渋谷駅で、京王井の頭線を目指して歩いていたら
あ~~!!
岡本太郎の「明日の神話」は、ここにあったんですね。
公開された頃にニュースで見て、渋谷駅のどこかしら?と
思っていましたが、本日、思いがけず遭遇。ラッキーです。
真正面から撮ると人が入ってしまうので、エスカレーターから
撮ってみました。作品の大きさがわかるかと思います。
そして、予想通りの凄い迫力。エネルギーが感じられます。
メキシコで30年も行方不明だったという、この作品。
発見されたときの損傷も大変だったらしいが・・
あの岡本太郎のエネルギーが作品に乗り移っていたので
発見され、日本に運ばれて修復され蘇ったような気がします。
でもね・・・岡本太郎というと、まっさきに思い出すことが
あるんです。
それは、○ンツのゴム。。。。
岡本太郎の父上は漫画家の岡本一平。
母上は作家の岡本かの子です。
その昔、母から聞いたのですが・・・
「岡本かの子って、ゲージツ家だからユニークな人だったらしく
それに忙しいから、夫の岡本一平のパ○ツのゴムが切れていても、
直すこともなかったんですって。一平も、ユニークな人なので
ゴムの代わりに、紐を通してはいていたそうよ」
母は、たぶん、本で読んだのでしょうね。
スェットなど紐を通すウェアがある今の時代と違い、
その当時、紐を通してはくというのは・・・かなりのインパクトが
あるように思えるのです(笑)
ゴム代わりの紐の逸話は、ご本人の芸術作品とは全く
関係がないことで、とても申し訳ないのですが・・。
この逸話を面白おかし~く話した、母の名話術を恨むことに
いたしましょうか。