赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

明日の神話

2009-09-16 | 街・散策(東京)

   

渋谷駅で、京王井の頭線を目指して歩いていたら
あ~~!!
岡本太郎の「明日の神話」は、ここにあったんですね。

公開された頃にニュースで見て、渋谷駅のどこかしら?と
思っていましたが、本日、思いがけず遭遇。ラッキーです。

真正面から撮ると人が入ってしまうので、エスカレーターから
撮ってみました。作品の大きさがわかるかと思います。

そして、予想通りの凄い迫力。エネルギーが感じられます。

メキシコで30年も行方不明だったという、この作品。
発見されたときの損傷も大変だったらしいが・・
あの岡本太郎のエネルギーが作品に乗り移っていたので
発見され、日本に運ばれて修復され蘇ったような気がします。

でもね・・・岡本太郎というと、まっさきに思い出すことが
あるんです。

それは、○ンツのゴム。。。。

岡本太郎の父上は漫画家の岡本一平。
母上は作家の岡本かの子です。

その昔、母から聞いたのですが・・・

「岡本かの子って、ゲージツ家だからユニークな人だったらしく
それに忙しいから、夫の岡本一平のパ○ツのゴムが切れていても、
直すこともなかったんですって。一平も、ユニークな人なので
ゴムの代わりに、紐を通してはいていたそうよ」

母は、たぶん、本で読んだのでしょうね。

スェットなど紐を通すウェアがある今の時代と違い、
その当時、紐を通してはくというのは・・・かなりのインパクトが
あるように思えるのです(笑)

ゴム代わりの紐の逸話は、ご本人の芸術作品とは全く
関係がないことで、とても申し訳ないのですが・・。

この逸話を面白おかし~く話した、母の名話術を恨むことに
いたしましょうか。