「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

冬空に、誕生! ツマグロヒョウモン

2009-12-22 | 葛西スケッチブック

サナギを初めて見つけて以来、ずっと見守ってきたツマグロヒョウモンの蛹が、かえりました。
Sさんがたまたま出会って、すぐに知らせてくれました。12月21日 pm:1:30頃
かえってもすぐには飛び立てませんが、すぐに見にいくと、マツバギクの蛹のぬけがらから少し離れた他の枝にとまって、羽が乾くのを、じっと待っていました。
位置が良くなくて、羽の裏側しか見えませんが、ツマグロ君(?)を激写。

  
模様から見て、どうやら♀の様子。
しばらくたって、すこしずつ羽を動かしはじめたので、隙間から見える羽色を凝視。ややっぱり♀でした。
 
 

羽を全開していよいよ明らかになりました。美しい”ツマグロヒョウモン”のレディというかマダム!誕生です。 ”おめでとう!よくぞこの寒空に”
近くには、Sさんの心づくしの花盛りのビオラの大鉢が!
吸蜜はじゅうぶんに出来るでしょう。
蝶は、マツバギクの葉の上に赤い液体を排出すると、そろそろ動き出し、葉の下の風よけになるような場所へ移動しはじめました。
幼虫ではマイナス4度でも越冬例があるとか、成虫ではどうなのでしょうか。
タテハ蝶の仲間では、枯れ葉の間で、越冬する蝶もいますが、南から北上中の蝶・ツマグロヒョウモンにとっては、かなり厳しい冬でしょう。
保護して来るべきだったかなあ・・・と思いつつも、自然に任せました。がんばれ!

コメント (2)
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