中央公園です。見上げるような高木に、赤っぽい花がいっぱいひも状に下がっているのが見えました。
たぶん、ハコヤナギだと思います。ハコヤナギは、雌雄異株で、これは花が赤っぽいので、雄株のようです。
雌株のはなは、白っぽく、綿毛の付いた小さな種をとばします。
下に落ちた花は、芋虫のようにも見えて・・・一瞬ギョっとしますが・・・。
ハコヤナギの材は、柔らかく細工しやすいので、箱やマッチの軸を作ります。
箱を作るから、ハコヤナギ。
葉は、葉柄が長く、風を受けて揺れやすい造りになっています。
夏にはポプラのような葉がよくしげり、風にひるがえりよく鳴るので、ヤマナラシ(山鳴らし)とも呼ばれます。
可憐なハボタンの茎立(くくたち)です。薹が立ち花が咲く。
でも、円熟した女性が、春のドレスで装っているように見えませんか~?
すこし急ぎ足で。
ハナニラと遅れてきたムスカリ君はこんな具合です。
花にらやダヴィデの星を敷きつめる
有馬朗人さんのこんな句に出合いました。