今年もますます隆盛です。ツツジの植栽の中のナワシロイチゴ。
去年は、ちゃんと実がなったのも見届けました。
頑張っているね!あまり条件も良くない都会で。
何年か前、初めて見つけたときには、びっくり&嬉しかったものでした。
花びらのあるような無いような~独特の形。白い綿毛に覆われて花びらのよう
に見えるのはガク片。 花はどこに~? どうも、咲いている気がしない~。
(どうでもいいようなことに、こだわってしまうこと、まま。)
他でも全く花についての記述がないので――
・・・本棚の古い植物百科を開いてみました―――。
「若い枝は、葉裏とともに白い綿毛で覆われている。
花序は、白い毛をかぶり、桃色の五弁花を上向きに開く」
ガクより短く、すぼむように立って、咲いている花なのでした。
なんだか納得。
苗代の頃に実がなるので、この名前。バラ科の落葉低木。
なるほど、木と言われれば確かに。蔓を伸ばし、植栽などの上を覆って殖えます。
こちらは、住宅公園のイボタノキ。もりあがるように小さな花がいっぱい。
微かに匂う。モクセイの仲間。ライラックの台木にするそうです。
花の付き方が小さなライラックです。
” 枝にイボタロウムシ(イボタカイガラムシ)が寄生し、雄虫は体表にろうを分泌するので、羽化
した後に集めたロウ<イボタロウ>を、家具の艶出しなどに使う。”
ライラック