あらゆる種類の緑があふれています。
夏の光の中で、さやさやと。ふんわりと。
時にはひっそり。ある時は猛々しく。
北海道の夏といえば・・・ラベンダーでしょうか?
風が吹くたびに、紫色の香りが漂ってきます。
私の好きな花。畑一面に咲くジャガイモの花です。
愛らしい花をアップで撮りたいのですが・・・他人様の畑。
遠距離片思いで我慢いたします(涙)。
手前の白い花はマーガレット。
ジャガイモ畑の横に広がるのは、トウモロコシ畑です。
こちらは飼料用と聞きました・・・。
数か月前まで、一面真っ白だったのに。
北海道で生まれ育ちながらも、
冬から春。そして夏・・・と連なる季節を過ごすのは、28年ぶりです。
寒さと風の冷たさに驚いた日々は過ぎ・・・
夏の光の眩しさと、透明な風。木々や花の美しさに驚く日々を
過ごしています。
連日の酷暑から逃れてこの街へいらっしゃるのなら
お迎えにあがります。
そして、もしも到着がお昼少し前なら、お昼をご一緒しませんか?
先日、ランチで訪れたこちらのお店にお連れいたしましょう。
カウンター7席。テーブルが3個(2席・3~4席・2席)。
シェフがお一人で全てをなさっている、美味しくて素敵なお店。
どこを撮っても絵になる佇まいと、とても感じのよいシェフ・・・
私も夫も大ファンになってしまったお店です。
地場産のお野菜を使ったサラダ。
ドレッシングのお味とお野菜へのなじみ具合が最高でした。
お魚(2種類)?お肉(2種類)?と散々迷った挙句、私はこちらにいたしました。
ソイのお仲間のなんたらのムニエル。
写真ではわかりませんがビーンズのブイヤベース風ソースがかかり
さらに、バジルソースが。
この街は新鮮なお魚の宝庫です。
その宝庫からすくい取ったお魚のお味を引出し、さらに展開させたような
そんな一皿・・・と説明するとよいのかしら?
夫がチョイスしたお肉もとても美味。
きっと、あなたもメニュー選びに迷うと思います。
そして、私たちのように「もう一皿」オーダーすることになるかもしれません。
トップ写真は、そのもう一皿。
「イカとブロッコリーのトマトクリームパスタ」です。
鮮度抜群の素材とそれを生かす腕!お試しくださいませ。
可愛いデザートはブドウの入った赤ワインゼリー。
デザートをさげてコーヒーを持ってきてくれたシェフが「どうぞごゆっくり」。
にこやかな笑顔は、あなたの旅の疲れもとってくれるでしょう。
小さな野の花が生けられた窓辺。窓のむこうには津軽海峡が広がっています。
地味な海辺です。
おしゃれな海岸ではありません。
でも、かぐわしいお料理の香りとともに流れているお店の「空気」と
潮風の香りは、きっとあなたもお気に召すと思います。
さて・・・お決めになりましたか?
何時の便でいらっしゃいますか?
お土産はいりません。
空腹と、この街への暖かな好奇心が何よりのお土産です。
到着時間をお知らせくださいませ。
空港ロビーでお待ちしています