天と地の間

クライミングに関する記録です。

再び八面ボルダーへ

2018年10月31日 | ボルダー

土曜日に今年最後の沢に行こうと計画を立てていたが、深夜にかなりの雨が降ったために取りやめた。
 代わりに日曜日、八面のボルダーに行くことにした。
 前回、後一手と迫って止めたのが心残りで、再び八面無線エリアへ来た。ここはランディングが良いため、
  一人で来るにはいい。

 紅葉シーズンとあって、この日はハイカーも多く、無線塔まで上がるとかなりの車が
 止まっていた。

10時半、駐車場に着くと、車の止め場がないほどいっぱい。
 隅のほうへ止めて、メインエリアに行くと、かなりの人がいる。
 一瞬、手前でためらった。10人は超えているだろうか。皆、知らない人たちばかり。それも若い。今や
当然ではあるが。
 私には登る前に最大の核心がある。一人で大勢の若者のグループに入っていくと、場違いな雰囲気の目線に
 あう。思い過ごしであればいいのだが、年の差が開きすぎると、どうしてもそのあたりが敏感になる。
リードではあまり感じないことである。もっとも、リードの時は二人以上で行くからこういう感覚にはあまり
ならない。

 来た以上は遠慮してもはじまらない。。
 目的のノーズにはすでに何枚かのマットが敷かれて入れ替わり立ち代わりトライしている。
入れてくださいとお願いして、アップもそこそこに課題に取りつくと、4手目ですでにムーブを忘れていてフォ
ール。5分ほどおいて、取り付くとあっさりと登れた。
やはり、前回登れなかったのは単に左手を出す思い切りのなさだったようだ。それが私の課題でもある。
 左手を出す時にはいつも躊躇する。

 目的の課題を落としたので「チェルシー」をやろうと分岐のボルダーに移動すると、4,5人のグループが下り
てくる。エリアに行くと、片づけている人が一人。聞くと地元の人だという。
ムーブを少し教えてもらった後、一人でひっそりと取りついたが、何度かすってんころり。
 人がいないのにこしたことはないが、いなければいないで一人だと無理はできない。
ムーブが定着するまで怪我をしそうだ。そう判断して、また無線塔エリアに戻る。
 無線塔エリアは、先ほどチェルシーから引き揚げてきた人が合流している。
 ノーズの右奥にある初段(一撃必殺)をやってる人がいたので加えてもらい、取りあえず取りついたが・・
 なかなか離陸ができない。6回ほどやって、やっと離陸できたものの右手が出ない。
それも何度かやっているうちに2度ほど浅いポケットに指が届いた。
やってればできるものだ。右手出しなのが幸いした。
しかし、ポケットを取ったとしてもそれからが悪いのだろう。
 欲を出すと怪我の元。大事の前(冬壁)に腰でも痛めれば走れなくなる。考えてみると、外でのボルダーは今年は
 今日が2回目。無理はすまい。
 今日のところは1本登れたのを良いことに引き上げることにした。


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