
「きょうという日」
「天にまっすぐ」
に続く、3冊目の詩集ですね。
子どもたちへの、優しさに満ちた心弾む詩情、
躍動感にあふれた春の詩、
ひっそりと小さな虫の音にも耳すます感性、
そして「虹」のなかにはーー、
思いもかけない空の笑顔
雨の先にある
ほほえみ
と、素敵な言葉があって、私も心の中に
「虹」を改めて感じました。
ーー、60兆あると言われる細胞のすべてからの、生きる歓びに輝くーー
林さんからのメッセージ、確かに受け取りました。
<ジュニアポエム双書>と銘打ったこの詩集、
遙かジュニアを離れてしまった私のこころにも深く響いてきました。
こどもたちだけでなく、
おとなだって読まなければ、勿体ない。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
☆春はどどど 林佐知子詩集 (1200円+税)
- ジュニア・ポエム双書
- 林佐知子・串田敦子
銀の鈴社