この前、軽井沢に帰ったとき、近くの山の上の別荘地が、ひと山
全部丸坊主にされて売りに出されていました。
そこは、ウン十年昔は、某有名出版社の別荘だったところで、
小山の天辺には茶室があり、趣のある場所でした。
今は、きっと所有者も代わって、こうして売りに出されているのでしょう。
子どもの頃、よくその庭で、橇遊びをしました。
道路側は急斜面です。
山肌もあらわに”とてもきれい”に、売地としての体裁を整えられています。
それまでそこにしっかりと根を張って、斜面を支えていたたくさんの木々が一本残らず伐採されていることに、ショックを受けました。
だいじょうぶ?? そんなに木を伐ってしまって。
本当に大丈夫? そんなに勝手に木を伐らせてしまって、軽井沢町?
ここsengatakiのあたりは浅間山麓の裾野ですから、小さな山が入り組み連なっているようなところです。軽井沢方面、中軽井沢までは、ずっと坂道を下って行きます。
豪雨による災害で、自然の力の前には、人間の生み出した力などなんと無力なことかと、痛いほど知らされているにつけ・・・・・。
自然環境こそが、売りであったはずの我が田舎の現実を、いろいろと考えてしまいました。