赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

教会バザー

2013-07-16 | 日々のひとかけら

10年ほど前のこと。ミラノに着いたのは朝でした。

早速訪れたミラノの大聖堂は塔の修復工事の真っ最中。
左右対称の美しい聖堂の写真を撮れないのは残念でしたが、
荘厳なお御堂の中で、出勤前に祈りを捧げているビジネスマン・・・
お散歩姿で祈っているマダム・・・
静寂で心の落ち着く記憶として残っています。

そんなミラノの記憶が、カソリック元町教会の修復工事を見て
蘇りました。

  

すぐ近くにあるハリストス正教会とともに、私の好きな教会建築。
90才の高齢建築らしいので、傷みは出るでしょう。

この日(14日)は教会のバザー。
そして、バザーの売り上げは修復費用に充てられるそうです。

パラソルやテントの下は、ビールや焼き鳥。カールレイモンのソーセージ。
お大福。ホタテやツブ焼き。かき氷。
それに、お赤飯やお漬物まで、様々な屋台とイートイン(?)になっています。

 

お顔が写るので賑わいぶりは撮れませんでした。
(手前のテントではお大福用のお餅を臼と杵でペッタンペッタン)

隣に併設している幼稚園を会場として、衣類や雑貨。パンやお菓子のバザーも。
私たちは「食べ専」に徹して、シフォンケーキとマドレーヌを買い・・・

 

外のイートインコーナーでは、この他に↑・・・ソーセージを食べ・・・
つきたての柔らかいお大福を食べてきました。
(ビールは夫のみ。私は運転手でした~)

スタッフの方たちは暑くて大変そうでしたが、晴れた空と眩しい陽ざしのもと。
急坂を上ってくる潮の香りを受けながら・・・
この街らしい時間を過ごせたようです。

お大福とマドレーヌのお土産を持って・・・
「修復が終わり1日も早く以前の姿に戻りますように」と思いながら
母のところへ向かいました。