼べ』

レイン、教頭、テレビの前のお友達、アルテッサら全員から一斉に飛ぶつっこみ。

つうか、こういう仕事は全部ファインさんなのですね。さすがは汚れが似合う女。
ついでに指摘すると、別室で自習を言い付かったはずのアルテッサ、何故かさっきからふたごの様子を見守り中。
まぁ、郷里の仲間のピンチです。暢気に自習なんてしていられませんことよ。

周囲の視線に晒される中、しかしファインさんは自ら屈んでナイフを拾ってしまいました。
嗚呼、一国の王女がなんて無作法。
当然、先生からは注意が飛び、ファインさんは激落ち込み。

ですが、そんなファインさんに先生から励ましの言葉が。

バンジョー先生:
 「失敗しても構わない。そこから学ぶのが授業だ」

やっぱりいい先生だった。

ついでに「マナーを守るのは美味しく食べるための、周囲の人への配慮が本質だ」とも。
安易に「マナーなんかよりも楽しく食べるほうが大事」といかなかったのが好感触。
料理は味だけで楽しむものにあらず。雰囲気や見た目も大事なのです。そしてそれらを演出する大きなファクターが「マナー」。

これらの教育方針に視察者も大満足。
公開授業は大成功です。
ほっと胸をなでおろす教頭先生。

が、突然現れた悪の副会長・トーマくんから一言。

トーマくん:
 「この学園にハッピーエンドなど必要ない……!」

絶望の未来しか許されない暗黒の学び舎・ロイヤルワンダー学園。
てっきり、彼は彼なりに理想があって動いてるのかと思いましたが、どうやら違うようです。
競争を煽ったり成果主義を強調したりするのは、それが正しいと思うから、ではなく、単に嫌がらせだったのか。

彼の召還に応じ、例によって例のごとく、不可解クリーチャーが襲撃を開始。
が、めきめきと戦闘スキルが上達していくレインさんの作戦もあり、さくっと撃破。
レインさん、いつのまにか策士キャラ扱いですね。……たまには、ファインさんにもポジティブ特性を譲ってあげてください。

さて、敵は見事撃退したものの、授業中に魔法を使うのはご法度。
信賞必罰の教頭先生としては見逃すわけにも行きません。
(ちなみに彼、クリーチャーの攻撃から視察者を身を挺して守ったりしてます。彼は何気に好人物だと思う)

教頭先生:
 「教室で魔法を使うとは!
  …でも減点などしたら私の評価が落ちてしまう」
ふたご:
 「これぞ、宇宙が授けた光の答え」

それは『弱みに付け込め』ということか。
大宇宙の下す真理は深遠すぎる。
驚嘆したところで、今回のお話は終了。


【蛇足その1】
 今回の授業、仮にタンバリン先生がそのまま担当していた場合、果たして成功したんでしょうか。
 なんだか、明後日の方向に話が進んで不興を買っていたような気がします。
 てか、微妙にふたごになめられてるし。この手の授業には向いてない気がする。

【蛇足その2】
 ラストのおまけコーナー・視聴者からのイラスト紹介。
 今回のファインレインの似顔絵は珠玉の出来です。
 キャラクターの特徴をばっちり再現。視聴者の心もがっちりキャッチ。未来の画伯に乾杯です。


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冒頭で書いた「Voice in the Live」は今年も開催。ファインさんの中の人は今回も参加を表明中。
「ふたご姫」ライブではないので確証はないですが、おそらく今年もファイン曲を歌うはず。
(夏までに新曲が出なかった場合、個人的には「学園天国」ファインverあたりに期待)

 日時:8月26日 18時開場 18時30分開演
 場所:新宿RUIDO K4
 7月上旬よりチケット販売開始

公式ページはこちら
事務所も番組も通さない、お手製自主イベントなので、おそろしくアットホームなライブが楽しめます。
そういうのに興味のある人はぜひどうぞ。

つうか、集客を上げないと次回に続かないので、必死に宣伝してみる。
一応、去年は秒殺で完売したので、そんなに心配する必要はないとも思いますが…。
コメント (4)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第2話「言えない心」

2006年06月16日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第2話「言えない心」

「Voice in the Live」まで約70日。
それまでに全91話を見ようと思ったら、毎日最低でも1話以上消化しないといけないことに気がついた。
結論、無理。

でもまぁ、出来るとこまでやってみようということで第2話。
今回からみんなのアイドル・波音さんが正式登場。
水色の素敵な女の子です。主に、頭の中身が。

・宝生波音(ほうじょう はのん)
      .,--'-、 
     .((/メヽ))
     .从^ヮ゜ノ)   
     (⊂l_Yjつ†
     (リ く/_|.>リ) 
    (リリリ UU リリ)

 南大西洋のマーメイドプリンセス(水色)
 専用曲:「Ever Blue」「水色の旋律」

 「この娘の頭には、本当に脳みそが入ってるのか心配になる」とはファンの弁。
 頭が軽けりゃ尻も軽い人魚さんの中でも、群を抜いて色恋沙汰が大好物の絶対領域保持者。
 とはいえ、意外と本命には一途で、これと決めた相手にはわき目も振らず大爆走。

 故郷を謎の敵に滅ぼされた暗い過去を持ちますが、そんな様子を微塵も感じさせない明るい性格の持ち主。
 つうか完全に忘れてるとしか思えない。
 まぁ魚脳ですし。鳥でさえ三歩歩けば物を忘れ、黒ヤギさんは読まずに食べるこのご時世。魚の脳容量なんて推して知るべし。

 なお、「初めて『ぴちぴちピッチ』を見たきっかけは?」という問いには「水色の娘(波音)が可愛かったから」と答える人が結構多い。
 何気に、ファーストインプレッションにめちゃくちゃ貢献してる娘です。
 そのせいかスタッフからの絶大な愛を感じる。


始まって間もない第2話、ということで今回も新設定が登場。

『人魚は人間に正体を告白すると泡になる』

元ネタが「人魚姫」なわけだし、まぁ、納得の設定です。
これにより、「変身後の姿を隠さないといけない」という変身もののお約束に妥当な説明をつけることに成功しています。
意外と考えてるぜ、「ぴっち」。

また、るちあさんの想い人の海斗くんは、かつての恩人の人魚さん(正体はるちあ)に懸想中。
そのため、

 るちあさん(人魚形態) ←→ 海斗くん ← るちあさん(人間形態)

という、不可思議な三角関係が成立。恋敵は魚姿の自分自身。
『本当は両想いなのに正体を明かせない、嗚呼、なんてもどかしい』
そんな切ないラブストーリー。

もっとも、所詮「ぴっち」。詳細な中身は適当です。
「告白してはいけない」と呼称されるせいで勘違いされることも多いこの設定、正確には以下のとおり。

 ○:「人魚になるところを人に見られる」
 ○:「持ち物や行動で、正体を見破られる」
 ○:「人魚の姿で恋の告白をする」
 ○:「人の姿で恋の告白をする」
 ×:「人魚と、人間の自分が同一人物だと告白する」

要は、自発的に相手が気がつくのはオッケー。
そんなわけで、当面の目標は「いかにして気がつかれるか」に置かれることに。
海斗くんの名推理に期待。

いまいち方向性が間抜けですが、それ以前にもっと致命的な問題点が。

るちあさん(人間形態):
 「早く本当の私に気づいて…」

瞳を潤ませつぶやくるちあさん。

つうか、お前の本性は人魚の方だろ。

人魚姿で恋愛が成立してるなら、それでいいじゃないか。
相手の男も「人魚の方がいい」という変態。何故、意地でも仮初の人間姿で口説こうとするのか。
地上に来て日も浅いのに、母なる海での自分をすっかり見失っています。

しかも、この制約は「相手が人間の場合に限る」という条件付き。
バレる相手が妖怪の類や別の動物なら無問題。
ぶっちゃけ、「海斗くんは人間じゃない」ことが後に判明するため、このテーマは根本から覆されます。

なんというか、元ネタ「人魚姫」をうまく生かしつつ、
やりようによっては盛り上がりそうなテーマだったはずなのですが…。
やっぱりこのアニメはダメだと思ってみた。


さて、今日襲ってきた敵幹部はエリルさん。
「『面白い顔』と『怖い顔』の一人百面相」、「昆布を操る」等、用途に苦しむ特殊能力の持ち主。
基本的にお笑いキャラですが、結果論的に初期の敵の中では最優秀。何かが納得できない。

そんなエリルさんに対し、早速お歌で応戦。
今回は1話目にはなかった変身台詞つきです。

るちあさん:
 「ピンクパールボイス!」(変身台詞)

『ピンク』 『パール』 『ボイス』

個々の単語をどう接続しても意味が通じません。
まぁ、それでも「桃色の真珠」自体は実在するそうなんで、大目に見ましょう。
無理やり納得しようとしますが、その努力も次の瞬間には瓦解。

波音さん:
 「水色パールボイス!」(変身台詞)

『水色』 『パール』 『ボイス』

中の人も困惑を隠せなかったか、台詞の読み方がなんか変です。
まぁ、こんなどこにどうアクセントやイントネーションつけりゃいいか分からん台詞じゃな。
この台詞を考えた人は偉大だと思う。

やる気のかけらも見られないまま、戦闘開始。
といっても歌うだけですが。

るちあさん:
 「夜明け前、聞こえたメロディ~♪ それはとても懐かしい歌~♪」

攻撃手段が歌。
この時点で、誰もが最初に思う突っ込みにして対抗手段。
策士なエリルさんはすぐにそれに気がつきました。

『とりあえず耳をふさごう』

るちあさん:
 「効かない!なんで!?」

そりゃ歌だからな。
2話目にして、致命的な欠陥発覚。
ここまであっさりと破られる必殺技も珍しい。

とはいえ、歌うしか脳がないのも事実。
幸いにして、今回は相手の隙をつき無理やりお歌を聴かせることに成功。
抜本的な解決はまったく見ていませんが、それでもなんとか次回へ。


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太陽の楽園~Promised Land~<ぴちぴちピッチオープニングテーマ>
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とりあえず、主要キャラが揃うあたりまでは頑張ってみよう。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第1話「真珠の涙」

2006年06月15日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「Voice in the Live」まであと2ヶ月!

ということで、「ぴちぴちピッチ」を最初から見直すことにしました。
ついでなので感想も書いてみよう。
こういう地道な宣伝活動が第三期へとつながるのです。多分。

まぁ、全91話もありやがるので、企画倒れるのが前提ですが。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第1話「真珠の涙」

この話において必要な最低限の知識。

・主人公はマーメイドプリンセス(人魚姫)
・歌で敵を倒す

基本的に「プリキュア」や「セーラームーン」と同じ、現実世界を舞台にした変身ヒロインものです。
けれど、最大の売りにして最大の間違いが、『攻撃手段が歌』であること。
人魚が主役なので「美しい歌声で相手を魅了する」とかそういったところがスタート地点なんでしょうが、なにせ歌ってるのが中の人。

るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」(決め台詞)

かくして毎週垂れ流される『ぴちぴちボイス』。
このアニメはそんな人魚さんたちを優しく見守るアニメです。
そのうち、「歌唱力」などという判断基準が、いかに無力なものであるか、思い知らされる羽目になる。

【第1話あらすじ】
本編主人公のマーメイドプリンセス(略称:マメプリ)の七海るちあさん。
幼いころに失くした魔法アイテム・ピンク真珠を探しに地上へと移住することに。
心配するお付の人たちをよそに、るちあさんは新しい生活におおはしゃぎ。
彼女は幼いころ、海で溺れる男の子を助けたことがあり、そのときの子に再会できるかも、と期待していたのです。
さあ、果たして真珠は無事に見つかるのか?そして初恋の男の子とは再会できるのか?


まぁ、アンデルセンの「人魚姫」が元ネタです。一応。
そう思うと、骨格だけはしっかりしてたはずなのに、なんでこんな出来栄えになってしまったのか…。
きっと、企画書の段階では夢いっぱいの素敵アニメに見えたに違いない。


さて、第1話ということで、話が始まると同時に全開でキャラクター紹介。

・七海るちあ
       __ 
      ,--'-、 
 (___ノ^8(ハルリハ)ヽ、__)
      リ ゜ ヮ゜ノj     
     ⊂l_8jつ† 
    (( く/_|.>  
       Uソ  ))      
 北太平洋のマーメイドプリンセス(ピンク)
 専用曲:「恋はなんだろう」「Splash Dream」

 本作主人公。登場時、13歳。
 本性は人魚だが、真珠を探すため、人間の姿になって地上へ。
 「ぴちぴちボイス」という単語から連想される「この娘大丈夫かしら」なイメージそのままのキャラクター。

 ちなみにるちあさんに限ったことではないですが、人間形態の時に水に濡れると、人魚に強制的に戻ります。
 が、そんな設定があるにも関わらず、人魚どもは自ら水辺へ行こう行こうとする。
 サカナの本能の悲しさとはいえ、危機管理がなさすぎる。

 ついでに、割と大事そうなこの設定ですが、ストーリーにはほとんど絡まず。
 しかも後半になるとほぼ完全に忘れ去られます。
 おかげで、当時の(普通の)視聴者には存在を知らない人多数。 

・タキ
 るちあさんの地上の住居・ホテル「パールピアリ」のオーナー兼専属占い師。
 正体はあこや貝。
 なお、中の人は前回の「Voice in the Live」の参加者。

・にこら
 るちあさんのお目付け役のお姉さん。
 正体は人魚。
 地上では、「るちあの姉」という設定で周囲には認知されている。

・ヒッポ
 マスコット役のペンギン。喋る。

この間、放送時間にしてわずか1分。
導入に手間隙かける気のない素晴らしい高速展開。
なお、これ以後、「にこらさんがお姉さん」「タキさんがホテルのオーナー」等の設定は、ほぼ忘れ去られる。

キャラ紹介のあとは即行で販促活動。
第1話にして「スターアイズミラー」「アワピッチャー」「e-pitch」の三商品を宣伝。すごい!
売る気満々です。それならこっちも協力してあげようじゃないか!

 ■ スターアイズミラー
スターアイズミラー星型の鏡の玩具。鏡面が光る。
その光を瞳に映してうっとりする、というのが遊び方。
斬新ではあるが、「玩具として楽しいのか?」という疑問に答えることができていない。

作中での出番はEDとCMアイキャッチのみ。
応用のしようがない玩具なこともあり、売れ行きは絶悪。
「ぴっち」世界の黒歴史の一つ。

 ■ アワピッチャー
マーメイドメロディーぴちぴちピッチ「アワピッチャー」「ぴっち」を代表する玩具。
お風呂で使う泡製造機で、ハンドルを回すと泡々がいっぱい出る。
が、劇中での泡の出方は誇大広告もいいところ。
これを期待して買うと夢を砕かれることに。

なお、るちあさんはこの玩具を使うとき、謎の呪文を発する悪癖がある。

るちあさん:
 「ぐるぐるあわあわ~♪ぐるぐるあわあわ~♪」

あまりのやる気なさ&棒読み具合に、もう惚れるしかない。

 ■ e-pitch
e-pitchマイクピュア スターターセット
(画像がなかったので、掲載商品は次世代アイテムの「e-pitchマイクピュア」で。まぁ、似たようなもんだし)

もはや販促アイテムという認識すら薄れるほど、毎回吐くほど見せ付けられる素敵なマイク型玩具。
タカラより発売の、家庭でカラオケが楽しめる「イーカラ」。その「ぴっち」verです。
なんというか、主力商品が他商品の別カラーなあたり、この番組が「イーカラ」の販促番組に過ぎないことを思い知らせてくれる。
人魚さんたちの、これから91話に及ぶ報われない販売員ぶりを思うと涙が出そう。


…精一杯好意的に紹介したつもりなのに、揃いも揃って欝にしかならない玩具ばかりなのは何故だろう。

その他、第1話の見所。

・「恋はなんだろう」

 記念すべき挿入歌第一曲。

 るちあさん:
  「聞いて♪ 胸の♪ はじけて飛び散るなんだろう♪」

 それは内臓の類だ。
 るちあさんによって披露された恐怖のスプラッタソングですが、
 「真珠を持っていない人魚は歌が下手」という設定のため、第1話では周囲からは大不評。

 ちなみにこの設定は、第1話でいきなり真珠が手に入る上、その後「真珠をなくす」等のシナリオはないため、全く意味がない。
 つうか、真珠があろうがなかろうが、中の人が元々ぴちぴちボイスなことに変わりはないので、そもそも設定として成立してない。
 「ぴっち」世界には不用意な設定が多すぎる…。


・小さいころに出会った男の子

 るちあさんが海難救助した思い出の男の子。
 ああ、あの子にまた会えるのかしら。
 感慨たっぷりに瞳を潤まするちあさん。

 でも大丈夫、第1話開始10分で見事に再会。


・堂本海斗(どうもと かいと)

 件の、幼少時に溺れているところを救った、るちあさんの初恋の相手。
 素敵な思い出ですが、後にこの思い出はるちあさんの記憶改竄、
 および、そもそも海斗くんは海では死ねない体の持ち主であったことが分かり、無残に瓦解する。


・喋るペンギン

 変身もののお約束・マスコットキャラ。
 「ぴっち」ではペンギンのヒッポくんがその役をすることに。
 これまたお約束どおり、「喋れる」ことは人前では秘密。

 (ヒッポくんと話するちあ。その現場を級友の波音さんに目撃され大慌て)
 波音さん:
  「あれ?るちあ、誰と話してるの?」
 るちあさん:
  「!? な、なんでもない、なんでもない」

 もっともその1分後。

 (海岸を歩くるちあさん、波音さん、ヒッポくん)
 るちあさん:
  「わーいっぱい人がいるね~」
 ヒッポ君:
  「あ、近いところに真珠の反応が!」

 何の補足説明もなく溶け込んでる喋るペンギン。
 そのまま、なし崩しに民間人の前でも平気で活動するようになる。
 わずか1分で設定を破棄するなら、最初からそうしろと。

・真珠レーダー

 ヒッポくんが所持する、真珠の場所を教えてくれる便利なレーダー。
 真珠の持ち主が真横に立っていても気がつかない、素晴らしい精度を誇る。
 一応、後々にいたるまで登場するものの、存在意義はない。


・宝生波音(ほうじょう はのん)

 るちあさんのクラスメイト。
 謎の少女のポジションで登場するも、何らひっぱることもなく「正体は人魚」と判明。
 地上に不慣れなるちあさんにあれこれ世話を焼いてくれるのですが…

(放送開始11分)
 波音さん:
  「よし、この波音が、男のオトし方、教えてあ・げ・る♪」

 ↓

(放送開始21分)
 波音さん:
  「やばくない?人間の男と恋に落ちたりしたら…」

わずか10分で態度を豹変させる女。
波音さん、情緒不安定にもほどがある。
所詮、人魚は魚脳に過ぎないことを如実にあらわす、素敵なキャラクターです。


・イズール

真珠を狙って襲撃してきた敵幹部。
中の人は「Voice in the Live」の出演者。
水竜を操る特殊能力を持ってる。

・「Legend of Mermaid」

通称LoM。
腐るほどある「ぴっち」ソングの中でも、番組を代表する曲の一つ。
襲撃してきたイズールさんに対して何の説明もなく放たれます。

るちあさん:
 「七色の風に吹かれて~♪」

敵に襲撃されて、何故、歌うのか。

呆然として見守る視聴者。
そして、それに負けないくらい、唖然とした様子のイズールさん。
この娘は一体、何がやりたいのかしら。

が、突如、何かが心臓にキたらしく、胸を押さえると激痛に呻く。

イズールさん:
 「うぐ!うぅがぁ!!」

恐怖。敵幹部を心停止に追い込む「ぴちぴちボイス」。

るちあさん:
 「ラブシャワーピーチ!」(決め台詞)
るちあさん:
 「アンコールはいかが?」(決め台詞)

(゜⊿゜)イラネ

誰もが一斉に突っ込んだところで第1話終了。
こうやって見返すと、初回ということで設定が多数出てきますが、その大部分は即行で意味のないものに…。
改めて、この番組の行き当たりばったり具合を再認識した気がする。


【DVD】マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 1(左画像)
【DVD】マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 1

(右画像)
太陽の楽園~Promised Land~<ぴちぴちピッチオープニングテーマ>
太陽の楽園~Promised Land~<ぴちぴちピッチオープニングテーマ>

ちなみに、記事冒頭のキャプチャ画像は「全裸で朝日に向かって仁王立ちするるちあさん」。なんて豪放な性格。
その割には、「人魚姿で行水する姿(貝ブラ着用)」を見られると烈火のごとく怒りますが。
彼女の羞恥心の基準が全く分からない。
コメント (6)
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夏休みに向けた前哨戦

2006年06月14日 | アニメ、ゲーム・全般
近所のスーパーにお買い物に行きました。

で、食料品やら何やらを買い込むついでに、玩具コーナーも覗いてみた。
とりあえずはワゴンセールチェック。人気が離れ、叩き売られてる玩具を見ると、無性に心が休まります。
さあ、安売りされてる気の毒な娘は誰なのか!

日向さん:
 「絶不調ナリ…」

あら、こんにちは。…って日向さん!!
あなた、なんでワゴンなんかに鎮座ましましてるの!?
慌ててワゴンに張ってある告知を確認してみました。

『売り切りセール』

!!

まだ放送始まって4ヶ月だというのに。
しかもよくよく見ると、相方の美翔さんの姿がありません。どうやら早々に売り切られたご様子。
同番組の商品入れ替えだとしても、山盛り状態の日向さんにとっては、なかなか屈辱的な状況です。

なんだか物凄くブルーになりましたが、お買い物は継続。
と、店内を歩いていると、正規の玩具コーナーが目に入った。
かなりのスペースと目立つ位置に作られた、そのコーナーに陳列してあったもの。

・ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!プリンセスドール
・シナモロール関連アイテム

「ふたご姫」が「プリキュア」を放逐してる!

シナモンがでかい顔してるのは理解できます。親玉のキティのはびこり具合を見れば、まぁ、諦めもつくというもの。
しかし「ふたご姫」にまで販売スペースを奪われていたとは。
どうやらこの店はアンチプリキュアさんのようです。なんてあからさまな宣戦布告。酷い。


あまりといえばあまりの差別に、しょんぼりうなだれながら帰宅。
しかし、ワゴンにすし詰めの日向さんの姿が頭から離れません。
どうにも収まりがつかないので、先ほど見かけた商売敵の「ふたご姫」アイテムを検索してみた。

…どうも件の玩具は、6月12日付けで発売された新商品の模様。
なるほど、それでこんな現象が起こってたのか。
別に日向さんが無意味に迫害されていたわけではないようです。ちっ。

でもまぁ、プリキュアさんも新商品を投入の構えです。
レインさんの勝ち誇った笑顔も、果たしてどこまで続くのか。
過酷な玩具商戦の一端を垣間見た気分です。両ヒロインの壮絶な殴り合いに乞うご期待。

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シムーン 第11話「共同戦線」

2006年06月13日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
・シムーン 第11話「共同戦線」

先週放送分で左のお下げを断髪したロードレアモンさん、残った右も切り落としてショートにしてしまいました。
嗚呼、ますますキャラの見分けがつかなくなっていく。
新規視聴者の錯乱ぶりが目に浮かびます。


さてテンペスト隊の乗り込む母艦に、陸戦兵士さん達が乗船してきました。
艶やかで艶やかなテンペスト隊とはえらい違い。むさくるしいことこの上なし。
一応、彼らも元女の子のはずですが、その面影はありません。

どん引きのテンペスト隊ですが、彼らの目的は共同戦線を張ること。

隊長さん:
 「しかし本当に大丈夫ですか?
  この船に乗る子供達はとても戦いに従事する連中に見えませんが」

それは誰もが思ってることだ。
しかし、巫女さんたちが談笑しながら放つリマージョンが最強兵器なのも事実。
現実は理不尽。

そんなこんなで母船には大量に兵士さんが乗り込むことに。
おかげで今までのお嬢様生活がさらに野卑なものに。
どんどん下がっていく生活水準に、巫女様たちの危機感も募りまくり。

パライエッタさん:
 「どんどん汚されていくな、私達」

が、そんな中。

フロエさん:
 「へ~、そうなんだ。この近くの出身なんだ!」
紅顔の少年兵:
 「はい!戦争が始まって、すぐに志願しました」
フロエさん:
 「えらいえらい♪正義の味方だね!」

さすがフロエ姉さん。
この状況にご満悦。男が増えて大喜び。
よりどりみどりの食いまくりです。

これにはむしろ兵士さんの方が引き気味。

フロエさん:
 「…大丈夫だよ、私、女になるから♪」

なにこの邪悪な娘。


一方、別の場所では作戦会議。
なんでも某街の奪還のための共同作戦だそうな。
作戦内容は「シムーンで兵士を輸送し制圧する」。

攻撃目標がはっきりしてるなら、軽くシムーン飛ばして銀のリマージョンの一発も打ち込めば?
…とも思ったのですが、「民間の被害を最小にして制圧」するのには向いてないんですね、この小娘ども。
大量破壊兵器しか搭載していない戦略爆撃機。

なお、このときの「作戦会議」中に流れる音楽は、いつもの腑抜けた「ぺけぺけぺけぺけぺっぺぺけー♪」の曲。
まがりなりにも「驚愕の作戦内容」の軍事シーンだというのに、この能天気さ。
さすが「戦闘なんて二の次」な「シムーン」。

そんなわけで早速シムーンには兵員輸送用のコンテナが取り付けられることに。
もちろん巫女様には大不評。「格好悪い」「シムーンが可愛そう」とシムーンオタクのモリナスさんも大嘆き。
つうか、この娘はやることなすことエロスが漂いすぎ。なんとかしてください。


そんな中、あいも変わらず、フロエさんはお気に入りの少年兵をたぶらかしまくり。
あまりに積極的なフロエさんに、連れまわされる少年兵も困惑することしきり。

少年兵:
 「シヴュラ(巫女)とはもっと神聖な侵すべからず…無口なのかと思ってました」

こ い つ ら が 例 外 な ん だ 。

フロエさん:
 「…幻滅した?」
少年兵:
 「い、いえ」

頬を染める少年兵。
かわいそうに。
無垢な少年が、また一人毒牙に。

退廃しきった空気を流しつつ、何はともあれ始まる作戦行動。
さて、シムーンは起動時にパイロット同士で無意味に接吻するのが通例。
が、フロエさんの視界には先ほど引っ掛けた少年兵が。

…さすがのフロエさんも多少は躊躇。ですが、彼女の相方はアルティさん。
ぶっちゃけ、不本意なのはアルティさんも同じだ。
無理やり事を済ませると作戦開始。

しかし、飛び立ったものの、不安な面々。

アルティさん:
 「(輸送兵士を)落とさないように飛ぶだけでも一苦労だよ」
フロエさん:
 「(さっき口説いた少年兵が)危険な目にあわないといいけど…」

そんな中、いつだってマイペースなモリナスさん。

モリナスさん:
 「ロードレアモン、その髪型素敵じゃない♪」

お前は今がどういうときか分かってるのか。


幸いにも、特にトラブルもなく目標地点には到着。
兵士の皆さんは早速突撃を開始。
一息ついたところで、ネヴィリルさんから、次の指示。

ネヴィリルさん:
 「(輸送用の)特殊兵装を切り離すわ」

え?兵隊さんの帰りの輸送はどうするつもりなんだ、お前。
それとも、街を制圧するまで戻ってくるなとでも?
酷ぇ話だ。

しかし、そんな無体な行動にでようとした矢先、突如、街中に炊かれる閃光弾。
どうも今回の襲撃は敵側に筒抜けだった模様。
完全に待ち伏せされてしまっていたようです。

このままでは制圧部隊が大ピンチ。
慌てて支援に向かうテンペスト隊。
市街戦が出来るんだったら最初からやれよ、とも思いますが…。

たぱぱぱぱぱ。唸るシムーンの機銃。
どがむ。爆砕する敵戦車。
意外にも高い戦闘力を誇るシムーン。なんだ、リマージョン抜きでも制圧できそうじゃないか。

ですが、今は陸軍との共同作戦中。
地上では依然として友軍兵が不利な戦いを展開しています。
こうなるとただの足手まとい。シムーンだけで突撃したほうが話が早かったじゃないか。

アーエルさん:
 「このままじゃあの人たちが!リマージョンで叩こう!」
ネヴィリルさん:
 「でもリマージョンは威力がありすぎるわ」
アーエルさん:
 「あの人たちを見殺しにする気か!?」

会話が成立してないのは気のせいですか。
『乱戦してるところにMAP兵器を打ちこもう』
見殺しにはしないかもしれませんが、一緒くたに吹き飛ばすことになりそうなんですが。

が、やむなく放たれたリマージョンは的確に敵戦車のみを粉砕。
おお、ピンポイント爆撃。やればできるじゃないか、とちょっと感心。
が、次に描かれた航跡は…

フロエさん:
 「鉄のリマージョン!」

ちょっと待て。
それって、数百機の航空艦隊を一撃爆破する代物じゃ?
唖然とする中、振り下ろされる神の雷。

…さすがに、「味方もろとも粉砕」などと酷いことにはならなかったものの、美しかった街並みは瓦礫の山に。
当然、標的となった敵司令部は見る影もなく木っ端微塵に。
そのあまりの破壊力に、先ほどフロエさんの毒牙にかかった少年兵も呆然。

少年兵:
 「シムーンは…悪魔だ」

慟哭したところで次回へ。


【次回予告】
 (ナレーション)
  『カイムとアルティはパルとなって偵察に出る』

!?
とうとう、みんな大好き変態姉妹のお話のようです。
しかもパル結成ときた。心底ろくでもない話になりそうで、とても楽しみ。


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来月号からメガミマガジンでも連載開始。
こっちはギャグテイストになるそうな。

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