ぷちぷちと新鮮さがはじけるような苺。
函館近郊の厚沢部(あっさぶ)町産、ジャム用です。
その名も「恋苺」。
一パック350gをジャムにしても、ほんの少しですが・・・保存用じゃないし。
ぎゅっとつまった甘酸っぱさを、ジャムにするのが楽しいし
もちろん、それをいただくのがうれしい。
お砂糖を入れてコトコト煮詰める時間は「恋時間」?(笑)
ジャムを煮たり鶏がらスープをとったりしている時間は、私にとって至福のひと時です。
そんな時に思い出すのは・・・
「つくりながら つくろいながら くつろいでいる」のコピー。
独身だったか結婚していたかは思い出せませんが、若いころ目にして
いいな~と思ったコピーです。
その後、これがコピーライターだった頃の林真理子さんが作ったと
知りましたが、私の記憶では札幌の東急デパートで見たことになっています。
・・・しかし・・・
つい先日のTV(金スマ?)で、このコピーは西友ストアの広告だったと知り
記憶と言うものの曖昧さに、改めて気づきました。
エスカレーターを昇って目にした、大きな広告。
くつろぎながら、手芸をしているようなモデルさんの姿や柔らかな表情も
浮かんでくるほど、はっきりとした記憶なのに。
記憶の断片が、どこかで交差してしまったのでしょうか。
さて、そんな記憶の交差に思いを馳せたりしながら・・・
ことこと、ジャムを煮ることにいたします。