本日もオフ。
朝からごろごろするのもどうかと一念発起。減量を兼ねて20kのL・S・D(ロング・スロー・ディスタンス)に行くことにした。
気温が上がりそうだったため、ペットボトルを持参したのが幸いした。折り返しまでに汗が噴出し、ちびりちびりと飲みながら、やっとの
思いで帰り着いた。体重を量ると、2kの減量。昨夜のビールが吹っ飛んだ。 しかし、いきなり慣れないことをするものではない。昼か
らは疲れて何もする気が起きず、ごろごろとしていたが、これもどうかと思い、自転車を駆って、映画に行くことにした。
映画は【180°SOUTH】。
40年前、イヴォン・ショイナード(パタゴニア創業者)とダグ・トンプキンス(ノースフェース創業者)が行ったパタゴニアへの旅に感銘
を受けた若者が、同じ足跡を辿るというドキュメンタリーで、40年前の映像と現代の映像が切り替わりながらストーリーは進む。
ヨセミテでのクライミングやサーフィンの映像がかなり出てくるが、映像を通して、終始、問いかけてくるのは環境保全である。その問い
はしつこくなく、さりげない。最後にイヴォンが「必要の無いシステムは、止めるべきだ」という言葉が非常に印象的であった。
すぐに思い浮かんだのは、今、最も問題になっている原発。原発だけは問題が起きてからは遅い。
20年以上も前のこと、玄海原発建設反対のために現地に行き、土砂降りの中でデモを行い、その後、九電本社前でシュプレヒコールを行っ
たことを思い出した。20年以上の時を経て、やっと、世論が動き出した。
映画の中で、「人類は歴史に学ばない。事実に学ぶのだ」という台詞が出てくきたが、納得のいく言葉であった。
肝心の若者の行動はというと、冬山の経験が無いというのを現地で聞かされたパートナーから、「なんで、今になってそれを云う」と揶揄
される場面があったが、確かに詰めが甘すぎるところがある。
パタゴニアの現状と環境保全を考えるにはお勧めの映画である。
イヴォン・ショイナードはブラックダイアモンドの創始者としても知られる。その前身はショイナード。今は知る人も少ないのではなかろ
うか。私が初めて買ったザックはショイナードであった。質実剛健。良いザックであった。自分が使いたいものを作っていたら、いつしか
会社になったとか。いい波が来たら、工場を閉めてサーフィンに皆で行ったという。今でもその風習がpatagoniaの社風に息づいているよう
だ。うらやましい。
イヴォンもダグは70歳を越えているが、今もクライミングやサーフィンをしている。そして、会社の利益を環境保全のために還元している。
彼らのように年をとりたいものだ。
朝からごろごろするのもどうかと一念発起。減量を兼ねて20kのL・S・D(ロング・スロー・ディスタンス)に行くことにした。
気温が上がりそうだったため、ペットボトルを持参したのが幸いした。折り返しまでに汗が噴出し、ちびりちびりと飲みながら、やっとの
思いで帰り着いた。体重を量ると、2kの減量。昨夜のビールが吹っ飛んだ。 しかし、いきなり慣れないことをするものではない。昼か
らは疲れて何もする気が起きず、ごろごろとしていたが、これもどうかと思い、自転車を駆って、映画に行くことにした。
映画は【180°SOUTH】。
40年前、イヴォン・ショイナード(パタゴニア創業者)とダグ・トンプキンス(ノースフェース創業者)が行ったパタゴニアへの旅に感銘
を受けた若者が、同じ足跡を辿るというドキュメンタリーで、40年前の映像と現代の映像が切り替わりながらストーリーは進む。
ヨセミテでのクライミングやサーフィンの映像がかなり出てくるが、映像を通して、終始、問いかけてくるのは環境保全である。その問い
はしつこくなく、さりげない。最後にイヴォンが「必要の無いシステムは、止めるべきだ」という言葉が非常に印象的であった。
すぐに思い浮かんだのは、今、最も問題になっている原発。原発だけは問題が起きてからは遅い。
20年以上も前のこと、玄海原発建設反対のために現地に行き、土砂降りの中でデモを行い、その後、九電本社前でシュプレヒコールを行っ
たことを思い出した。20年以上の時を経て、やっと、世論が動き出した。
映画の中で、「人類は歴史に学ばない。事実に学ぶのだ」という台詞が出てくきたが、納得のいく言葉であった。
肝心の若者の行動はというと、冬山の経験が無いというのを現地で聞かされたパートナーから、「なんで、今になってそれを云う」と揶揄
される場面があったが、確かに詰めが甘すぎるところがある。
パタゴニアの現状と環境保全を考えるにはお勧めの映画である。
イヴォン・ショイナードはブラックダイアモンドの創始者としても知られる。その前身はショイナード。今は知る人も少ないのではなかろ
うか。私が初めて買ったザックはショイナードであった。質実剛健。良いザックであった。自分が使いたいものを作っていたら、いつしか
会社になったとか。いい波が来たら、工場を閉めてサーフィンに皆で行ったという。今でもその風習がpatagoniaの社風に息づいているよう
だ。うらやましい。
イヴォンもダグは70歳を越えているが、今もクライミングやサーフィンをしている。そして、会社の利益を環境保全のために還元している。
彼らのように年をとりたいものだ。
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