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ラグタイムさんの、とっても愛らしいラグビーのお話、楽しみです。こちらは、雑種ながら、まけず可愛い「シロたん」のストーリーです。
3歳になった、・・といっても、わが子ではない、娘の育てた犬のはなしです。
まだ目も開かない、へその緒も付いたままの子犬2匹を拾い、娘は、急遽「子犬のお母さん」となってしまった。
(まだ自分の子どもも育てたこともないというのに。)
とても忙しい仕事を持ち、育てるにはまったく不可能に近い状態なのだが、偶然出会ってしまった、二つのいのちを見捨てることはできなかった。
「小学生みたいなことをしている」
と友人たちに笑われながらも、会社では上司の目を盗んで、机の下に隠した子犬に哺乳瓶でミルクを与え、車での、取材先にもつれていき、必死に子育てをした。
クロたん、シロたんと名付けた、真っ黒と茶色の雑種の子犬。
どこが「白たん」なのかというと、単に、茶色い体で鼻筋だけが白いという。
元気に育った、2匹は、家中を走り回り、じゃれあい、ついには、「父母」が会社に出かけた留守ちゅうに、囲いを飛び出し、部屋をフンだらけにしたり、畳を掘ってしまうという、やんちゃ振りを発揮した。
(その後、男の子のクロたんは、職場のひとにもらわれていき、女の子のシロたんだけが残った。)
そのシロたんが、4月16日に3歳になったのだ。人間でいうと、28歳だそうだ。
本当にご苦労さま。でも、これからもまだまだ続くよ。犬育て―ー。
シロたん、いいお母さんに出会えてよかったねえ!
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